街を歩くとクリスマスソングが流れ、私の住んでいるところからはクリスマスイルミネーションも鮮やか、華やかに街を彩って素敵な光景が見えます。インスタ映え…と言うのでしょうか笑、カップルや楽しい女子会帰りの人達等、キラキラした笑顔で皆んなスマホで撮影する姿がさらに街を華やかにしていてなんか凄く幸せな気分になります。さあ、今日あなたにも素敵なクリスマスソングをお届けします。歌詞の内容はクリスマスシーズンを前に恋人と別れて1人寂しくブルーな気分で過ごす…という切ない心情を描いている曲ですが、旋律が凄く好きで私は今の時期よく演奏する一曲です。『Blue Christmas 』。もともとカントリーミュージックのジャンルでリリースされたらしいのですが、Elvis Presley によってカヴァーされて定着したようです。恋人と過ごすクリスマスもあれば一人きりのクリスマスもある…まあ人の数だけ様々な時間があり人生があっていいわけで、、ね。私からあなたへ…ピアノを演奏する時と同じ位心を込めて贈ります。今回はCeline Dion が歌う『Blue Christmas 』。彼女の切ない、けれど暖かく包み込んでくれる歌声が穏やかな世界に連れ出してくれる…そんな感じです。静かなひとときが流れますように…。

12月に入りました。クリスマスシーズンですね。コロナ禍でしばらくみんなで楽しくパーティ!はおあずけでしたが、今年はワイワイ過ごそうと計画をたてている方達もたくさんいらっしゃるでしょう。楽しいイベントにして下さいね。とは言っても、お仕事から帰ってきて一人でゆっくりと暖かいお部屋で過ごすのも嬉しい時間です。今年あった事を思い出しながら、さあ2023年のラストスパート、もうひと息頑張ろう…なんて思いながら今日はこの曲を聴いて頂けたら…と思います。Al Di Meola のアルバム、Winter Nights から『First Noel 』。速弾きのスーパーギタリストですが、音色の美しさも魅力的で、特にこのアルバムは素晴らしくそこが発揮された作品です。暖かい部屋でワインでも飲みながらゆっくりと聴き入って下さい。雪なんて降ってきたらさらに最高ですね。(部屋で寛いでいる身の勝手な想像ですが…。外でお仕事をされている方や交通に被害が出たりされている方、ごめんなさい…)クリスマスを待ちながら冬の夜空を眺めてちょっと贅沢なひとときに乾杯…。

常田大希が展開するmillennium parade の世界観が凄く好きです。その中でもこの曲は…泣きたくなるくらいな歌詞と歌声と演奏をぶつけてくる、でもそれがきついものではなく柔らかな世界に連れ出してくれて聴き終わると音楽という愛情に包まれた安らぎの中に自分がいる…そんな感じです。『FAMILIA 』。『ヤクザと家族The Family 』という映画のために書き下ろした作品ですが、私自身は一楽曲として感動した作品です。クラシックやジャズのスタイルを活かしながらミレパレの仲間と紡ぎ出されるスタイルは現代の新たな一音楽ジャンルではないかと思います。ミレパレはかなり個性が強く、常田さんの音楽感が全面に出まくっていますが彼の世界観に共感を感じてしまう私にとっては「人はみんな孤独、でもけっしてひとりでもない…それこそが生きる希望」そんなふうに思いながら時々このサウンドに身を包まれたくなります。メインで歌っているのは、キングヌーの井口さんです。彼の歌声もこの曲が泣けてしまう原因の一つかも知れません…という位素晴らしい。今宵は、日本が誇る現代音楽アーティストのサウンドmillennium parade の世界に浸って下さい。素敵なひとときを…。

