前にもダイアリーで書かせて頂いたのですが、私は車の運転が大好きです。そして、ひとりだけでドライブを楽しむ事も大好きです。最近、ちょっとバタバタして忙しくしていたせいか、また久しぶりに私のドライブ熱がむくむくと出てきました。今日の曲の、Jamiroquai のCosmic Girl はそんなシチュエーションにぴったり!車好きの私にとっては、『車』は単なる移動の手段に利用するというよりも(もちろん、そういった意味でもとっても便利なものですが)自分だけのプライベート空間であり、無心に運転しながらいろんな事を考える事のできる、自分だけのプライベートステージである空間です。疲れてきている時ほど、ちょっぴり遠出して海でも眺めに行ってみようかな?なんて色々と想いが膨らんできます。私の愛車は、ここに出てくるJamiroquai 達が乗っているフェラーリやランボルギーニではありませんが(笑)大切な家族であり、友達である、大好きな分身です。今年ももうあと1ヶ月弱ですね。今年あったいろんな事、新しい出会い、嬉しかったこと、楽しかったこと、悔しかったことや残念だったことですら、全部に感謝しながら(だって命あるからこそ感じられるわけですものね)次のお仕事が入っていない日には、ちょっと遠くまでドライブを楽しみに行こうかな…と思っています。皆さんも是非、たまにはいろんな定義に縛られない自由な空間(それが私は車の室内空間ですが)に身を任せて私的ステージを楽しんでみてはいかがですか?そしてその時には、スタイリッシュでモダンなJamiroquai のCosmic Girl と一緒に…。あなたをもっと素敵でお洒落な空気感に包んでくれますよ。

私の好きな単語のひとつに『アンニュイ』という言葉があります。「退屈」「暇」なんていう意味もありますが、私にとっては「神秘的」「つかみどころがない」「ミステリアス」といったニュアンスの素敵な響きの単語です。皆さんそれぞれに理想とする生き方があり、目指している理想のスタイルがあることと思います。私はまさにこの「アンニュイな雰囲気」「アンニュイな空気感」という感覚がすごく好きで、なんとなくそんな感じの空気感を持った女性でいたいと思っています。今日の曲はそんな私にとっての憧れの女性であり、まさしくアンニュイというイメージがぴったりなKahimi Karie さんの『L’amour 』という曲です。おそらくかなりマニアックな知る人ぞ知る曲かな、、と思いますが私の大好きなまさにアンニュイでお洒落な素敵な曲です。ちょっぴり音楽的な事も言うとアレンジも最高に素晴らしいです。歌っているカヒミさんは現在ニューヨークに在住の素敵な女性です。日本の女性ですが、ミュージシャン名を何か無国籍な感じにしたくてKahimi Karie としたそうです。彼女のコケティッシュでアンニュイな囁きヴォーカルがお洒落な秋の夜を演出してくれます。今夜は、ちょっと日常から気持ちだけでも離れて、カヒミさんのL’amour と一緒にアンニュイで素敵な夜を過ごしてみてくださいね。美味しいワインなんてあったらさらに最高…!素敵な夜を…。

寒くなってきました。もうすぐ12月ですから当然と言えばそうなのですが、、、風邪をひかないように気をつけて過ごして下さいね。寒くなってきた秋の夜、今夜はジャズの名盤をお贈りします。数多くある名盤の中でも大名盤!と言っても大袈裟ではないJohn Coltrane のA Love Supreme (至上の愛)からResolutionです。この名盤を初めて私が聴いたのは高校生の時でしたが、はっきり言って子供過ぎて、しかも全くと言ってもいいほど今から思えばジャズの理論も何も勝手にわかったつもりでいただけの高校生の私にはこのアルバムの素晴らしさを理解する事は無理でした。ただ、巨匠コルトレーンというブランドで(失礼ながら!)聴いていました。その後、私も私なりに成長して有難くもピアニストとしてお仕事もさせていただく事ができるようになり、あらためてこの年齢になって聴いて思うのは、ひたすら途方にくれるばかりの感動です。コルトレーンカルテットの最高傑作!です。コルトレーンの偉大さは当然の事ながらマッコイ・タイナーのピアノ、素晴らしいとしか言いようのない、、、最高です。スローナンバーのピアノも彼ならではの涙がでるような、心に語りかける素晴らしいサウンドですが、このアルバムの中のピアノはとにかくカッコいい!ドラマーのエルヴィンのアプローチも彼ならではの超絶な技巧の中にも独りよがりではない、でも圧巻のドラミング。黄金のカルテットと言われる意味が本当にわかる素晴らしいアルバムです。今日はジャズのマニアックなお話になってしまいましたが、そんな理屈は抜きにしてその中の曲、Resolution と一緒に今宵は名盤の曲と共に温かくして秋の夜を過ごしてくださいね。

