今日も雨です。まだしばらく雨の日は続くようです。一昨日は私の住む地域も、物凄い集中豪雨でした。自然の恵み…とはいえあらためて自然の厳しさを思い知らされます。お仕事や学校等に出かける時には気をつけて…。それにしても、9月の雨…というのは何故か淋しくて冷たくて、出かける時にはちょっと気合いがいりますね。Incognito の『Black Rain 』、まさにこの世界観です。メランコリックな情景が独特なビートとミステリアスな空気感の中で浮かんできます。今日はあなたにこの曲をお届け。。。ビートで感じる雨の世界。カッコいいサウンドと共に過ごす雨の日もいいですね。しばらくは雨と付き合いながら過ごす…お休みの日なら家で楽しく過ごすいい機会かもしれませんね。素敵な週末になりますように。集中豪雨には気をつけて…。
坪井きみ
『海を見ていた午後』という楽曲の素晴らしさ…ユーミンの感性と山本潤子さんの歌声、日本の誇れる宝物です
今回の『海を見ていた午後』という曲、ユーミンの作詞作曲ですが、世代的には私は思い入れがあるわけではないもののネットで知り、ひたすら感動しました。素晴らしい本に出会ったような思い…というのに似ている感覚…。音楽的にも詩的にもそして、この曲を歌い上げる山本潤子さんの歌声、そこから生まれるこの曲の世界観、全てがもうたまらなく心を打たれます…。私なりの解釈をしてユーミンに心の中で頭を下げながらピアノソロの仕事で時々演奏させていただいています。この詩がそのまま旋律になった…と言ってもいいくらい詩の甘く切ない言葉がぴったりはまるメロディ、そしてなんと言ってもこのコード展開の素晴らしさ。ユーミンは当たり前ですが天才ですね。ユーミンも歌っていますが、私はこの山本潤子さんのヴァージョンが好き。彼女のちょっとハスキーな歌声で甘さと切なさを語るように歌う…日本人として誇りに思う名曲ですね。海が大好きな私にとっては、この曲の言葉ひとつひとつが海を見ながら考えたりしているときと似ていたりもして、たまらなくまた海に行きたくなります。やっぱり海は全てを受け入れてくれる優しい存在。たまたま知った素晴らしいユーミンの作品、そしてそれを山本潤子さんの歌声で創り出す世界。今日はあなたにこの曲をお届けです(私が知らなかっただけでユーミンの作品ですからもう当然知っているよ、と言われてしまうかもしれませんが)。今夜は山本潤子さんの歌う『海を見ていた午後』を聴きながら眠りにつくのも…素敵な夢が見られるかもしれません。穏やかな夜を…。
人に疲れてくると行きたくなる海…。Pat Metheny のギターと一緒に
日々人間をやっていると(変な表現?)身体的な疲れよりも心が物凄く疲れてくる時があります。あなたはどうですか?なんで人間って生き物はこうなんだろう…と思いながら色々と諦めモードで受け入れつつ生きている状況が重なるとその疲れは心という大切なところにやってきます。そんな時、私はすごく自然が恋しくなります。自分を自然の中に置いて静かに過ごす…本当はそんな環境で過ごしたいのですが、やはり仕事の都合上そんな訳にもいかず都会で、そして人間の中で過ごす日々です。どうしようもなく疲れがいっぱい、もうコップから溢れ出るよ…なんてくらいになってしまったら夜中でも構わず海まで車を走らせます。海をずっと眺めていると心の中に波の音や潮の香りが入ってきてスーッと浄化されていくような気分になります。今夜も仕事が終わったら海に行こう…そんなことを考えています。今夜はPat Metheny のアルバムMoon Dial を聴きながらね。。。その中からの一曲をあなたにお届けしますね。『Everything Happens to Me/Somewhere 』…Everything Happens to Me は私自身ピアノソロでもよく演奏する好きな曲。Pat Metheny のバリトンギターの音色がたまらなく美しく響き渡るこのアルバムMoon Dial は夜一人で過ごす時に優しく包み込んでくれます。日曜の午後、あなたにも素敵なひとときが訪れますように。そして穏やかでhappyな空気に包まれた夜になりますように。
カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』を読み終えた後、私の中で広がった曲はPat Metheny Group 『YOU』だった…