ちょっと切なく感傷的になってしまったりする季節。寒さと共に一年の終盤にさしかかり都会では皆忙しげにそして足速に道行く人々…飲み込まれそうになってしまいそうです。そういう私も都会中心に活動する身で、上手く自分をコントロールして自分軸をしっかり持ちながら生きたいと思う日々です。できるだけ安定した精神でいる気持ちが私のピアノの音色となってお客様に優しく届くかな…と思っています。今日の曲はMiles Davis のバラード。切ない時に無性に聴きたくなります。アルバムWalkin’ からの一曲。このミュートトランペットのプレイ、眠りにつきそうな子供を包み込む、或いは愛を囁き合っている恋人達のひとときにそっと寄り添う…そんな繊細な繊細な「腫れ物に触る」感覚の中で醸し出される音色がじんわりと心を暖めてくれます。私的には、このバラードの展開の仕方、リズムの取り方、アドリブアプローチ、本当にいっぱい影響を受けて自分の力量内で模倣させて頂いています。今夜はこのMiles の音色に酔いしれて下さい。きっとあなたを優しく優しく包みこんでくれます。『You don’t Know What Love Is 』。暖かくして風邪をひかないように過ごして下さいね。素敵なひとときになりますように…。

寒くなってきました。すっかり冬の準備モードですね。暖かい空間でワインを飲みながらちょっとお洒落な気分になりたくて今日はこの曲をお届けします。イタリアを拠点に活躍するLo Greco Bros というバンドです。Jazz Quartet も組んでいて、こちらはハードバップ、モダールジャズのスタイルを元に派手なリズムセクションでアプローチ、攻め攻めのジャズコンボで素晴らしいのですが、、今日お届けするgrooveなサウンドも凄くカッコいい…cool & beauty なんて表現したらピッタリかな。。。という感じです。美味しいワインを飲みながら(あなたの好みは何でしょうか)寒くなってきた夜空を眺めて暖かい部屋で大切な人と過ごす時間は最高に幸せなひとときですね。あるいは…たまには一人でちょっとお洒落時間に浸るのも素敵…。そんな季節がやってきました。Lo Greco Bros のアルバムから『Groove for Valentine 』。風邪には気をつけて笑。寒い外、お仕事を終えて帰ってきた後の暖かくて穏やかなひととき、そしてお洒落時間があなたにも舞い降りてきますように…。

今日の曲は凄く懐かしい…何と30年前にリリースされた曲です。うーむ何とも懐かしい…Jamiroquai 。私にとっては生意気な若き日(笑)を思いながら聴いてしまいその時代にタイムトリップした気分ですが、今聴いてもこの頃のJamiro はヒッピーな感じが凄くカッコいいです。さあ今を楽しもうよ、、みたいなノリの曲です。ちょっとくらい悩みがあってもさあ今を楽しもう…一緒にいる仲間達と笑って過ごそう…なんてちょっと軽薄でいいかげんかもしれませんが、こんな時間も生きる上でのスパイスとして必要なのかもしれません。大人になる程型にはまりこんで自分を追い詰めがちですが、一緒になって笑える仲間、お友達、家族、ふと近くを見渡せば人間は誰かに支えられて生きているわけですから、、そんな人々と笑いあって過ごしている事にちょっと幸せ感を感じたりします。久しぶりに懐かしい曲を聴いて、もともと自由人の私、マイペースで自分勝手に過ごしていますが(笑)…気心知れた仲間達と会いたくなりました。もちろん、美味しいご飯とお酒も一緒に。そして、今日の曲はJamiroquai の『Blow Your Mind 』。あなたに私の底抜けの笑顔と共に贈ります。お洒落な秋の夜に乾杯…。

11月になり、今年は暖冬と言われているものの肌寒くなってきました。私の住んでいる都会も夜の空、月が綺麗に見えます。都会で仕事に追われたり、人に囲まれて過ごしていたりすると…(それはそれで楽しく充実した時間であるのですが)空を眺める事がほとんど無い事にふと気づきます。どんなに忙しくしていてもどんなに楽しい時間を過ごしていても人間は自然界の中の一つの生き物である…ということは忘れずにいたいなぁと思います。宇宙空間の中の地球人として生きている幸せを考えるとちょっとくらいの悩み事なんてたいしたことないな…なんて思ったりもします。これからの季節の夜空が私は凄く好きです。そしてその夜空を眺めながらこの曲を聴く時間も大好きなひととき。今日あなたへお届けする曲です。Al Di Meola のアルバムの中でPiazzolla の曲を取り上げている作品があるのですがその中の一曲。限界知らず位の速弾きスーパーギタリストのAl Di Meola らしいアルバムの作りですがその中でこの曲だけガット弦のギター1本のソロで、良い意味で彼らしくない…と言うのか…本当にしみじみ聴き入ってしまう美しさです。あなたにもこの名演奏と共に過ごす穏やかで静かな素敵時間が舞い降りてきますように…。

