今年の夏は毎日暑くてもうお洒落して出かけたりするのも億劫になってしまいそうですね。マスクもしなきゃいけないし…。なんて言ってると、ますます引きこもってしまいそうですね。引きこもってお家で好きな事に時間を費やしたり、ボーッとしたりするのも自分を見つめ直すいい機会ですが、たまには凄くお洒落してお出かけしてみるのも素敵な時間の過ごし方ですね。いつもはなかなか行く事のないラグジュアリーなホテルのカフェ、大人の雰囲気のお洒落なBar 、ワンランク上の素敵なレストラン、(高級なお店ならではの密にならないサービスも万全です)なんて、気取って出かけてみて自分をちょっと異空間に置いてみるのもいいですね。。大人なBar は独りでも静かにゆっくりとした時間を過ごす事ができる空間で私は大好きです。今日はちょっと異空間に連れていってくれるお洒落な曲、イタリアのClub でヒットしたPaolo Fedreghini &Marco Bianchi のOriental Smile という曲を皆さんに贈ります。聴いているだけで、お洒落な異空間に連れていってくれる曲です。車で夜のドライブにもぴったり。きっと素敵に気分転換させてくれますよ!

今年の夏は、本当に暑い夏ですね。コロナウイルス対策でマスクも着用する中、熱中症にはくれぐれも気をつけてお過ごし下さいね。とはいえ、今日は終戦記念日。戦争の空爆で水を飲む事もできず熱い熱いと言いながら亡くなっていった方達の苦しみを思うと、この暑い夏を平和に過ごせていることに感謝して幸せを感じなければいけませんね。90代のお年寄りの方の言葉を記事で読みました。「今のこの時代が夢のようです。あの時代は全てが狂っていた。誰が悪いとかでなく、犠牲になって亡くなっていった人達を思うとただただ悲しい…。」と涙をこらえてお話しをされている姿を見て、私達は今の環境が当たり前になりすぎて、、、今のこの幸せな時代は、この犠牲になった方々のおかげで成り立っていることを忘れてはいけないと今一度心に誓いました。そして、この素敵な時代がずっと続いていくように、戦争で天国に逝ってしまった方々の分も頑張らなくてはいけません。前向きに進んでいこうと思います。今日の曲は、夏になると聴きたくなる曲、Sergio Mendes &Brasil ’66 のBerimbauという曲です。暑い夏の夜にぴったり。。。暑い暑い!と言いながらビールでも飲みながら聴く事のできる今の時代に感謝して乾杯ですね……!

お盆です。皆さんはどんな風に過ごされるのでしょうか?お盆休みで旅行、ご実家に里帰り、という方々もいらっしゃる事でしょう。是非、楽しいお休みをお過ごし下さいね。私は、仕事が入っているということもありますが、それとはまた関係なく、お盆は亡くなった方が天国からこちらの世界に帰ってくる時期という考えが子供のころからあり、なんとなくこの季節になるとご先祖様に感謝の気持ちを込めて手を合わせに実家に行き、家で静かにいろんな事を考えながら過ごしています。今年は、父の初盆にもなるので、私のところに来てくれるかな?なんて考えながらお参りをしています。私は、目に見えないチカラ…というものを信じています。やはり、今、元気で頑張る事ができているというのは守ってくれている父、そしてご先祖様と思っています。私の祖母はとても賢く、優しい人でしたが、厳しい人でもありました。「人生には良い時も悪い時もある。人間の意志ではどうにもならない事もある。でも、人生がわかるのは逆境の時だよ。」そう教えてもらいました。さあ、明日からもこの言葉をお守りに、頑張る事にしよう。。。と、このTommy Flanagan TrioのPEACEを聴きながら天国にいるお婆ちゃんに伝えました…。ご先祖様にちょっと語りかける、そんなお盆の過ごし方も素敵な夜ですよ…!

