今日はRickie Lee Jones の曲をお届けします。Rickie Lee Jones は私が高校生だった頃、ずっと年上の憧れの男性から教えてもらったシンガーソングライターです。その男性とは私が一方的に好きなだけでしたので、特に何もなく終わってしまった切ない恋…ではありますが、はっきり言ってこのRickie Lee Jones の良さを当時の私は若すぎて理解できなかった。特にこのピアノとストリングスをバックにシンプルに歌い上げる『Rainbow Sleeves 』という曲は全然良いとは思わなかった。ただ、好きな人がいつも聴いていて車に乗るといつもかけていて、少しでもその人の心に近づきたくて聴いていた…そんな感じだったのです…。最近なんとなく思い出して聴いてみるとこんなに美しくも切なく私の心に突き刺さるような曲だったんだ…と昔の自分の聴く感性の未熟さを思い知ります。そして、自分がこの曲を理解できる大人になったのかな…とも思ったりもします。大人になる、という事はこういう事なのかもしれません。子供の頃嫌いだった食べ物の美味しさがわかるようになって大人になったら大好きになったものもいっぱいありますしね。自分の色んな意味での成長と共に世界が広がっていく素敵さは大人になっていくことの醍醐味の一つです。そのかわり…と言ってはなんですが、子供の頃の破天荒な発想や行動等はグッと抑えて、そしてそのうちにつまんない大人になってしまっている自分にもちょっと気づいたりします。久しぶりに聴く彼女の歌声は、今大人になった私にやっとここまできたね、と笑顔で語りかけてくれているような優しさがあります。ちなみに、この曲はTom Waits というシンガーソングライターで、かつて恋人だったRickie に彼が送った曲です。彼女の歌声は私の心に色んな思いと共に染み込んでくる情熱的な美しさと切なさがあります。名曲です。今夜はRickie の歌声と共に夏の夜空を眺めながらゆっくり過ごしてみるのも素敵時間です。楽しい夏になりますように…。
dially
綺麗な満月…幸せ感をもたらしてくれる自然の力
昨夜はとっても綺麗な満月が見られました。普段当たり前のように普通に仕事をして、家に帰りそしてまた次の日も仕事に出かけ…それが日常になっている私達人間ですが、こんな当たり前の日々を過ごしている事自体がもしかしたら最高の幸せなのかもしれません。美味しいものを食べて笑顔になったりちょっといい買い物ができたり、たまたま手に取った本を読んで感動したり等、人によって様々ですが、幸せというものは日常にいっぱいあるものなのかもしれません。昨夜の満月はとても綺麗でした。なんだかとても幸せな気分な夜のひとときでした。仕事で忙しかったりすると自分が何処に向かっているのか…と自分自身を見失いそうになりますが、ああ、こういう幸せを見つけるために生きているのかな…と思ったりもします。月の美しさは自然がもたらしてくれる私達へのプレゼントですね。今日の曲はKenny Burrell のアルバムMoon and Sand から『My Ship 』。私はKenny Burrell のバラードがとても好き。この曲を私もピアノソロで演奏するのですが、どうしてもこの旋律と間の美しさをこう表現することができない…というのか自分自身で納得する演奏ができない…。そう思いながらピアノに向かう日々です。Kenny Burrell の『My Ship 』、シンプルな中に漂よう洗練されたコードの響き、音の間、綺麗な月を眺めながら今夜はあなたも聴きいってみてくださいね。7月もあと数日、8月も素敵な月になりますように。夏の夜空に乾杯…。
Lyle Mays の美…夏の満月と共に
明日の夜は7月の満月(Buck Moon )です。夏の月は冬と比べて低いところにありお天気が良ければ綺麗に月の表情が見られます。こんな夜には静かにこのアルバムと一緒に過ごしたい…そんな作品をあなたにお届けします。Lyle Mays のピアノソロアルバムSolo:Improvisations for Expanded Piano 。この作品は、ピアノと言っても普通のピアノではなくYAMAHAのピアノプレイヤー(Piano Disklavier )を使い、彼がピアノで即興演奏して、それをコンピューターに連動させて完成させたもの。所謂コンピュータサウンドとは全く別の、彼ならではの様々な美意識を感じます。アコースティックなピアノソロの世界観も当然素敵ですが、PMGのコアな素晴らしさを創り上げたLyle Maysの個性をさらに凝縮させた作品、と言ったらいいのか…Lyle Mays らしい美しくも素晴らしいクオリティに惹きつけられます。彼の創り出す旋律、コード、それに加えてこういった時代と共に進む電子楽器の素晴らしさがとりなす美しさは感動的です。今回はその中からの一曲『Long Life 』をあなたに。彼の美に対する意識を最高に感じる一曲です。夏の夜空を眺めながら目を閉じて聴いてみて下さい。きっとあなたにとって最高のひとときになりますよ…。お天気に恵まれて綺麗な満月に出逢えますように…。