カズオ・イシグロ氏の「わたしを離さないで」を読み終えた時、私の中では暫く茫然として言葉を失いました。なんとも言えない虚無感、表現があまりに美しいせいか切なすぎる人間という生き物の神秘そして汚れ全てが私の動き、思考を止め、ひたすら涙も出ない感覚…でも読後感は決して不幸や淋しさではなく、これからも今の現状を受け入れ、流れのままに生きよう…と思うその感覚。カズオ・イシグロ氏は私の大好きな作家なのですが、その中でもこの「わたしを離さないで」は衝撃的でした。何度も何度も読みました。と同時に私の中で広がった曲がPMG のアルバムSpeaking Of Now の中にある『YOU 』。このアルバムがリリースされた2002年、もう20年以上前になりますがずっと聴き続けています。最高傑作と思うアルバムはStill Life ですが、私的にはこのSpeaking Of Now の独特な浮遊感溢れる世界が凄く好き。時にカッコよく、時に官能的で、時にはノスタルジックな切なさがこのアルバムには溢れています。あくまでも私だけの私見ですが…カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」とPMG の『YOU 』…つながるのです。今日はその感覚をあなたに伝えたい…。Pat Metheny Group のアルバムSpeaking Of Now から『YOU 』。ヴォーカルは卓越した技巧のベーシストRichard Bona が素晴らしく美しく情感溢れる歌声で参加しています。それもPMG の世界観のひとつですね。素晴らしい作品に出会う…というのも私にとっては生きている喜びです。9月に入りました。。。あなたにとって今月も素敵な月になりますように…。
神であり師であるピアニストです。Duke Jordan のピアノスタイル…
私はピアノ弾きでありながら、というのかだからかもしれませんが、あまりピアニストの演奏を自分時間の中で聴くことがなく、どちらかというとギタリストの方がよく聴き、大好きなミュージシャンも何人かいます。歴代のレジェンド的なピアニストの演奏、コードの動き等で色々と勉強し、自分なりの研究、追求等しながら聴くピアノは私にとって癒しというよりも自己のピアノを少しでも高めたい思いからで、それはお金をいただいてピアノを演奏している上でとても大切なことであり、それがお客様に対する感謝を込めた御返しと思っています。只、そういった意味ではなく全くのプライベートで聴くジャズピアニスト、特にビバップの時代の中で唯一(と言ってもいいかな…)大好きで聴く人、それが今回のDuke Jordan です。彼のピアノはタッチがとても優しく美しくコードはシンプル…彼のバラードは本当に涙が出るくらいです。こんなピアノが弾きたい…特にピアノトリオにおいては私にとって神。無理なことはわかっているものの、少しでも近づきたい…と思いながらピアノに向かう日々です。(結局仕事に結びつけてしまいますが…笑)最近の私自身の活動はソロが多いのですが、彼のピアノのような音色こそソロでも追求したいところです。実際に彼の性格も穏やかで優しい人だったようで、やっぱりそういった人間性が音に出るのですね。今回の曲はアルバムTWO LOVES から『Subway Inn 』。軽やかな中にキャッチーで美しいピアノサウンド、お仕着せのない、でも私達をドキドキさせるソロのアプローチ。やっぱり神です。日曜の午後のひととき、8月ももう終わりですね。楽しい夏でしたか?今日はゆっくりと過ごしてくださいね。Duke Jordan のピアノと共に…。
夏の終わり、満月に近づく月…今宵はChris Botti に浸ってみよう…
8月もあと数日ですね。まだまだ暑く、しばらくはこの状況が続くお天気のようではありますが、やはり暦の上では秋を迎える時期。朝や夜に吹く風はなんとなく夏にない匂いを感じます。昨夜は十三夜がとても綺麗な夜でした。今夜も綺麗な月が観られそうです。夏の色んな思いを大切に心にしまって、、、今夜はChris Botti のトランペットの音色に酔い、彼の醸し出す切なく官能的な、でも美しい世界に浸ってみて下さい。彼のアルバムTo Love Again から『Good Morning Heartache 』。ヴォーカルはJill Scott 。静かに囁くように歌い上げる彼女の歌声がChris Botti の切ないトランペットの音色と素晴らしく似合う。ちょっと感傷的になりながら夏の終わりの夜、月を眺めて「なんか幸せ…」そんなふうに思えたら…。幸せはきっと自分の凄く近くにいっぱいある。そんなことを思いながら穏やかでゆっくりした夜をあなたに…。
映画を観ているよりも映画…。Pat Metheny が生み出す広大なストーリー
