私は中学から大学までクリスチャン系の女子校で過ごしました。そこでキリスト教というものを学んだわけですが、今思えば本当に素晴らしい環境で多感な時期を過ごせたんだなぁとあらためて思います。先生や親に反発したりした事もありましたが(まあ、なんと言っても若いですから笑)キリスト教の精神や聖書の教え、あと、なんと言っても讃美歌との出会い、今の私に少なからず影響している事はたくさんあります。こうしてクリスマス前にそんな過去も振り返り懐かしさと共に色んな事に感謝の思いです。明日からはアドベント期間に入りますね。アドベントというのは、イエス・キリストの降誕を待ち望む準備期間でクリスマスの4週間前の日曜日から始まります。今年一年の色んな事、楽しかった事も辛かった事も悲しかった事も全て、生きている証…と思えば全部受け入れていこう、そんな気持ちになります。今日お届けの曲は讃美歌第二編の中の曲でもある『Oh Holy Night 』。中学に入学してアドベント期間に入った時、礼拝で初めて聴き涙が出るほど感動したのを今でも覚えています。そして今は仕事で、私のピアノでの『Oh Holy Night 』をお客様に聴いて頂いています。様々なヴォーカルの人達が歌っていますが、今日はNat King Cole のヴァージョンをあなたに贈ります。クリスマスを待つ期間…というのもワクワクしてhappyな気分ですね。そんな幸せに感謝…そして、今年も一年頑張ったあなた自身もいっぱい褒めてあげてくださいね。素敵な週末になりますように。。。

11月もあと数日。街はクリスマス色に溢れていますが、秋という季節を色んな意味で心地良く過ごしてこれから冬を迎える…そんな自然がもたらす現象に小さな感動です。暑い夏が過ぎ、でもそんな夏の思い出と共に秋ならではの美しい光景や肌で感じる空気感、というのは色んな事をゆっくり考えるには最適な季節。今年の秋も夜空を眺めたりしながら「無」になる、、、という私にとっては貴重な時間をいっぱい過ごしました。と、思っているうちにもう12月がやってきますね。だんだん冬に向かっている…というのがわかるくらい日々寒くなってきたこの晩秋、いつものことながらClifford Brown が聴きたくなりました。Clifford Brown & Max Roach Quintet のアルバムStudy In Brown からの一曲のお届けです。心に響くトランペットの音色でありながら圧巻のソロ、音の煌びやかさ、決して派手なお仕着せではなくブリリアントな音色と言ったらいいのか…彼のソロはどの曲を聴いてもゾクゾクさせるものがあり、思わずニヤけている自分に気付きます。ドラムのMax Roach のアプローチを彼は楽しんでセッションしている、そんな光景が浮かんできます。Clifford Brown とMax Roach の2人の組み合わせが合うのか…このアルバムはハードバップの名盤と思います。寒くなってきますがでも楽しい冬に向けて秋にお別れ、また来年会おうね…なんていう晩秋の今、この天才トランペッターClifford Brown の音色に聴き惚れてみる夜も素敵なひとときです。今日はその名盤から『Land’s End 』をあなたに。穏やかな秋の夜を…。

私は車が凄く好き…。特に運転する、という行為、集中力が私にとっては凄く心地良いリフレッシュです。何か悩みがあってモヤモヤしている時や物凄く辛い時、車に乗ってハンドルを握ると、エンジン音から始まってブレーキとアクセルの調子、そして走り出したら窓から見える光景…全ての車に於ける集中力が雑念を取っ払って色んな事を忘れさせてくれます。車は一つの移動の手段でもありますが私にとっては親友であり恋人のような存在ですね。今日お届けするChristmas Song はChris Rea が車の運転中に渋滞にはまって、そこからインスピレーションを得て出来上がったそうです。歌詞の中にthose faces とあるのでWinter Holiday で帰省中の時なのかもしれませんね。ワクワクする感じがお洒落なサウンドの中でもいっぱいでなんだかとにかくhappyな気分になります。この時期になるとクリスマスのこんなhappy song を聴きながら過ごすのも素敵なひととき。クリスマス…家族や友人、恋人、等と過ごせるのは幸せであり、明かりの灯る家に帰ることは幸せのひとつ。まあ、そうでない人も。。。それはそれで楽しく笑…この平和な時代に生きていること自体が幸せであって感謝ですね。色んなクリスマスの過ごし方があっていいんです…といった感じでね…笑。あなたにとって楽しく、心地良い素敵なクリスマスシーズンになりますように!