ふっと今日はエリッククラプトンの歌うChange The Would が聴きたくなりました。クラプトンが物憂げに歌うラブソングなのですが、「I can change the world I’ll be the sunlight in your universe ~」の歌詞は、世界を変えられるなら世界を照らす太陽の光に僕がなるよ…恋人に伝えているはずの詩は、時に、私にとって自分が自分に言っているような気分になります。世の中には絶対に確実といえるものはなかなかありません。でも、少しでも可能性があれば、それは実現するかもしれない!とも思います。向こう見ずなことに挑戦するエネルギーも一つのチャンスと思っています。いくつになっても挑戦する行動力、集中力にエネルギーを注ぐ事は素敵なことですね。もしかしたら予想もしていなかった奇跡が待っているかもしれません。新しい変化が何気に好きな私にとっては、このクラプトンの歌うChange The World は、「もしも今の自分の世界をちょっぴり変えられたらなあ」と思う私に優しく背中を押してくれる名曲です。でも、理屈は抜きにしてとにかく素敵な曲です。今日は、クラプトンの歌う名曲に酔いしれて下さいね。

今日は、この秋の季節、なんとなく寂しがりやさんの貴方に贈ります。気持ちいい秋の風とはいうものの、ちょっぴりなんだか寂しく感じてしまう季節でもありますね。そんな貴方を誘い出してくれる曲、Jamie Cullum というピアニストでボーカリストでもある素敵な曲です。彼は素晴らしいジャズピアニストなのですが、このMind Trick という曲は彼の作ったポップスの傑作です。この曲を聴くと、なんとなく気分が滅入っていても「さあ!楽しんで頑張るよ!」と遊びも仕事も全部楽しまなきゃ、なんて気持ちにさせてくれます。自分らしく生きること、他人の目よりも自分が自分に正直に生きているか、それが一番大切なことですよね。日々の生活は、ある意味、旅をしているのと似ていると思います。昨日の失敗も過去のこととして解き放ってあげて、新しい今日を新しい自分でいく事にしましょう!Jamie Cullum のキャッチーな歌声とピアノのサウンドがちょっと落ち込んだあなたに心地よい刺激をくれます。そして、パワフルな気持ちにさせてくれますよ。いつもいっぱい頑張っているあなたに私からこの曲をお贈りしますね!

11月です。日本は本当に四季折々の空気を感じさせてくれる素晴らしい国ですね。その中でも秋という季節はいろんな事を考える気分にさせてくれるロマンチックなときですね。みんなでワイワイと楽しい時間を過ごすのも素敵ですが、この季節ならではの楽しみ方の一つとして一人でゆっくりといろんな事を考えながら素敵な曲と共に過ごしてみるのも最高です。今日は、そんな時に私が聴きたくなる一曲です。John Coltrane のYou Don’t Know What Love Is という彼のBallads というアルバムの中の一曲です。彼の奏でるsaxophone は、テクニックの素晴らしさは当然の事ながら、スローナンバーの曲を聴いているとその音色に涙が出てきます。その涙は、けっしてかなしい涙ではなく、生きていることの充実感や、頑張ることのできる日常への感謝を感じさせてくれる、なんだかほっこりして出てくる幸せな涙です。いつも頑張っている貴方にこの曲をお贈りします!今夜はゆっくりと秋の夜のひとときをColtrane の音色と一緒に過ごして下さいね。きっと彼の奏でる音が貴方に優しく語りかけてくれますよ。

私の住んでいる地域は、今日は朝から雨が降っています。ずっと秋晴れが続いて気持ちいい季節ですがたまには秋の雨も静かでいいものです。今日みたいな日は、そんな雨音を聞きながら過ごすのも素敵です。お仕事の方ならお昼休みのほんのひと時とかにこのSoft Rain という曲をBGMにぼんやりしてみるのもいい気分転換。お仕事がお休みの方なら美味しいお茶とお菓子でも用意して静かに好きな本でも読んだりしてみるのも素敵です。エレクトロニックなサウンドが今日のような単調なしとしと降る雨にぴったりマッチします。雨の音はいろんな事を考えるシーンを作ってくれます。私は、お仕事の時、お休みの時、どちらにしても皆平等に与えられた一日24時間どう使うことができたら自分は幸せか…なんて考えたり時々します(もちろんたまにですが笑!)。でも、今日のような雨の日に(私は今日はお休みです笑)ぼんやりと音楽を聴きながら過ごしていると何でもないささやかな事こそ幸せなんだ、と気がついたりします。日々のちょっとした喜びを大切にして足元の現実を積み重ねていくことが未来につながっていく…なんて思ったりします。こうして何気ない事に気づかせてくれるのも静かな雨音の魅力ですね。皆さんも今日は、このSoft Rain という曲を聴きながら静かな気持ちになってみると何気ない日常にある、お金で買うことのできない宝物に気がつくかもしれません…。今週も貴方らしく素敵な一週間になりますように…!