今年も終戦記念日がやってきました。今現在、私達は生きていることに新ためて感謝し、平和な恵まれた時代に生きていることを噛みしめなければいけない…、そして、犠牲になって亡くなっていった方達の苦しみを今一度考える事が供養であると思っています。去年亡くなった父も戦争時代はまだ幼い子供で、つらい想いをした世代ですが、思い出す事は嫌だったのでしょう、その時の話はあまり話をしませんでした。今の時代を生きていると、当然今は今の辛さ、悩み、色々あります。とはいえ、私は、毎年この戦争のことを考える今の時期になる度に、やはりきっと今の時代の方がその時代に比べたら辛さなんて小さな事なのではないかと思います。命があります。空をみて深呼吸する事ができます。綺麗な景色を見て感動する事ができます。生命のある限り、希望はあると思っています。今日、揚げた曲は、父が亡くなった時にずっとずっと何百回も聴き続けた山下達郎さんのReborn という曲です。死生観を歌った曲です。「生きることを教えてくれたあなたを忘れないよ」「あなたはいつだって私のそばにいる」本当に本当にこの曲を聴いてずっと『生と死』を考え、やっぱり命のある限り生きていく事が人間に与えられた使命であり、戦争で亡くなった方は、それすら叶わなかった…。落ち込んで弱くなってしまった時には、その人達の分も頑張らないと…!と思っています。この曲の最後の言葉を、天国にいる大好きな父と、そして戦争で亡くなって天国にいる方達に贈ります。たくさんの「ありがとう……。」

今年の夏は少し遅れてやってきましたが、夏の到来ですね!空を見上げて見える雲もすっかり夏の雲です。コロナウイルスの方がまた心配な状況でなかなか夏を思い切り楽しむことも難しいとはいえ、夏空は嫌な事もパッと忘れさせてくれる気持ち良さがありますね。今日は、そんな夏にぴったり、お庭やベランダにでも出てビールやワインでも飲みながら是非、聴いてみて下さい。George Benson のBreezin’という曲です。お休みの日のお昼間に太陽の光の中で気分良く聴いていると、さあ頑張ろう!なんて気分になっちゃいます。アメリカンドリームの象徴とも言われている実業家アンドリューアンドリュー・カーネギーの言葉、『財産よりも、もっと尊いのは「明るい性格だ」。人間の心も体と同じ。日陰にいるのではなく、日光の照る場所に移るべきだ。困ったことがあっても笑いで吹き飛ばしてしまおう。さあ、日の当たる場所に出よう!』と言っています。たまには、ちょっと自分を甘やかしてあげて、笑っていろんな事を吹き飛ばしてみるのもいいですね。そんな気分にさせてくれる太陽と一緒に、夏の午後のひととき、George Benson の爽やかなギターの音色に包まれて下さいね!

先日、いつもレギュラーで演奏させて頂いているミッドランドスクエアの麗穂というお店で、いつものように演奏が終わって帰る時に、あるスタッフの方から「坪井さん…」と呼び止められ、言われました。「私、今日ずっと心が荒んでいてどうしようもない精神状態だったんです。坪井さんのピアノ演奏が始まってからなぜか、すーッと気持ちが和んで本当に優しい気持ちになりました。坪井さんのピアノの音色がすごく好きです。」と涙目になりながら語って下さいました。私自身、本当にこれ以上の言葉はないくらい嬉しい気持ち、そしてそんな想いで聴いていただけていた事に感謝で一杯、素敵な言葉を頂きました。きっと彼女は何かつらい事があったのかもしれません。そんな時にそっと寄り添える音色を出したい、といつも私がピアノを弾く上で追求している事です。私達は当たり前のように食べ、会話をし、スマホ、パソコンでコミニュケーションをとっています。でもその当たり前に疲れてしまう事もあります。そんな時、是非、ピアノのようにアコースティックな音色に包まれてみて下さい。その澄んだ素直な音色がきっとあなたを癒してくれます。そして、生きる事や命の尊さを感じることができる…と私は信じています。色々な機械仕立てに囲まれて疲れてしまった日常からちょっと離れて、生きている音楽…だから『生の音』というのでしょうね、その生きた音色があなたの前にある当たり前すぎて忘れてしまっている『幸せ』を教えてくれますよ。さあ、梅雨も明けて夏が始まります!元気で楽しい毎日にして下さいね。今日は、私のピアノソロ、Softly,As In A Morning Sunrise をお聴き下さいね。心を込めてあなたに贈ります…!

