過ごしやすい季節になってきました。秋という季節はいろんな事を考える気持ちにさせてくれる素敵な時季ですね。今日、偶然に何年か前に買った本の中から素敵な言葉を見つけました。丹羽宇一郎さんという実業家で、伊藤忠商事において社長、会長を歴任された方、現在においてもグローバルに活躍されている方です。私なんて全く無縁な程の雲の上の方なのですが、生き様は本当に自然体でいらっしゃる、そんな方の言葉です。「人間は『ただの人』として生まれ、『ただの人』として死んでいく。だったら、その途中も『ただの人』でいよう。自分の心にうそをつかない。そして、虚栄心をなくして他人にもうそをつかない。『お天道様は見てござる』なんだよ。大切な人を裏切らず信用される生き方ができるか。私は最後の最後までその精神を心に抱いて生きているよ。」この『お天道様は見てござる。』は私のお婆ちゃんも何かあるたびに口にしていた言葉です。毎日毎日カリカリと過ごしてしまっている現代社会の中、たしかに働く事は競争社会でもありますが、でも、働く喜びのひとつとして、仕事を通じて信頼しあえる仲間がいる事、そして困難を乗り越えた時の感動もあります。ライバルや敵を倒すことばかりを考えてカリカリと仕事をするのではなく自分に正直に、自分にうそをつかない『清く正しく美しく』の心も、時々思い出さなくてはいけませんね。だって、お天道様は見てござる、、、ですね!秋の夜長、Nat King Cole の歌うStardust を聴きながらそんな事を考えていると、優しい気持ちになってきます。明日も愛に満ちあふれた一日になりますように…。

もうすっかり秋の風を感じるようになりました。夜は肌寒い位ですね。今年の夏は猛暑日が多くて厳しい夏でしたが、でも日本は四季というものがあり、その時々の空気を感じながら過ごす事ができ、やっぱり良い国だなぁと改めて感じます。そんな秋の夜にゆっくりと好きな本を読みながら或いは好きな絵や写真を観ながら聴くにはぴったりの曲を聴いて下さい。Earth Wind &Fire のAfter The Love Has Gone という曲です。1979年の曲という事で、ものすごく古い曲なのですが、全くそんなカケラも感じさせない素晴らしい名曲です。私が知ったのはすでに名曲として名を連ねていた高校生の頃ですが、、、私はDavid Foster という作曲家が大好きで、その関連からこの曲を知りました。EW &Fといえばもう、ソウル・ファンク界でのJBに勝るとも劣らない神様の様な存在です。彼らのダンスミュージックのようなファンキーな曲もカッコよくて最高ですが、バラードも素晴らしく素敵!David Foster ならではのうっとりするメロディアスな旋律とEW &Fのお洒落なグルーブに酔いしれます。気持ちのいい日本の秋の夜、いろんな楽しい事を考えたり、ちょっぴりセンチメンタルに想い出に浸ったりするのもいいですね。そして素敵な音楽も一緒に…!素敵な秋のひとときになりますように…。

夜風が秋の空気を感じさせてくれるようになってきました。とはいってもまだまだ暑い日もありそうです。夏の疲れが出てこないように無理のない日々を過ごして下さいね。話は全く変わりますが、最近、小さな子供が亡くなるニュースを本当によく耳にします。虐待が本当に多い…。さらに、子供にとっては大好きで、絶対的な存在であるはずのママ、あるいはパパからうけています。私は、綺麗事を言うつもりは全くありませんが、子供は私達大人が守っていかなければならない、小さくて儚くて弱い人間であると思っています。ましてや、2才や3才の子供なんてとにかく可愛くて小さくて…。子育てで大変なママもいらっしゃるでしょう。でも、やっぱり生命を持って生まれきた子、大切にしてあげて下さい。当たり前の事ですが、誰もがみんな最初は子供だったんです。無責任かもしれませんが、そんな大変でいっぱいいっぱいで子供を育てているママにこの曲を贈ります。Stevie WonderのIsn’t She Lovely という曲です。この曲は、彼の娘、Aishaちゃんが生まれた時に、奥様とAishaちゃんに向けて作った曲です。「君がこの子を宿してくれたからAishaと出会えたんだよ!僕達の愛から生まれた生命ってなんて尊く可愛いんだろう!」素敵な言葉ですね。曲の素晴らしさは当然の事ながら、歌詞も本当に素敵です。その、今ちっちゃな子が何年かして大きくなって、この曲を一緒に聴いたらそれまでの思い出も合わせてもっともっとhappyを共有できますよ、きっと…。生命は尊いものです。大切な宝物である命を持っている事に幸せを感じながら、是非この曲を聴いて下さいね。明日もまた素敵な一日になりますように…。