私達人間はどうしても追い込まれてくると冷静でいられなくり、その挙げ句キツく人に出てしまって傷つけてしまったり逆に傷つけられたり…日々の生活の中でふと気付くとそんな事の繰り返しで…。人を傷つけるのは人…なんて言葉がありますが、それでもやっぱり人を愛してしまう、そして心が癒されていく…それが人間なんだと思ったりもします。できるだけ周りに流されず自分の価値観で美しさや素晴らしさに感動して、ふっと隣に座った人には優しい笑顔でいられる自分でいたい…と思いながらちょっと寒くなった夜空を眺めています。Larry Carlton の『Don’t Break My Heart 』を聴きながら…。ちょっとエロティシズムを感じるCarlton のギターは何となく切ない時に物凄く聴きたくなります。今日は私からあなたへこの曲を贈ります。心の優しい人でありたい…私の人生に於いてずっと持ち続ける…自分自身との約束です。

10月も半ばになり肌寒く感じる日もあります。すっかり秋ですね。何となく感傷的になる季節ですが、様々な秋の色合いに感動する時期でもありますね。ふっと見上げた夕映えの美しさは日頃のバタバタした忙しさを瞬間的に忘れさせてくれます。なんか、訳もなくこのメロディが浮かんできました。物凄く懐かしい曲です。ギタリスト鈴木茂さんプロデュースのアルバムSunset Hills Hotel 。私の大好きなアルバムの一枚ですがその中でも…何度聴いても目頭が熱くなります。旋律の美しさ…。私の音楽に対する想いがそのまま詰まった様な、こんな世界観をピアノで表現したい…と思い続けている曲、それがこの『Her Sunset Smile 』です。松任谷正隆さん作曲の作品で、日本語にすると『夕顔』。日々の忙しさの中で小さな幸せに気付かず一日一日過ぎて行く現代の私達ですが、どんなに日常に振り回されてもちょっとした美しさに感激したりする気持ちは忘れないようにしたいですね。お仕事の途中のあなたもふっと見上げた夕映えがほんの束の間でも安らぎを与えてくれるかもしれません。この曲と共にそんなひとときが訪れる事を祈っています。

私はピアノ弾きであり、なんだかんだと言って10代の頃から色々な場所で私のピアノを聴いて頂くお仕事を続けてきています。イベントでの演奏だったりBar だったりレストランだったりラグジュアリーなホテルだったり…、ソロの時もあればトリオやカルテットの時もあり、本当に様々なところで演奏し続けていられる奇跡…そして喜びは、実に「感謝」意外の言葉はありません。これからもそんな想いを持ちながらピアノに向かおうと思う毎日です。そんな中で、ピアノという楽器は私にとって最高のパートナーであり最高の友達であり時には共に生きる仲間である存在です。なので、、、プライベートで静かに『無』になりたい時にはこのピアノの音色がどうしてもキツく感じてしまう時もあったり。。仲間に『喝』を入れられている感じ、とでも言うのか…。そのせいか、良く考えてみるとプライベートで聴いている曲は圧倒的にギター曲、好きなミュージシャンもギタリストが多いのです。今日はその中からこの曲をあなたに贈ります。Pat Metheny の作品、『A Map Of The World 』。大好きな曲です。この曲を聴いていると、アメリカの広大な景観が浮かんで、そこにぽつんとひとりで静かに立っているような気分になります。寂しさではなく開放感いっぱいの自分だけの時間。秋の午後のひととき、いろんな事を考えながらこの曲と素敵時間をあなたにも過ごしてもらえたら嬉しい。。。そんな気持ちです。