寒くなってきました。もう11月も終わりに近づき季節はすっかり冬。風邪をひかないように暖かくして過ごしてくださいね。そんな寒くなってきたこの頃、心をホッと温めてくれるような曲を今日はあなたへ贈ります。『You Raise Me Up 』。ノルウェーの作曲家ロルフ・ラヴランドとアイルランドの作詞家ブレンダン・グラハムによる楽曲です。様々な歌手がカバーしているのできっと知っている方も沢山いらっしゃるかと思いますが、その中でも今回は私がとっても好きなヴァージョンです。オランダのMartin Hurkens が創り出す世界感…。彼は特にメジャーに売れている歌手ではなく特に華々しい音楽家としてのブランドがあるわけでもありません。でも、道行く人々が足を止めて聴き入り涙を拭きながら遠くを見つめる光景…。私自身、地元で地道に演奏活動をしているピアニストですので、彼のこのプロモーションvideoを観ながら歌声を聴いていると、こんな存在でピアノを弾き続けていきたい…となんとなく共感し、音楽というものを通して何かしらのエネルギーを発信できる事に喜びを感じます。そしてあらためて、心を込めて優しい気持ちで演奏するピアニストでありたいと思います。寒くなってくると気持ちもうつむきがちになってしまいそうですが、彼の歌声はそんなあなたに優しく語りかけてくれます。夜眠る前のひととき、暖かいお部屋でこの曲と共に穏やかな空気が流れますように…。

今日は凄くシリアスなタイトルをつけてしまいました。私自身、、子供の頃からいつも生きているという事に、人間、生命体の不思議さ、どこからきてどこに向かっているのか…と考えるちょっと不思議な子でした。高校生の頃にトルストイの人生論を読んでさらに生きていく事に対しての矛盾や、でも生きていかなければならないという、一体、人として生まれてきたことが幸せなのかそうでないのかずっと考え続けていました。大人になった今、もう一度読み直してみても、大人になった分ちょっぴり諦めが良くなったせいか或いは強くなったせいか、少しは矛盾点は減少して…でも生きている間はずっと続く私にとって永遠の問いのようです。今現在も戦争という争いは悲しくもある状況、それだけではなく、人種差別、極度な貧困で苦しんでいる世の中。私自身も生きていく事に必死な中、私に何が出来るのか…。少しながらの寄付金をして、あとは、驕り高ぶることなく優しい気持ちを持って生きていく…。それくらいの事しかできませんが、凛として強い心を持ちながら優しさのある人でいたいな…と思っています。今日お届けする曲は、Michael Jackson の『Heal The World 』。何回聴いても素敵な曲です。イントロのピアノはMarty Paich 。この曲を聴いていると、難しい人生論よりももっと大切な生きる意味を教えてくれているような気もします。あなたにも、そしてあなたのまわりにいる大切な人達にも、たくさんの優しさに包まれますように…。

秋も深まって寒くなってきました。こんな季節に聴きたくなるアルバムです。Joe Sample のSAMPLE THIS 。この中からの一曲をあなたへ贈ります。このアルバムは彼の作品をGeorge Duke がプロデュース、リメイクしてリリースされたものです。素晴らしい彼の仲間たちとの演奏は、Joe のピアノがシンプルに綺麗でメロディアスに展開されていて彼のアルバムの中で私はかなり好きな一枚です。今日は、その中から『Street Life 』。クルセイダース時代ヴォーカルをフューチャーしたヴァージョンもカッコいいのですが、こちらはちょっとテンポを落としてgrooveの効いた感じ、ゴスペルチックなコーラス、気取って秋の夜長を過ごしたい気分にさせてくれるサウンド感がたまらなく素敵…。寒くなった秋の夜空を眺めながら暖かい部屋で好きな飲み物でも飲みながら聴いているとちょっぴり自己陶酔してしまう…そんなひとときも良いものです。さあ、明日もあなたらしく素敵に頑張る一日にして下さいね。今宵は、素敵なあなたへ素敵時間が訪れますように…。

