クリスマスの近づきと共に今年一年も終わりになってきたな…と思います。私事で言うならば、本当に休みなくピアノをお客様に聴いて頂いた年であり、それにまつわる数多くの出会いに恵まれた年でした。ありがたいな…と思います。プライベートでは嫌な事や辛い事、悲しい事もありましたが、ピアノを弾き続けている環境にとても救われたような気がします。結局私はいつどんな環境にいても何処かでピアノは弾き続けているんだろうな…これからもずっと私はこのスタイル、ピアニストではなく「ピアノ弾き」という立ち位置に拘りを持ち、演奏テクニックも感性も進化させていきたいと思っています。あなたにとってのこの一年はどんな年だったでしょうか。なんだかんだ言ってもここまできたのですから頑張った自分を褒めたたえるのも自身の心への思いやり…「よく頑張った!」と言ってあげてくださいね。今日お届けはスーパーギタリストAl Di Meola のアルバムWinter Nights からの一曲です。冬の夜空が素晴らしく似合うアルバムです。スーパーギタリストの彼らしい展開、パッセージであるものの星降る夜の砂漠を感じさせる作品。誰もいない砂漠で自分一人夜空を見上げると淋しさを忘れるほどの星の数、そして静けさ…そんな世界へ連れていってくれます。都会の魅力も沢山ありますが、このアルバムは都会の喧騒から抜け出して砂漠を旅しているような…と言ったらいいのか。寒い冬、暖かい部屋で一年頑張った自分にちょっと贅沢時間、温かい飲み物と一緒にAl Di Meola のアルバムWinter Nightsからの一曲『Midwinter Nights 』という素敵なサウンドのご褒美ですね。穏やかなひとときになりますように…。
dially
Elton John 『Rocket Man 』、スーパースターの孤独感…
今日は世界中で熱狂的に崇拝されているスーパースターElton John の『Rocket Man 』をあなたにお届けします。実はこの曲、お客様に教えて頂きました。私自身Elton John 世代ではないので数曲ほどしか知らず、教えてくれたお客様は20代の方で、彼は私よりも若いのですがElton John が大好きという話をしてくれて演奏の空き時間、楽しくおしゃべりをさせて頂きました。Elton John ならではの旋律、コードの動き、そしてなんと言っても彼の歌声、なんて良い曲なんだろう…とシンプルに感動。歌詞を聴いていると彼のスーパースターであるが故の孤独感のようなものを感じたり。。。成功者であってもやはり人間なんだ…なんて事を思ってしまいました。という中…、こうして知らなかった曲を教えて頂いたり、それがきっかけでお客様との距離が近くなったり、Bar という空間での演奏のお仕事はライブハウスとはまた違う魅力があります。そして、音楽感、自分自身のピアノ弾きとしてのあり方、等様々な発見や学びがあり、ある意味面白さが尽きない現場でもあります。今現在のピアノ弾きとしての私は、お客様によって作って頂いた面もあり、きっとこれからも進化し続けていくのかな…と思ったりもします。私ができることは、いつどんな時も一音一音に心を込めて演奏する、、、Elton John のようなスーパースターのミュージシャンではないですが笑、音に対しての気持ちは一緒、と思っています。今日お届けの『Rocket Man 』はElton John のライブの定番曲としても知られているようですね。日曜日の午後、彼の歌声を聴きながら穏やかなひとときをあなたに…。ゆっくりした休日を過ごしてくださいね。
やっぱりドライブにはこれがなくては…Jamiroquai 『Scam 』
昨日は仕事が入ってなかったので車に乗ってドライブ!とは思ったもののなんだかんだと用事を済ませているうちに陽が傾き始める時間になってしまい、青空に向かってのドライブは諦め夕陽から夜に向けてのドライブでちょっとひと走りを楽しんできました。やっぱり車という存在は私にとって大きく、無になってハンドルとアクセル、ブレーキに集中しながら視界に入ってくる景色から貰う様々なインスピレーション…私だけの大切なリセットの仕方です。そして、なんと言ってもジャンルはその時の気分にもよりますが、一緒に過ごす音楽も大切な仲間。昨日のようにひたすら運転に集中したい時はやっぱりJamiroquaiは最高です 。このThe Return Of The Space Cowboy というアルバムは彼らの初期の作品ですが、ドライブの時にはもう何回聴いたことか…。お洒落な空間を演出して私をハイテンションにしてくれる、、、車と音楽は私にとって良い意味での現実逃避ですね。今日のお届けはそのアルバムからの一曲『Scam 』。素晴らしくカッコいい作品です。ダンスミュージック的ですが、この緻密に計算の元で創り上げられているサウンドはやっぱりACID JAZZ そのものです。昨日はドライブから帰ってきてそのまま車はガレージでしたが、今度のオフの日には洗車して綺麗にしてあげようと思います。これからの季節は寒くてキツイですが笑。今年も1ヶ月を切りました。風邪に気をつけて上手に気分転換しながら寒い季節過ごしてくださいね。外は寒くても心は温かく…ね。
寒い季節、でも今を生きている事に笑顔…だね。Happy Christmas !
