梅雨も明けて夏がやってきました。今日も暑い1日です。ここ最近の日本の夏はかなりキツイ暑さではありますが、やっぱり夏…という単語はウキウキした多幸感に包まれますね。熱中症や旅先での事故などにも気をつけて素敵な夏にして下さいね。今日あなたへお届けする曲は、夏の暑い陽射しを浴びながら午後はほっと読書でもしながらお昼寝…そんな幸せな時間が流れるような曲です。日向敏文さんのアルバムから『Woman in the Isle 』。ギターの音色とこのちょっぴり切なげな旋律がどこか旅先に居て、ひとりきりで自分時間を過ごしているような気持ちにさせてくれます。そしてなんだか穏やかなサウンドで優しい自分に戻る感じがします。お休みの日の暑い夏の午後、どこに行くわけでもなく、お家でゆっくりとした時間を過ごすのも素敵時間です。大好きな冷たい飲み物と一緒にね…。穏やかな午後になりますように…。乾杯…。

今日も暑い日です。九州では雨の災害もでていて大変な状況のようです。自然の恵みを受けて私達は生活する中、その偉大さの中にある厳しさにも立ち向かい生きていかなければなりません。人の運命は誰にもわからず、日々日常の中、どんな事になるのかも知り得ません。だからこそ、毎日を丁寧に生きていきたいと思います。今日、あなたにお届けする曲は、10cc というバンドの『I’m Not in Love 』。イギリスのミュージシャンで結成されたバンドです。私がこのバンドを知ったのは大学生の時でしたが、レコーディングエンジニアによるミキシングサウンド…多重録音を素晴らしく美しく創り上げたこの世界観が凄く新鮮で感動的で、なんだか宇宙空間を想わせるサウンドに魅せられて大人になる前のいろんな事を考える時期に、いろんな事を考えながら聴いていました。今の時代でこそ、サンプリング等様々な技巧でレコーディングされていますが、久しぶりに聴いてもやっぱり名曲だなぁと思います。ちょっと不思議な世界に連れ出してくれるサウンドです。暑い初夏の夜、こんな名曲を聴きながら夜空を眺めてみるのも素敵なひとときです。あなたへそんな時間が訪れますように…。

昨日はものすごい雨が降っていたのですが、今日はまたまた厳しい暑さ…!今日はお休み…という方は海に出かけている人もいらっしゃるかもしれませんね。どちらにしてもこんな暑い日には「これでもかっ…」というくらいのブルージーなジャズサウンドを聴きながら過ごす夜のひととき…これにつきます。そこに冷たく冷やしたビールやワインなんてあったら最高…。今日はそんなシチュエーションに似合う曲をあなたへ贈ります。素晴らしく洗練されたジャズギタリストKenny Burrell のアルバムStormy Monday から『Habiba 』。レジェンドである事は当然、生きる伝説とも言われ今もなお活躍しているミュージシャンです。このアルバムは1978年『Fantasy 』レーベルからのリリースです。とにかくカッコいいKenny Burrell のギターを堪能できる名作。こんなサウンドに包み込まれて聴いていると暑い夜もなんだかすっきり気分になってきます。なんか暑さと共にエネルギッシュさ、みなぎる感じ。メンバーは当たり前ですが笑、名手揃い。こんな演奏ができるように私も頑張ろう…と思いながら冷たい飲み物と一緒に今宵は楽しむひとときです。あなたにもエネルギッシュで楽しい夏がやってきますように…と願いながらこれからも心を込めて私も演奏をし続けていきます…。

7月になりました。もう夏はすぐそこ…というか、今日は本当に暑い日です。熱中症には気をつけて過ごして下さいね。こんな暑い日にはやっぱりグルーヴが効いた曲が聴きたくなります。今日お届けする曲は、私にとっては無茶苦茶懐かしい曲で青春の真っ只中に聴きまくったサウンド。Donald Fagen のアルバムKAMAKIRIAD の中から『Trans-Island Skyway 』です。アルバムの曲全てカッコ良くて完璧なアレンジ…感動的なサウンドです。その中でもグルーヴに包まれるこの曲はまさに今日の気分にぴったり。そしてアルバムの曲全部が、なんと言うのか…乾いたグルーヴとでも言うのか…人工的、都会的なカッコ良さ。当時はハマりまくって聴きました。久しぶりに聴いてもやっぱりその高揚感は変わらずです。今日はこんなグルーヴと一緒に暑い夏の始まりを感じながらビールでも飲んで夜を過ごすのも楽しい時間ですね。そして、今度のお休みの日にはこの曲と共に海に向かってドライブ…なんていうのも素敵時間。さあ、今月もあなたらしく頑張って下さいね。素敵な7月になりますように…。

梅雨真最中の季節…、外は凄くジメジメとした蒸し暑さです。もう少ししたら太陽が輝く夏がやってきますから今の湿度はちょっと我慢ですね。でも肌には良いのかな…と思ったりもして…笑。今日お届けする曲は夏の眩しさと輝きを待ちながら聴くには素敵すぎるくらいにお洒落なサウンド。Nicola Conte のアルバムから『Groovy Samba 』。イタリア出身のアーティストで、DJ 、プロデューサー、ギタリストと様々なスタイルで活躍している人です。ラテン音楽に彼のジャズに対する深い造詣をバックグランドにスタイリッシュな感じに創り上げるサウンドが凄く好きです。ちょっと早く夏の気分を感じながらこんな曲と一緒に好きな飲み物を飲む夜も気持ちいいものです。6月ももう終わりですね。さあ夏の太陽に向けて頑張っていこう…なんて思います。素敵な初夏の夜になりますように…。