台風10号の影響で私の住んでいる地域も大変な雨で、運転していて何度もハンドルを取られそうになりました。九州地方では停電になっている地域もあるというニュースが飛び込んできました。なんとか頑張って下さい、と私達は祈る事しかできません。行方不明の方もいらっしゃるという事です。少しでも早い発見を心から祈っています。本当に自然の力を甘くみていてはいけないと今一度感じます。今日は、こんな大変なおもいをされている方もいらっしゃる時に音楽なんて…という思いもありましたが、こんな時だからこそ少しでもhappy な気持ちになって頂けたらと、私の好きな曲をオススメさせて下さい。EW&F のメンバーとしても活躍したPhilip Bailey がジャズ、ヒップホップの素晴らしい重鎮のミュージシャンと組んで出来上がったアルバム『Love Will Find A Way 』からYou’re Everything という曲です。この曲は、Chick Corea 作曲の有名な曲です。ジャズマンの曲をPhilip Bailey らしい抜け感たっぷりのお洒落なファンクで聴かせてくれます。Chick Corea のヴァージョンは当然の事ながら、こちらも素敵です。Philip Bailey のようにアメリカを代表するミュージシャンの地位を持っていても、なお、現在のジャズに刺激を受けて彼ならではのアルバムを作り上げたそうです。神様の様な存在の彼が、どこまでもチャレンジしていく精神は、私にとってすごいパワーを与えてくれます。さあ、またこれから失敗しながらもチャレンジしていく事にします。そして、そのためにも少しずつ過ごしやすくなっていく秋を感じながらこの曲を今夜も聴こうかな…。皆さんも是非、この曲の抜け感、そして秋の風を感じながら聴いて下さいね。

暑い暑いと言いながらも9月になりました。本当に日本は四季がある国ですね。今日、仕事が終わって外に出たらもう夜風が秋の香りです。だんだん夜も過ごしやすくなってきて、ゆったり本を読んだりするにはぴったりの季節ですね。今日の曲は、そんな秋を感じながら聴いて下さい。スタンダードジャズ、Dexter Gordon のCheese Cake という曲です。モダンジャズの代表的なテナーサックス奏者のDexter Gordon の奏でるストレートでダイナミックな演奏スタイルは、私達にパワーを与えてくれるチカラ、そしてパワーがあります。秋の夜、しっとりとしたバラードを聴く夜も素敵ですが、是非今夜は彼の力強いグルーブ感を楽しんでください!私はいつも季節が変わる度に何か新しいチャレンジをしてみたくなります。なかなか成功にはつながりませんが…!まあ、そんな時は、Walt Disney の言葉を思い出します。「失敗したからってなんなのだ。失敗から学びを得て、また挑戦すればいいよ」その通りですね。失敗すればするほど手持ちのカードが増えていろんなことを乗り越える応用力も身につく!そう思っています。なんでも挑戦あるのみですね。さあ、今月も頑張って下さいね。そして皆さんにとって、この秋もhappy!な事が一杯ありますように…!

まだまだ暑い日々が続きますね。今日は週末、そんな暑い夜もカッコよくビールでも飲みながら大好きな恋人やお友達、あるいは仲間たちと素敵な音楽をBGMに、気取ってイカした時間を過ごしてみてはいかがですか?私のおススメする曲は、私もオンタイムでは全く知らなかったくらい古い曲ですが、そんな時代も感じさせないむちゃくちゃカッコいい曲!Average White Band のPick Up The Pieces という曲です。1970年代にイギリスから現れたファンクグループです。ファンクの元祖としても知られるJB等のグルーブを模範にしながらイギリスのパブで力をつけていったそうです。私が大学生の頃、当時Club でDJ がリミックスして流していてカッコいい!と思い、DJ BOXまで曲名を聞きにいって知りました。そしてその後(かなり後ですが!)、5年ほど前、ちょっと軽く(笑!)ファンクセッションバンド『中村和正バンド』を組んで何回かライブをしていた時(数回で終わってしまいましたが笑)この曲を演奏したりもした私の大好きな曲です。自分をゆっくりと休めてあげる事も大切な時間…。そしてその次はカッコ良く自分を演出してくれる曲を聴きながら浸ってしまうのも楽しくて素敵な事ですね。Average White Band と一緒にカッコいい気分になりますように!