街はクリスマス色がさらに増して賑わっています。忘年会とかもあるせいかもしれませんね。どちらにしても、あちらこちらでクリスマスの華やかな電飾や飾り付けでいっぱい。街行く人みんな笑顔で、やっぱりクリスマスシーズンはなんだか嬉しいですね。今年も色んな事がありました。皆さんもそうですよね。これこそが人間に生まれてきた特権であり、楽しい事もある分辛い事や悲しい事も受け入れて、まあ、なんとか今年も楽しい或いは普通に笑クリスマスシーズンが迎えられている…今年の締めくくりとして「まあ自分も頑張ったんじゃないかな…」、Happy だ!という事にしよう、なんて考えながら12月を過ごしています。先日は今年最後の美しいスーパームーンを仕事先の現場から観られて思わず演奏最後にドビッシーの『月の光』を聴いて頂きました。私の中ではこういったちょっとした事が集まっての小さな幸福感…これこそが生きている嬉しさかな、と思っています。寒さは増してきますが、心は暖かくいたいですね。そして笑顔で…。一人ひとりの笑顔が沢山集まればきっとそこの空気はhappy。そんな事を思いながら、『Jingle Bells 』をあなたに。クリスマスソングとして有名過ぎるほどの曲ですね。今回はFrancfranc がプロデュースしたクリスマスアルバムからのお届けです。Francfranc がプロデュースしたアルバムは音楽的な面(アレンジ等)でもとても素晴らしく、私はグッズと同じく大好き。。。楽しくhappyで、そしてあなたの素敵な笑顔いっぱいのクリスマスシーズンを過ごしてくださいね。Happy Christmas 〜🎶
冬がやってきました。暖かい部屋でChet Baker のトランペットで穏やかな夜を
今回のアルバムは私自身、知らなかった作品です。Chet Baker の彼ならではの独特の拘り、スタイルが好きで殆どの作品を知っている、と思っていたのですが、こんな素敵なアルバムがリリースされていたのですね。ネットの今の時代においての素晴らしいところです。アルバムArtists Favor という作品ですが、多分以前からあるアルバムから引用して作成された作品なのかもしれません。今日はその中でWolfgang Lackerschmid というドイツのVibraphone 奏者との一曲『Christmas Waltz 』をあなたに贈ります。Vib の音色とChet Baker のトランペットが心地良く、静かに音に集中して聴くのも素敵時間、一人でBGMとして本でも読みながらも贅沢時間、ワインでも飲みながら恋人と過ごすのも最高なひととき…色んなシチュエーションで最高に幸せを感じさせてくれる作品です。寒くなってきましたが家の中で過ごす幸せをあらためて感じる季節がやってきました。風邪をひかないように気をつけて暖かくして過ごしてくださいね。大切な人へのクリスマスプレゼントを何にしようかな…なんて考えている人もいらっしゃるでしょう。そんな時間も幸せなひとときですね。そして、今年もクリスマスシーズンを迎えられる…これも嬉しいことです。今年も頑張った自分を沢山褒めて、、、穏やかで暖かい冬のひとときになりますように。
明日はアドベント、クリスマスを平和に迎える事ができる今の時代にあらためて感謝…ですね
私は中学から大学までクリスチャン系の女子校で過ごしました。そこでキリスト教というものを学んだわけですが、今思えば本当に素晴らしい環境で多感な時期を過ごせたんだなぁとあらためて思います。先生や親に反発したりした事もありましたが(まあ、なんと言っても若いですから笑)キリスト教の精神や聖書の教え、あと、なんと言っても讃美歌との出会い、今の私に少なからず影響している事はたくさんあります。こうしてクリスマス前にそんな過去も振り返り懐かしさと共に色んな事に感謝の思いです。明日からはアドベント期間に入りますね。アドベントというのは、イエス・キリストの降誕を待ち望む準備期間でクリスマスの4週間前の日曜日から始まります。今年一年の色んな事、楽しかった事も辛かった事も悲しかった事も全て、生きている証…と思えば全部受け入れていこう、そんな気持ちになります。今日お届けの曲は讃美歌第二編の中の曲でもある『Oh Holy Night 』。中学に入学してアドベント期間に入った時、礼拝で初めて聴き涙が出るほど感動したのを今でも覚えています。そして今は仕事で、私のピアノでの『Oh Holy Night 』をお客様に聴いて頂いています。様々なヴォーカルの人達が歌っていますが、今日はNat King Cole のヴァージョンをあなたに贈ります。クリスマスを待つ期間…というのもワクワクしてhappyな気分ですね。そんな幸せに感謝…そして、今年も一年頑張ったあなた自身もいっぱい褒めてあげてくださいね。素敵な週末になりますように。。。