秋晴れの気持ちいい季節ですね。今日は、私のオススメの曲の中では珍しいE.Guiter のカッコよさ!を感じさせてくれる一曲です。先日の曲でオススメしたJoe Sample もメンバーの一人でもあるThe Crusaders の曲です。むちゃくちゃ古くて!当然私自身、オンタイムでは知らないのですが、ジャズ、ファンクが大好きでとりつかれた!ようにそのジャンルの曲を聴いていた大学生の時代に知りました。Spiral という曲ですが、とにかく只々カッコいい!特にこの曲は、メンバーの一人でもあるラリー・カールトンのギターに酔いしれてしまいます。そして、このカッコよいグルーヴを作り上げているStix Hooper の存在も忘れてはいけません。ものすごく迫力のある音色のドラマーなのですが、身体がファンクの塊のような!迫力がある音量なのにファンク独特の抜けた感じ、でも安定したグルーヴ、もしかしたらバスドラムのタイミング?、、、と勝手に考えたりしていますが…(笑)ドラマーのお話ばかりになってしまいましたが、このSpiral という曲を聴いたら、きっとラリー・カールトンのギターのプレイと共にドライブにでも出かけたくなってしまいますよ!くれぐれもこのフレーズにノリすぎて!スピードの出し過ぎには注意してくださいね(笑)さあ!気持ち良くファンキーな曲を聴きながら、日本の素敵な秋晴れの風と共に今週も頑張りましょう!「頑張るぞ!」と一発奮起させてくれるさせてくれるグルーヴですよ。

訳もなく無性に切なくなったり寂しくなったりする時があります。精神的に疲れている自分がすごく小さな存在になり、途方にくれてしまったり自分を見失いそうになる事、、、おそらく現代社会に生きる私達誰もが、多かれ少なかれ感じてしまう事が度々あるのではないでしょうか。『生きていくこと』は本当に大変な事ですね。そんな時、私はJoe Sample のピアノが聴きたくなります。クルセイダーズでのfunkyなピアノもカッコよくて大好きですが、彼の作る美しくメロディアスなピアノをフロントに繰り広げられる世界観は涙が出るほど悲しく儚く、でも清々しい世界に連れ出してくれる…そんな感覚です。私もこんな風に感じてもらえるようなピアニストでありたいといつも思って演奏しています。今日はその中からMelodies Of Love という曲をお贈りします。人は生きる上で哀しみや疲れもありますがそれと同じくらい、或いはそれ以上に喜びや希望という美しい光を持っていると信じています。ヘルマン・ヘッセが「あなたの求める光はあなた自身の内にある。太陽もある。星もある。月もある。」と言っています。自分を見失いそうになったらJoe Sampleのピアノと一緒に静かに自分の心と向き合ってみてくださいね。きっと彼のピアノが優しく語りかけてくれますよ…。明日も素敵な一日になりますように…。

10月も半ばになり秋も深まって心地良い季節ですね。今日は、そんな秋の夜にぴったりなイタリアのartistの曲です。Paolo Fedreghini &Marco Bianchi のアルバムからの曲です。彼等の醸し出すサウンドは、生音と電子音が融合したクラブジャズでありながらMarco の小粋でエレガントなピアノの音色が冴えるお洒落な気分にさせてくれる音楽です。Daniel Richards のVocal がまたさりげなくセクシーです。皆んなでワイワイも、もちろん楽しい時間ですがちょっぴりセンチメンタルな気分になる今の季節、一人で静かにコーヒーを飲んだり、お酒の大好きな貴方ならワインでもいいですね!そして、いろんな事を考えながら過ごしてみるのもとっても素敵な気分転換…と思います。今日の曲は、その彼等のアルバムの中から『Stay』という曲です。スタンダードジャズとはまた違った、このいい意味での抜け感のあるグルーヴを楽しみながら素敵な秋の風と共にくつろいだ時間を過ごしてみるのもいいですね。素敵な貴方に私からの贈り物!…です。