Lyle Mays が亡くなった後リリースされたこの曲、私の中ですごく落ち込んだり行き詰まったり…と色々精神的にマイナス思考の時、1人きりでこの曲をよく聴きます。聴く…というよりこの曲の世界に入っていく、と言ったらいいのでしょうか。もともとは、マリンバフェスのためにMays が作曲した曲ということですがMays が亡くなった2020年2月の数ヶ月前に新たに加筆して初レコーディングされた所謂Lyle Mays の遺作です。ストーリーを紡ぎ出していくMays らしい展開、亡くなる直前の彼は何を思い、何を考え、そして何が見えていたのだろう…それがこの曲を聴いていると見えてくるような気がします。きっと彼の中ではこのアルバムが彼の音楽の最終形ではなく、彼が見ていたこの先の景色…もしもっと長く生きていたなら見たかった…そんな気持ちです。私の中で、無になって自分を取り戻す一曲…。理屈云々ではなく感動と共にエネルギーをもらう、そして気持ちが少し楽になる…そんな一曲をあなたにも。。。Lyle Mays 『Eberhard 』。11月も終わりに近くなってきました。紅葉も綺麗な時期ですね。素敵な晩秋になりますように…。

寒くなってきました。いよいよ秋から冬に変わっていく季節になりましたね。そして、なんと言ってもクリスマスまで1ヶ月。私の仕事の中でもクリスマスソング解禁、、、今の時期ならではのクリスマスの素敵な名曲を何曲か演奏しています。今日はその数多くのクリスマスソングの中からの一曲をお届けです。Bing Crosby によってレコーディングされて1943年にアメリカでリリースされた『I’ll Be Home for Christmas 』。もともとは第二次世界大戦中、クリスマスには海外から家に帰りたいと願う兵士たちに敬意を表するために書かれました。ただ、戦争によって愛する人から引き離された人達、そして亡くなった人達にとって悲しすぎる…という理由でなかなか受け入れられなかった。今を生きる私達は平和なクリスマスを迎えられていることにあらためて感謝しなければいけませんね。クリスマスは職業柄仕事(私も含めて)という人もたくさんいらっしゃるかもしれませんが、私にとっては暖かい家が待っている、というその平和な環境、家はやっぱりいいな…という幸せ感、をあらためて噛み締める、そんな季節でもあります。そして、ちょっと心が暖かくなって優しい気持ちになります。日頃、忙しくしていて人に対する優しさを忘れていたり時にはイライラしたりする自分にふと気づき、そしてそんな自分に落ち込み…やはり人として優しく暖かい心でいたいなあ…と思いつつ反省する日々です。今日はBing Crosby が歌う『I’ll Be Home for Christmas 』を聴きながら優しい気持ちでクリスマスを待つ穏やかな夜を過ごしてくださいね。暖かくして風邪ひかないようにね。。。

今日はPat Metheny Group の初期のアルバムFirst Circle からの一曲です。Pat Metheny の作り出すサウンド…というのは詩人のような世界観と素晴らしすぎる程の技巧、でもお仕着せが強いわけでなく聴き手の私を広大な世界に連れ出すような感覚…とにかく私がずっと好きで聴き続けリスペクトするミュージシャンなのです。このアルバムの後には最高傑作とも言えるアルバムStill Life 等が世に出てくるのですが、このFirst Circle のような初期の作品を聴いていると彼のミュージシャンとしての道筋を遡っていくようでそんなことを思いながら聴いたりもします。彼は「自分はミュージシャンであり、ギタリストであるからその時その時の気持ちや考えは全て自分の作り出す音楽で伝える」とも言っているようにアルバム毎に彼のその時の思いを感じます。でも全ての作品に言える事が、、、やはり彼は素晴らしい感性の詩人でありギタリストでありミュージシャンであること。彼のソロギターのアルバムも大好きで今までも何回もblogでお届けしましたが、今日はPMGの作品をあなたに…。当然の事ながら彼の盟友Lyle Mays のピアノの繊細な音の世界もこのアルバムの魅力のひとつです。私を広い広い空が広がる世界へ連れ出してくれる、そしてそこから生まれるインスピレーション、Pat Metheny は尊敬し続けるミュージシャンであり彼のサウンドによって心の安定も保っている私です。アルバムFirst Circle からタイトル曲『The First Circle 』。秋の夜長、PMG サウンドに聴き入ってみてくださいね。きっとあなたを素敵な世界へ連れ出してくれます。穏やかな夜を…。

11月の半ばになり、街ではクリスマス色もちらほら…もう2025年も1ヶ月ちょっと、今年も色々な事があり、色々な人と出逢い、嬉しい事も悲しい事もあったな…とふと思い返しています。特に都会生活の中では、人に囲まれているのに感じる孤独感、いや、逆に人の中にいるから感じるのが孤独感なのかもしれない…という事を知りました。自然の中に身をおいて過ごしている時は不思議にも孤独を感じない、一見側から見れば様々な人に囲まれて生き生き過ごしているかのように見える、そんな自分の方が孤独感を感じる…矛盾しているように見えて実はそれが人間という生き物なのかもしれません。上手に自分をコントロールしながら生きていく術を身につける、、、都会に生きる人間の宿命ですね。小さな事でも自分が幸せを感じることを見つけながら、そして自分と向き合う穏やかなひとときを確保しながら、仕事、人間関係の中で生きていけたら…と思っています。これからどんどん冬に向けて寒くなっていく今の季節、暖かい部屋に帰って静かに過ごす、ああやっぱり家っていいな…とそんなことにも小さな幸福感を感じたりします。今日はDavid Sanborn の一曲をあなたにお届け。。。『Carly’s Song 』彼がCarly Simon に捧げた曲ですが彼ならではの甘く切ないアルトの響きが心をほっと解きほぐしてくれます。今年も頑張った自分を自分で褒めつつ、忙しい中にも穏やかな時間を作って心地良い晩秋を過ごしてくださいね。自分を1番愛して1番大切に思ってくれているのは…やっぱり自分です。自分を大切にね。風邪に気をつけて…。