夜空の月が綺麗…。Chicago の『Moonlight Serenade 』と一緒にhappyな夜…。
熱い!その一言に尽きる日々です。特に私の住む地域の暑さは毎年ハンパなく、暑さに慣れている、とはいえ、この災害級のレベルはキツいですネ。窓も開けられない、ずっとエアコンをつけている状況です。仕事で演奏している場所はお客様のために冷蔵庫レベルの温度設定にしてあるので寒い位なのですが、、、本当に地球はどうなってしまうんでしょうか…と心配になります。(悲しいかな、私ではどうしようもありませんが)夜も暑い!と文句を言いつつ夜空を眺めると月が綺麗に浮かんでいます。今月の29日の満月(Buck Moon )に向けて着々と丸くなっていく月の光が昨夜もとっても綺麗…。今夜もさらに丸に近づいている綺麗な月は見られそうですね。今日はChicago のBIG BAND JAZZ ALBUM から『Moonlight Serenade 』をあなたに贈りますね。Glenn Miller のBIG BAND であまりにも有名な曲ですが、このChicago ヴァージョンを聴くとなんだかhappyな気分で笑顔いっぱいになります。コードの付け方がとても素敵。私がこの曲を演奏する時はこのヴァージョンを基本に自分スタイルにしています。今夜はこの曲と一緒に夏の月を眺めながら恋人と、お友達と、家族と…或いは一人で自分とゆっくり会話してみるのも素敵時間ですね。happyな夏の夜のひとときになりますように…。暑い夏に乾杯…!
夏の夜空と一緒に今夜は海までドライブ…
いきなり異常な暑さになりました。梅雨明けのニュースは入っていないですがもう夏!ですね。やっぱり今年の夏も暑いです。熱中症に気をつけて楽しい夏にしたいですね。夏の夜空はお天気さえ良ければどれだけでも眺めていられる…気づいたらまわりが明るくなってきた…なんてこともある位、私は夏の夜空を眺めながら過ごす時間が好きです。久しぶりに夜のドライブにでも出かけようかな、と思ったりします。仕事が終わって(夜12時位ですが)海まで愛車で一走り。今日はそんな時によく聴いている曲をあなたにも。。。Jamiroquai は本当によく聴いているサウンドですが、そのメンバーの一人、キーボード奏者のMatt Johnson も凄く好きなアーティストです。今回はそのMatt Johnson の曲です。アルバムWith The Music の中の一曲ですが、このLIVEヴァージョン、音質も良く、彼等の格好良さにあらためて感動します。このさりげないgrooveの中に感じるサウンドのクオリティの素晴らしさはまさにACID JAZZ。夜、車を運転しながら一緒に過ごしていると凄くいい気分になって少しくらいの嫌な事なんて忘れてしまいます。Matt Johnson 『Goddess 』、あなたもちょっとお洒落な気分の夏の夜のひとときを。素敵な夏になりますように!
梅雨の真只中、サラリとした感覚が心地良いサウンド。LAの風と共にMoonchildのアルバムVoyager
ACID JAZZ 好きだから…というわけでもないのですが、ここのところずっとそのジャンルが多めだったのですが、今日はLA のJAZZシーンで注目を集めて一躍有名になったバンドMoonchild のアルバムからの一曲です。男女3人グループのこのバンドはリズムの取り方やコードの動き等、音楽的な観点から聴いても凄く面白くそしてカッコいい。そこをベースにLA を感じる渇いた感覚のサウンドがまた心地良い。何もせずにゆっくり過ごしている時に穏やかにサラリと空気のように共存してくれるようなサウンドです。今日はその彼等のアルバムVOYAGER から『EVERY PART (FOR LINDA)』という曲をあなたにお届けします。梅雨真只中ですが気温はもうすっかり夏のような高さですね。熱中症に気をつけて過ごしてくださいね。カラッとして(LA にはかないませんが日本なりの笑)太陽の輝きが美しく眩しい夏はすぐそこ。この曲と共に素敵な日曜の午後のひとときになりますように…。
傷ついた心を癒してくれる…そんなメロディたちKeith Jarrett の曲集 LATE AT NIGHT
今日はKeith Jarrett の曲集LATE AT NIGHT からの一曲です。これはストリーミング配信のみでCDの発売はなく、収録時間も場所もばらばらでそれぞれの曲が持つ個性、そしてKeith Jarrettらしさが溢れる作品が並べられています。彼のエネルギッシュなpiano trioも丁寧なタッチの中で冴えわたる鋭いアプローチ、swing感…素晴らしい作品は数々ありますが、彼のもう一つの顔…と言うのか、ソロもトリオも穏やかで美しく私を包み込んでくれる作品がたくさんあります。このLATE AT NIGHT はまさにそんな曲集ですね。今日はその中から『Encore from Tokyo 』をあなたに。傷ついた心をそっと癒してくれる…。私もそんなふうに感じてもらえるピアノを弾きたいな…と思いながらね。辛いことや苦しいことにぶつかっているあなたに、この曲を聴いている一時、優しく心に響いて色んなことを忘れさせてくれる…。あなたに笑顔が戻ってきますように…そんな思いを込めてね。