8月も終わりに近づき夏ともまた来年までお別れを感じる季節ですね。まだまだ暑い日々ですが、フッとした瞬間に吹く風に秋の気配を感じます。夏の終わり…と言うとなんだか寂しい感じになってしまいますが、冬に向けてのスタート、ハロウィンがあり、クリスマス、そしてNew Year !ワクワクする季節の始まりですね。そんな中、ワクワク楽しい季節の合間に吹くちょっと寂しさを感じる風の音を聞きながら、たまには独りで疲れた自分を癒してあげるのもいいものです。ある程度の大人になると、あるいは若くても鋭い感受性を持つ人は、きっと生き続ける事の大変さをいつも感じて、自らを頑張って奮い立たせ、本当にギリギリのところで生きて戦っている方もいらっしゃる事でしょう。側から見るとカッコよくて素敵ですが、きっとそんな自分に疲弊している方もいらっしゃると思います。そんな方たちに私からお贈りする今日の曲です。山下達郎のAmapola …。山下達郎さんの声だけでの多重録音のアカペラです。私が初めてこの曲を聴いたのは高校生の時でした。若いが故の行き場のない気持ち、自分でも説明のつかない絶望感にうちひしがれていた時に出会った想い出深い曲です。今は、いろんな想いを込めてピアノソロのお仕事の時によく演奏しています。秋の風を感じながら、この曲が皆さんの胸に響いて、現実からほっとした空間に逃避する事ができますように…。とお祈りしながら贈ります。

今年の夏は毎日暑くてもうお洒落して出かけたりするのも億劫になってしまいそうですね。マスクもしなきゃいけないし…。なんて言ってると、ますます引きこもってしまいそうですね。引きこもってお家で好きな事に時間を費やしたり、ボーッとしたりするのも自分を見つめ直すいい機会ですが、たまには凄くお洒落してお出かけしてみるのも素敵な時間の過ごし方ですね。いつもはなかなか行く事のないラグジュアリーなホテルのカフェ、大人の雰囲気のお洒落なBar 、ワンランク上の素敵なレストラン、(高級なお店ならではの密にならないサービスも万全です)なんて、気取って出かけてみて自分をちょっと異空間に置いてみるのもいいですね。。大人なBar は独りでも静かにゆっくりとした時間を過ごす事ができる空間で私は大好きです。今日はちょっと異空間に連れていってくれるお洒落な曲、イタリアのClub でヒットしたPaolo Fedreghini &Marco Bianchi のOriental Smile という曲を皆さんに贈ります。聴いているだけで、お洒落な異空間に連れていってくれる曲です。車で夜のドライブにもぴったり。きっと素敵に気分転換させてくれますよ!

今年の夏は、本当に暑い夏ですね。コロナウイルス対策でマスクも着用する中、熱中症にはくれぐれも気をつけてお過ごし下さいね。とはいえ、今日は終戦記念日。戦争の空爆で水を飲む事もできず熱い熱いと言いながら亡くなっていった方達の苦しみを思うと、この暑い夏を平和に過ごせていることに感謝して幸せを感じなければいけませんね。90代のお年寄りの方の言葉を記事で読みました。「今のこの時代が夢のようです。あの時代は全てが狂っていた。誰が悪いとかでなく、犠牲になって亡くなっていった人達を思うとただただ悲しい…。」と涙をこらえてお話しをされている姿を見て、私達は今の環境が当たり前になりすぎて、、、今のこの幸せな時代は、この犠牲になった方々のおかげで成り立っていることを忘れてはいけないと今一度心に誓いました。そして、この素敵な時代がずっと続いていくように、戦争で天国に逝ってしまった方々の分も頑張らなくてはいけません。前向きに進んでいこうと思います。今日の曲は、夏になると聴きたくなる曲、Sergio Mendes &Brasil ’66 のBerimbauという曲です。暑い夏の夜にぴったり。。。暑い暑い!と言いながらビールでも飲みながら聴く事のできる今の時代に感謝して乾杯ですね……!

お盆です。皆さんはどんな風に過ごされるのでしょうか?お盆休みで旅行、ご実家に里帰り、という方々もいらっしゃる事でしょう。是非、楽しいお休みをお過ごし下さいね。私は、仕事が入っているということもありますが、それとはまた関係なく、お盆は亡くなった方が天国からこちらの世界に帰ってくる時期という考えが子供のころからあり、なんとなくこの季節になるとご先祖様に感謝の気持ちを込めて手を合わせに実家に行き、家で静かにいろんな事を考えながら過ごしています。今年は、父の初盆にもなるので、私のところに来てくれるかな?なんて考えながらお参りをしています。私は、目に見えないチカラ…というものを信じています。やはり、今、元気で頑張る事ができているというのは守ってくれている父、そしてご先祖様と思っています。私の祖母はとても賢く、優しい人でしたが、厳しい人でもありました。「人生には良い時も悪い時もある。人間の意志ではどうにもならない事もある。でも、人生がわかるのは逆境の時だよ。」そう教えてもらいました。さあ、明日からもこの言葉をお守りに、頑張る事にしよう。。。と、このTommy Flanagan TrioのPEACEを聴きながら天国にいるお婆ちゃんに伝えました…。ご先祖様にちょっと語りかける、そんなお盆の過ごし方も素敵な夜ですよ…!