今日はPat Metheny のアルバムFROM THIS PLACE からの一曲です。2020年にリリースされた作品です。Lyle Maysがいない彼のバンド演奏は私自身なんとなく聴く気がしないのですが(やはりそれくらいPMG におけるLyle Mays の存在は大きかった。私にとって)このアルバムは逆にPMG というよりもPat Metheny 色がいい意味で強く出ている素晴らしい作品かと思います。Pat Metheny の音楽的世界観が私にとって一番好きな面で、ギタリストとして素晴らしいのは言うまでもないのですが彼の創り出す音の世界が一つのストーリーとして私の感性を擽ります。アルバム全体を通して一つの長編小説、或いは映画を観る感覚で是非お届けしたいのですが、今回はその中からの一曲『America Undefined 』をあなたに…。彼の音楽をプログレ的、という人もいますが、メロディに拘りを持ち、そこからそのメロディへのリスペクト、解釈、真実(これは彼の言葉です)を持ちながらの展開。やはり、彼の音楽は様々な感性から成り立つ広大なる世界を語るストーリー、まさに私にとっては映画を観ているよりも映画的…そんな気がします。夏の夜空を眺めながら今宵はPat Metheny の創り出す音の世界、ストーリーに酔いしれてみて下さいね。まだまだ続く暑い夏に乾杯…。
あたりまえと思っている日常に感謝…
今日、8月15日の正午にサイレンが鳴り響きました。終戦の日に伴って戦没者慰霊そして平和への祈りを込めて黙とうを呼びかけるサイレン。私もそっと手を合わせさせていただきました。その後、数分もたたないとき、物凄い通り雨が降り、あっという間にやみました。こんなときにスピリチュアルな事を言うつもりは全くありませんが、81年経った今も意に沿わず命を戦争で落とした方々の魂がここに帰ってきてもっと生きたかった…と伝えている涙かもしれない…。でも手を合わせることしかできない私…。ただただ、私だけの自己満と言われようが、せめて日常のありふれたことに感謝し、様々なことに優しい気持ちで向き合いたい、強く優しい人間でいたい…戦争で亡くなった方々に胸を張って頑張っているよ、と言える人生を命ある限り生きたい…そんなことを思います。人間は必ず死にます。でも、戦争で死ぬことがあってはいけない。今日のこの曲に思いを込めて。Michael Jackson 『Heal the World 』。プロモーションビデオと共にこの曲を聴いていると、あらためて平和への想いが胸一杯に広がります。みんなみんな笑顔になる世の中になりますように…。
美しく切ない詩に包まれる心地良さ
私にとって本を読むことは生きる上でとても重要な時間であり、それによって救われたり深く考えるきっかけになったり、ときには少女の頃に戻ってみたり、その自分の少女時代に話しかけたり…と自分だけの世界がどんどん膨らんでいきます。新しい本に出会う喜びも人との出会いと同じくらいの喜びですが、大好きな本は何回も何回も読み、大切に扱っているつもりでも読みすぎてぼろぼろになって買い直したものもあります。私はもしかしたら人と会話をしているよりも本を読んでいる時間の方が長いかもしれません。大好きな本…という中に詩集もたくさんあります。中原中也の詩においては私の生きる上での大切な友達。そして、このサカナクションの山口一郎さんの書く詩もとても好きです。彼の書く詩は切なくて寂しい、孤独感を感じつつもでも何処か美しく強く生きるエネルギーをくれます。私達人間は、ときには刹那的に、人間臭さを受け入れながら生きていく…それも人間として生まれてきた使命なのかもしれません。彼の書く詩の世界観は私にとって共感してくれる友達のような存在です。今回の曲『ナイロンの糸』、詩がとにかく好き。海が大好きな私にとって最後のクライマックスに繰り返される言葉は涙が出てきます。サカナクションの『ナイロンの糸』をあなたに贈ります…。夏のお休み、ときにはゆっくり過ごして普段頑張っている自分の心も身体も労わってあげてくださいね。
真夏の深夜、しみじみと…。Chris Botti のトランペットの音色と共に
夏の真只中の時期です。夏のヴァカンスに入っている方もいらっしゃるかもしれませんね。事故や熱中症に気をつけて素敵な思い出を作ってくださいね。私は特に何処かへ出かける予定もなく、ピアノを弾きながら皆さんをお持ちしています笑。いつも通り仕事を終えて家で夏の夜空を眺めながらちょっと贅沢な飲み物と一緒に過ごす時間がとても好きです。特に真夜中の時間帯は静かで、窓から夜空を眺めていると色んなストレスや疲れも忘れてしまうような気がします。Chris Botti のトランペットの音色はそんな空気感に似ています。官能的でありながら何処か優しく包んでくれる癒しがあります。今回は是非あなたにもこの音色を伝えたい…。Chris Botti のアルバムTo Love Again から『To Love Again 』。アルバムタイトルにもなっている曲です。太陽の光り輝く朝日や夏の午後のひとときも素敵な光景ですが、真夏の深夜、星空を眺めながら過ごすひとときも最高な素敵時間。今夜は彼の創り出す音の世界に酔いしれてくださいね。真夏の夜に乾杯…。