久しぶりにLuc Besson 監督のATLANTIS をゆっくり観ました。私の大好きな映画監督の一人で、特にこのATLANTIS は色々と疲れている時やなんだか無の状況になりたい時には観たくなる作品です。セリフもなく、青く輝いている海を舞台に海の生き物達が様々な日常を繰り広げるシーンを観ていると、海の中も私達の日常と変わらない生活があり、私達人間には知り得ない、入っていってはいけない未知の世界があるような気がします。知らない世界をお互いに持ちながら同じ地球人として共存していくからこそ、もらう事が出来る自然のエネルギーがあるのかな…と思ったりもします。世界中のあらゆる海で撮影された神秘的な海中の世界とEric Serra の創り出すサウンドが展開する作品です。最高……、溜息と一緒に素晴らしいインスピレーションとエネルギーが沸々と湧いてきます。今日はその中から『Iguana Dance 』をあなたへ…。ちょっと怖い顔をしつつもなんだか憎めないキュートなイグアナのしぐさにクスッと笑みが溢れます。自然の中に溶け込むような精神で素直に生きていたいと思います。あなたにも優しい空気が流れる日常でありますように…。

一人旅に車で出かけて日本を一周したというなんとも羨ましくもあり、素敵な女性…と言っても20代の若い女の子ですが…その彼女の記事を読みました。もともと私自身もかなりの自由人であり、いつかは自由気ままに大好きな車で時間にとらわれない旅をしたい…と思い続けて現在も過ごしています。が…、なかなか実行できないのも現実。きっと私のように思っている方々、沢山いらっしゃるでしょう…。彼女の過ごした旅のストーリーを読んで、ちょっと日々頑張るエネルギーをもらった感じです。私がその夢をかなえることができるのはいつの事になるのかわかりませんが、そんなちょっぴりわがままな夢を持つのも人生を生きている醍醐味の一つ。さあ、これからも心を込めてピアノを演奏して(それが私の最大に頑張る事かな…)いこうと思います。今日はこの曲をあなたへ贈ります。私の大好きな作曲家、日向敏文さんのアルバムの中から『新しい遊牧民』。彼の曲を聴いていると、メランコリックな旋律とクラシカルなサウンドが融合し、さらに独特のメッセージ性を感じる世界観に惹き込まれます。私もこんな世界を感じてもらう事が出来るピアノが弾きたい…、それも旅に出る事と同じくらいの人生においての目標ですね。この曲も心を込めてあなたへ贈ります。素敵なひとときになりますように…。

ちょっと車を走らせてひとり時間に身を置きたくなりました。いろんな考え事をしたり忘れたいことがあったり、心が切なくなった時の私の解消法です。もともと車の運転は大好きで、よくドライブに出かけます。楽しい気分でハイテンションな時もドライブは最高ですが、ちょっと気分が乗らない時や、どうしようもない虚無感に襲われた時は夜中であろうと急に思い立って車のハンドルを握ります。なんというか、私にとって車の運転は、演奏とはまた違う集中力を使い、いろんな嫌なことも忘れさせてくれる大切な仲間のような存在。さあ、これから出かけようと思います。今日はBoney James のサウンドと一緒にドライブです。そして、あなたへ贈る曲は、彼のアルバムの中から『Luna 』。彼のメロウな音色が冴える素敵な曲。あなたにも素敵時間が訪れますように…。今月もあなたらしく生き生きとした時が流れますように…。