今日はパッと気分も明るくしてくれるサウンドです。イタリアのレーベルSCHEMA からイタリアのアーティストNicola Conte プロデュースによってリリースされたRosalia De Souza のアルバムの一曲です。ブラジリアン音楽がイタリアがミュージシャンの手にかかると、うーん…都会的なお洒落感がたまらないです。おもわずちょっと踊っちゃおう…と身体が揺れます笑。ボサノヴァアーバンスタイルとでも言ったら良いのか、ジメジメした梅雨の季節に爽やかな空間をもたらしてくれます。さあ、あなたのお休みは週末?あるいは週末もお仕事?…どちらにしても次のお休みまでもうひと頑張りして乗り切ってくださいね。そして、お休みの日を迎えたらこの曲と一緒に大好きな家族、恋人、お友達、あなたにとって大切な人と笑顔で過ごす時間が訪れる事を願ってます。1人でこの曲をバックに海に向けてドライブ…なんてのも素敵時間ですね。このDiary を見てくださっているあなたに最高のHappy がやってきますように…。

梅雨真っ最中の蒸暑さ…でもこんな季節だからこそ思いきり汗を流しながらこんな曲をバックに好きな飲み物と過ごすのも最高な気分です。今日の曲はイタリアのスリーピースバンド、Man Sueto のアルバムの中から『Sentimental Song 』。Acid Jazz が好きな方なら知っている方も沢山いるかと思います。ちょっと危険な香りも漂うエロティックな雰囲気、でも何とも言えないお洒落感…、カッコ良く気取った空気に浸るのも非日常的で素敵時間です。昔読んだカミュの『異邦人』を久しぶりに読みました。深い小説です。眩し過ぎる太陽をバックにいろんな不条理な事…この小説のストーリーだけでなく背景も凄く私にとっては強いイメージがあり、時々読み直したくなる本の一冊です。今日は読み終えてふっと聴きたくなった曲です。蒸暑い夜になりそうですが、冷たい飲み物でも飲みながら気持ちの良い夜を過ごして下さいね。乾杯…笑。

今日はBill Evans のアルバムの中からの一曲です。『New Conversations 』の中から『Remembering The Rain 』。私自身、ピアノソロの時によく演奏しています。Evans のソロピアノが好きです。彼の破滅的な人生を思うと切なく何とも言えない気持ちになりますが、そんな切なさ寂しさを『音』にしたようなサウンドがあまりに美しすぎて聴きいってしまいます。雨はいろんな風情を創り出してくれます。降り始めた時の匂い、葉っぱに落ちた雫、傘にあたる音…どれも自然界の中に自分がいることを感じさせてくれる大好きなひととき。この曲はそんな雨が似合う。彼のソロですが、実際には多重録音というEvans の新たな世界を開いたアルバムです。1978年の作品。きっと彼にとっては精神的にも肉体的にもきつい状況だった時かと思います。そんな想いも演奏にぶつけているのかもしれない…彼の晩年期のサウンドは本当に切ない。でもきっと彼にとってピアノという存在が最後まで生きがいであり、心から打ち解けあえる友人だったのかもしれません。この曲を聴きながら色んなことを考えてしまいました。しとしと降る雨を眺めながらゆっくり聴いて下さいね。素敵な時間が流れますように…。

今日は私の大好きな…というかこの人の音色、アプローチを追い続けて今もピアノに向かう日々…そんな雲の上にいる先生のようなピアニストのアルバムの中からの一曲です。佐山雅弘さん。2018年に本当に雲の上に逝ってしまいましたが、私の中ではずっと生き続けているピアニストです。彼の優しさ溢れる人間性がそのまま音色になった繊細なピアノ、でも時には涙が出てくるくらいに情熱的な、でも美しいサウンド。佐山さんのようなピアノを弾きたい…と思いつつずっと現在に至っています。今日はなんだか暑そうだなぁと思いながらCD を色々と整理している中で思わぬ発見…。しばらく聴いていなかったアルバムですが、、、久しぶりに聴いて胸が熱くなりました。これからも佐山さんを追い続けてピアノを弾いていきたいと思っています。今日私からあなたへお届けする曲はその中から『Summer Afternoon 』。ピアノソロですが、じっと眼を閉じて聴いていると、何故かあたたかい涙が溢れます。それも佐山さんのピアノの素敵さの一つです。穏やかなひとときになりますように…。

今日から6月です。もう今年の上半期の最後の月、本当に時の経つのは早いですね。まだ梅雨入りのニュースは流れてきていませんが、いよいよ夏の前の日本の恒例である梅雨がやってきます。雨が嫌いと言う方もたくさんいらっしゃるようですが、日本は素敵な四季があり、季節ごとに色んな色彩を楽しませてくれます。梅雨の色彩…と言えばあなたにとって何色でしょうか。紫陽花のように紫や薄いピンク…あるいはどんよりとした雨空のようなグレー…、道行く人達の華やかな傘の色…、こんな感覚もこの季節の素敵なところです。今月もあなたらしい季節にしてくださいね。今日お届けする曲はSteely Dan のアルバム『彩』の中からの一曲です。このバンドはDonald Jay Fagen を中心に繰り広げられ、スタジオミュージシャンはレジェンドの集大成といったグループ。今日の曲はその中からアルバムタイトルにもなっている『彩(Aja )』。ジャズ的な展開にWayne Shorter のソロ、Steve Gadd のアプローチ…等、、格好良さに唸ってしまいます。そして忘れてはならないのは、このアルバムジャケット写真のモデルは日本を代表するトップモデル山口小夜子さん。写真を一つのアートにしてしまうほどの素晴らしい方です。さあ、6月のスタートはこの名盤、名演、そして素晴らしいアート…全てに刺激されながら始めようと思います。あなたにもこの感動が届きますように。今月も体調には気をつけてあなたらしくアグレッシブな月になりますように。