今日は、先日揚げたThe Style Council のMy Ever Changing Moods のbandヴァージョンです。先日のピアノ&ヴォーカルの方が私は好きですが、こちらのband でのヴァージョンもキャッチーなリズムでドライブにはぴったりですね。リーダーであるポール・ウエラーの作る曲はサウンド的にはすごくお洒落で洗練されたポップスですが、そのポップなサウンドに深い、時には暗く過激な歌詞を乗せたスタイルで発信しているため、様々な評価を受けています。私的には、そこがまたカッコいいと思ってしまうのですが、、、歌詞においては賛否両論のミュージシャンですが、とはいえ、彼の創り出すサウンドは、ポップ、ジャズ、ファンク等の音楽をミックスさせてスタイリッシュな空間を作る(しかもすごくカッコいい!)魅力的な作曲家です。あなたは、先日のピアノ&ヴォーカルヴァージョンとこのbandヴァージョンとどちらが好きですか?その時のシチュエーションによっても変わるかもしれませんね。このbandヴァージョンは、きっと落ち込んだ気分もhappy に変えてしまう、、そんな曲です。梅雨ももうそろそろあけて楽しい夏がやってきますね。明日も素敵な一日になりますように…!

今日は、私にとって懐かしい曲です。初めて聴いたのは大学生の時。The Style Council のMy Ever Changing Moods という曲です。明るくて爽やかなメロディラインと歌詞が本当に素敵。。。孤独の前の静けさ、突風の後の微風、私達は一緒に生きていきたい、でも孤独な気持ちに支配されてずっとモヤモヤした気持ち、、、人の生きる日常にいろんな危うさを秘めているからどうしたらいいんだろう、という戸惑いの気持ちを歌った曲、当時の私はまだ未熟(今もまだまだわからない事なんていっぱいですが)で、そのもやもや、うつろい感を素敵なメロディにのせて歌っているポール・ウエラーの歌声に心揺さぶられました。ミック・タルボットの奏でるピアノもファンキーなグルーブ感も真似をして、練習していたのも懐かしい想い出です。今聴いても全く色あせ感なく、カッコいい曲です。梅雨も、もうそろそろ終盤、夏の始まりですね。楽しい夏になりますように。今夜は是非、ジャズとはまた違う、このイギリスのポップスの名曲で素敵な時間を過ごして下さいね!

最近想う事です。人は生きていれば誰だってつらい目にあうことがあります。苦しみや悲しみに打ちひしがれそうになり、前に進めないこともあります。でも、もがき苦しんだからこそ見えてくる景色があると思います。苦しい時は、お昼間の澄みきった光り輝く空は、それはそれできつすぎて受け止めきれない時もあるでしょう。そんな時、夜空の星を見上げてみて下さい。夜空の星は優しく静かに語りかけてくれて、苦しみから一歩前に踏み出すきっかけを与えてくれると私は信じています。去年亡くなった大好きな父も、そこにいる…。と信じています。どんなに暗くても、星は輝いています。今日は、そんな想いを込めて、私のピアノソロを聴いて下さい。Holst のJupiter です。心を込めてお贈りします。もし、今苦しんでる方、苦しみを乗り越えるためにも、ゆっくり休んでくださいね。勇気というチカラが、あなたに届きますように…。

今日は私の大好きなミュージシャンがそろったライブ映像です。Always There という曲で、Kenny Garret 、Boney James 、Kirk Whalum 、Rick Braun の4人のホーン楽器で繰り広げられるセッションです。私は、色々悩んだり、落ち込んだり、寂しい気持ちになったり…となんだか前向きになれなくなると、独り車に乗ってドライブに出かけます。もともと、ドライブは大好きですが、車の中は独りきりになる事ができる最高の場所です。大好きな曲を聴きながら夜の高速道路(すごく運転に集中できて、それが心地良いのです!)を運転していると嫌な事も忘れてしまいます。そんなシチュエーションの時によく聴いているのがこの曲!日頃の忙しさ、バタバタで自分を見つめ直す事も忘れてしまいそうになったら、そんな時は迷わず何か何処かに逃避する、逃避させてあげる事も大切な時間と思います。人は、いつもいつも強くいる事なんてできるわけない生き物(!)と思います。孤独で哀しくて絶望してしまう事があったら逃げなさい…。と作家の山口路子さんはおっしゃっています。私は、車の運転と大好きな曲!そこが私の逃避する場所です。皆さんはどんな空間ですか?家族と、お友達とののおしゃべり?、独りで楽しむ映画?読書?今日は是非、このカッコいいセッションを聴いて下さいね。明日も素敵な一日になりますように。