梅雨の真只中…洗練されたAcid Jazzでお洒落な夜、Incognito のサウンドで乾杯…
7月になりました。私の住む地域は梅雨真只中なので今日も湿った空気が漂っています。まあ、でもこれも自然がもたらす動きそして恵み…そこで過ごす私達人間はうまく付き合いながら自然と共存していかなくてはいけませんね。今日はお洒落サウンドに浸って過ごすひとときをあなたに…。Incognito のアルバムNo Time Like The Future からの一曲『I Can See the Future 』です。言うまでもなく、Acid Jazz を代表するイギリスのバンドです。アメリカのR&Bが牧歌的なら、こちらは都会的と言うのか、、、R&Bがソウルフルで人間の持つエネルギー、生き様をサウンドにしてgroovyになったサウンドならAcid Jazz はひたすら都会的で、そこに見え隠れする孤独感や寂しさ、切なさを一つのジャンルにgrooveとコード法で仕上げたサウンドと言ったら良いのか…私の中では、そんな解釈です。難しい話はさておき、湿った空気の日々ですが、今夜はお洒落サウンドに浸って過ごすのも素敵な週末のひとときですね。夜空も時折、雲の合間から月が見え隠れしたりしてそんな雲の動きを静かに眺めているのもちょっと心が落ち着きます。好きな飲み物を用意して今宵はAcid Jazz のgrooveに浸ってみてくださいね。素敵な週末の夜に乾杯…。
Pat Metheny が奏でる『America The Beautiful 』これこそがアメリカ人が作り上げてきた精神なのではないのか…
Pat Metheny が新シングル『America The Beautiful/The People United Will Never Be Defeated 』を公開しました。アメリカの第二の国家とも言われているAmerica The Beautiful とThe People United Will Never Be Defeated (不屈の民)のメドレーです。アメリカ合衆国建国250周年を控えてこの時期にリリースされたこの作品はPat Metheny にとって伝えたいメッセージがあるのかもしれない…そう思いながら聴いています。叙情的な彼ならではのギターソロでThe People United Will Never Be Defeated に繋ぎ、展開していく…。アメリカという国は自由であり、国のスタイルもトップが変わればあり方も変わっていく、そして時代は作られる。良い面もあれば素晴らしいものも変化と共に失われていったりもする。私が中学生の頃に憧れていたあのアメリカの開拓精神、個人主義でありながら隣人愛を大切にする生き方、広大な自然…今のアメリカ合衆国はなんだか違うような気がする。。。彼の奏でるAmerica The Beautiful を聴いていると私が憧れ魅せられていたアメリカを思い出します。そして、彼の伝えたいことがなんとなくわかる…。アメリカを愛するアメリカのミュージシャンが音楽で打ち出したメッセージですね。Pat Metheny が詩を書くように展開していくアメリカの愛国歌、素直な気持ちに自分を戻してくれるような気もします。素晴らしい曲、そして彼ならではの叙情詩のようなギターの音色、展開…あなたにお届けします。雨が降りどんよりとした空気、まさに梅雨の時期ですが、穏やかなひとときがあなたに訪れますように…。
Japanese AOR …の素晴らしさに今さらながら気づくbitter sweet な感覚…大貫妙子『都会』
私が乗り続けている愛車の某代理店によるオーナーだけのライフスタイル情報サイトがあります。そこから送られてきた音楽コンテンツで知った曲、それが今回の大貫妙子さんの『都会』。もう、聴きながら心を突き抜ける衝撃、そしてこのgroove、コードの動き、全てが交わって出来上がるお洒落感…まさに日本のAOR です。参加ミュージシャンも坂本龍一氏の編曲、細野晴臣氏のベース、パーカッションの斉藤ノブ氏等々、とてつもなく今では大先生、レジェンドの方たちによるサウンド。日本人として今まで知らなかった自分が悔しい…。作詞作曲は大貫妙子さん自身により書かれたものですが、歌詞がもうたまらなく切なく、でもなんだろう、このお洒落な感覚は…bitter sweetな世界観。お洒落で時代の先端を駆け抜けていく都会、でもその中にある孤独感、この曲がリリースされた1977年の都会と変わらない孤独感は令和の今でもあるのではないのか…、都会で生きる…ということは時代に関係なく孤独を受け入れ、その中で何かに向かって走り続ける、出逢いもあれば別れもあり…そんな思いをキャッチーなサウンドにのせて創り上げられたこの曲はもう名曲ですね。素晴らしい曲を知りました。今日はその感動をあなたにも。大貫妙子『都会』、都会で頑張っているあなたにそっと包み込むように語りかけてくれます。そして、もうちょっとここで頑張ってみようかな…なんていう気分にもしてくれます。今週もあなたらしく…ね。