今日は私がよく聴く日本のミュージシャンの曲をお届けします。サカナクションの『グッドバイ』。10年近く前にリリースした曲ですが、バンドリーダー山口一郎の創り上げるこの世界観が凄く好きです。「探してた答えはない、此処には多分ないな」と歌い始める虚無感のようなものがありつつも歌い続ける…、なんと言うのか…出すことの出来ない答えを求めつつもでも生きていかなければいけない世の中のようです。サカナクションの曲は最初に聴くと不思議な世界観に包まれます。その後、また聴きたくなる魅力がある…。それは山口氏の創り出すクラブミュージック系のポップでキャッチーなフレーズにのせた素晴らしく鋭い表現の歌詞がそうさせているのかもしれません。時には、彼の曲を聴いていると涙が止まらなくなります。やっぱり秋はいろんな事を考える感覚を刺激してくれる季節なのかもしれません。久しぶりにサカナクションの『グッドバイ』を聴いてちょっぴり感傷的になりつつも素敵時間を過ごせたかな…。あなたにも秋の穏やかな風と共に静かなひとときが訪れますように…。そして、この曲も一緒に…。

寒くなってきました。秋の風と共に寒さもやってきてちょっぴり物寂しさも感じますが、それと同時に暖かい部屋でゆっくり聴くジャズは心も暖かくなり落ち着いた気分にもさせてくれます。今日はそんな時に私が聴く曲のひとつをお届けします。ジャズギタリストのレジェンド、Kenny Burrell のアルバムの中から『Moon and Sand 』。Kenny Burrell と言えばブルージーでgrooveの効いたアプローチのイメージで、それが最高にカッコいいギタープレイなのですが、このアルバムは美しさと繊細さが前面にクローズアップされて、超絶プレイヤーの彼の中に潜んでいる優しさのようなものを感じます。ちょっと切ない季節になってくると聴きたくなるアルバムです。これからどんどん寒くなってくる季節ですが、温かくして過ごしてくださいね。そしてちょっぴり寂しさを感じているあなたへ私から心を込めてこの曲を贈ります。温かい飲み物でも飲みながら、あなたへ幸せ時間が舞い降りてきますように…。

10月も後半になり秋も深まってきました。何故か秋はちょっと物寂しさも手伝って日常あたりまえのように聴いている音もなんというのか…、ある意味冴えて響き渡り、叙情感が増して聴こえてくるような気がします。ふらりとひとりで何処かへ旅に出かけたくなる…そんな旅情を掻き立てられる…季節です。今日お届けする曲は、そんな時に私がよく聴いているアルバムで、Kenny Drew Trio の『Impressions 』。邦題では『パリ北駅着、印象』と素敵なタイトルにもなっています。Kenny Drew のピアノは、ブルージーなノリで迫ってくるような素晴らしく小気味良いフレーズの中にクラシック的なエッセンスが潜む気品のあるサウンド、大好きなピアニストの一人です。こうして聴いていると、やっぱりDrew のピアノの音色は秋が似合う。深まりゆく秋の風、ちょっと切ない心、と同時に掻き立てられる叙情…この季節の風情を彼のピアノと共に静かに堪能してみてくださいね。そして、彼の生涯の相棒となったベーシストのNiels-Henning Orsted Pedersen と会話をしているかのようなアプローチ、Kenny Drew Trio の傑作です。あなたにとって素敵な秋のひとときになりますように…。

秋はお洒落もいっぱい楽しみたくなる季節…。そしてお洒落をしたらやっぱり素敵時間を過ごしに出かけたくなりますね。素敵なあなたをいっぱい楽しんでくださいね。やっぱりそこにお洒落な音楽があったらさらに最高…。今日はそんなあなたへ贈ります。AOR といわれるジャンルのサウンドでその代表ともいえるミュージシャンBobby Caldwell のアルバムの中から『What You Won’t Do For Love 』。アーバン(都会的)でメロウなサウンドで、この抜け感のある音創り、私自身がずっと音楽はこうあるべき(間も音なのです)と思い続けているスタイルです。ClubやHip Hop リスナーはきっと刺さってしまうのではないのでしょうか。ジャンル、世代を超えたミュージシャンかと思います。そして、バックミュージシャン達が創り上げるハイセンスなgrooveが彼の音楽をさらに磨きあげている…そんな感じです。お洒落をして、こんな曲を聴いているとちょっといつもとは違うあなたがきっと生まれます。そんな自分を発見するのも楽しいですね。素敵なあなたと素敵な秋に乾杯…。