Jamiroquai サウンドとして、このスタイルはあまり知られていませんが私のようにJamiroquai 好きな人間にとっては何気に有名な一曲です。特にこのMUSIC VIDEOではJay Kay がハーレーダビットソンのバイクに乗りアルメリアの奥地を走り抜けて行く、、、ああ、私もよくこういう事やってるな(私はスペインではなく日本ですが)…とちょっと嬉しくなったりします。車やバイク好きな人間は行き詰まったり、ふと現実から離れて気分をリフレッシュさせたかったりすると行きつく場所なのです。自然の中を走り抜けて上を向けば青い空しか見えない、何もない青い空しか見えない…都会で生きていると、そんな場所に時には身をおいて「無」になる時間も自分を取り戻す一つの手段です。さらに車好きの私は運転をするという行為自体が凄くリフレッシュタイムで、ハンドルを握りアクセルとブレーキに集中している時の脳内はまさに「無」…。Jamiroquai のこの『Blue Skies 』、曲も映像もとても好きな世界観です。そんな事を思いながら今は都会生活の中で聴いているとちょっと自然が恋しくセンチメンタルな気分になったりね…。さあ、今日は私からあなたにそんな素敵な曲『Blue Skies 』を贈ります。都会でも紅葉が綺麗な季節ですね。寒くなってきましたが冬の前の紅葉が美しいこの時期を楽しみながら暖かくして過ごしてくださいね。

今日はMichael Franks のアルバムからの一曲です。1999年にリリースされ、私が彼の事を知ったのもその頃で、とにかく都会的で最高にお洒落…というサウンドに取りつかれて聴き入っていました。実際にはもっと前から活躍していて不動の地位を確立しているミュージシャンで、私が知った2000年頃にはすでにsmooth jazz というジャンルを牽引してきた第一人者的な存在でもありました。このBarefoot on the Beach というアルバム、背景的には夏…というシチュエーションですが、この彼の世界観で囁くようにそして都会的に歌い上げるサウンドは季節外れのちょっと淋しげな海にも似合う。。。そして、淋しさ…というよりもお洒落な感覚に連れ出して自分を素敵に演出してくれる。あなたがもし独り時間が好きな私のような人であればきっと彼のサウンドに取りつかれます。こんなふうにちょっとした事で自分の機嫌をとりながら精神を安定させて生きていく…というのも大切かな、と思ったりしてね。。だんだん寒くなってきました。秋…というより冬が近い空気を感じますね。暖かい部屋で静かにゆっくりと過ごす楽しみもこれからの季節の醍醐味。さあ私は…次の仕事が入っていない日にちょっと車で海まで出かけてみようかな…と思います。そして着いたら海を眺めながら大好きなサウンドと一緒に過ごそう。その中のひとつをあなたに今日はお届けです。Michael Franks アルバムBarefoot on the Beach から『Every Time She Whispers 』。あなたにも穏やかな時間が訪れますように。

しばらく海での生活はおあずけ…の状況になりつつありますが、これもある意味、お仕事を頂けているという感謝すべき事であり、ありがたく過ごす日々です。実際に住んでいなくても、私にとっては第二の故郷のような場所であり、私の心の中と脳裏にはいつも「海」という場所があります。今日の曲は、昨年は今頃の時期、海を見つめながらずっと聴いていたアルバムSolo Improvisations for Expanded Piano からの一曲です。ピアニストLyle Mays がアルバムを通して究極の自己表現をした作品の一つなのではないか…と思う作品。ピアニストとしてだけでなく一表現者としての繊細な音の濃淡、そして演奏テクニック、吸い込まれるような間、音楽的に当然、引き込まれていってしまうほどの名盤ですが、それに加えて精神的な何かが私の心に働きかける音の世界。彼の美というものに対しての思いが詰まった音の世界。そこに彼の盟友、Pat Metheny の世界観も加えられ広がると…もう美しすぎる音の世界観に言葉無くして泣いている私がいます。Pat Metheny Group は彼がいなくては実現しない、或いはまた違う世界観のサウンドになっていたのではないか…と思ったりします。Lyle Mays が亡くなって5年、天才音楽家であり繊細で美意識の高い表現者であった彼の作品…たとえ過去の人になってもそのサウンドに虜になった私のような人間によってずっと語り継がれていきます。今日はそのアルバムの中から『Long Life 』、アルバム最後の曲ですが壮大かつ繊細なサウンドが人が去り静けさが戻った11月の海にとっても似合う。。。今月もあなたらしく過ごす事ができる11月になりますように。寒くなってきました。暖かくして過ごしてくださいね。