晩秋の今、何故か聴きたくなるのです。Clifford Brown の名盤Study In Brown
車から生まれるストーリー、クリスマスのhappy songの一曲『Driving Home For Christmas 』
私は車が凄く好き…。特に運転する、という行為、集中力が私にとっては凄く心地良いリフレッシュです。何か悩みがあってモヤモヤしている時や物凄く辛い時、車に乗ってハンドルを握ると、エンジン音から始まってブレーキとアクセルの調子、そして走り出したら窓から見える光景…全ての車に於ける集中力が雑念を取っ払って色んな事を忘れさせてくれます。車は一つの移動の手段でもありますが私にとっては親友であり恋人のような存在ですね。今日お届けするChristmas Song はChris Rea が車の運転中に渋滞にはまって、そこからインスピレーションを得て出来上がったそうです。歌詞の中にthose faces とあるのでWinter Holiday で帰省中の時なのかもしれませんね。ワクワクする感じがお洒落なサウンドの中でもいっぱいでなんだかとにかくhappyな気分になります。この時期になるとクリスマスのこんなhappy song を聴きながら過ごすのも素敵なひととき。クリスマス…家族や友人、恋人、等と過ごせるのは幸せであり、明かりの灯る家に帰ることは幸せのひとつ。まあ、そうでない人も。。。それはそれで楽しく笑…この平和な時代に生きていること自体が幸せであって感謝ですね。色んなクリスマスの過ごし方があっていいんです…といった感じでね…笑。あなたにとって楽しく、心地良い素敵なクリスマスシーズンになりますように!
Lyle Mays 『Eberhard 』…聴き入って感動とエネルギーをもらう
Lyle Mays が亡くなった後リリースされたこの曲、私の中ですごく落ち込んだり行き詰まったり…と色々精神的にマイナス思考の時、1人きりでこの曲をよく聴きます。聴く…というよりこの曲の世界に入っていく、と言ったらいいのでしょうか。もともとは、マリンバフェスのためにMays が作曲した曲ということですがMays が亡くなった2020年2月の数ヶ月前に新たに加筆して初レコーディングされた所謂Lyle Mays の遺作です。ストーリーを紡ぎ出していくMays らしい展開、亡くなる直前の彼は何を思い、何を考え、そして何が見えていたのだろう…それがこの曲を聴いていると見えてくるような気がします。きっと彼の中ではこのアルバムが彼の音楽の最終形ではなく、彼が見ていたこの先の景色…もしもっと長く生きていたなら見たかった…そんな気持ちです。私の中で、無になって自分を取り戻す一曲…。理屈云々ではなく感動と共にエネルギーをもらう、そして気持ちが少し楽になる…そんな一曲をあなたにも。。。Lyle Mays 『Eberhard 』。11月も終わりに近くなってきました。紅葉も綺麗な時期ですね。素敵な晩秋になりますように…。
外は寒くても心は暖かくそして優しくいたい、、、
寒くなってきました。いよいよ秋から冬に変わっていく季節になりましたね。そして、なんと言ってもクリスマスまで1ヶ月。私の仕事の中でもクリスマスソング解禁、、、今の時期ならではのクリスマスの素敵な名曲を何曲か演奏しています。今日はその数多くのクリスマスソングの中からの一曲をお届けです。Bing Crosby によってレコーディングされて1943年にアメリカでリリースされた『I’ll Be Home for Christmas 』。もともとは第二次世界大戦中、クリスマスには海外から家に帰りたいと願う兵士たちに敬意を表するために書かれました。ただ、戦争によって愛する人から引き離された人達、そして亡くなった人達にとって悲しすぎる…という理由でなかなか受け入れられなかった。今を生きる私達は平和なクリスマスを迎えられていることにあらためて感謝しなければいけませんね。クリスマスは職業柄仕事(私も含めて)という人もたくさんいらっしゃるかもしれませんが、私にとっては暖かい家が待っている、というその平和な環境、家はやっぱりいいな…という幸せ感、をあらためて噛み締める、そんな季節でもあります。そして、ちょっと心が暖かくなって優しい気持ちになります。日頃、忙しくしていて人に対する優しさを忘れていたり時にはイライラしたりする自分にふと気づき、そしてそんな自分に落ち込み…やはり人として優しく暖かい心でいたいなあ…と思いつつ反省する日々です。今日はBing Crosby が歌う『I’ll Be Home for Christmas 』を聴きながら優しい気持ちでクリスマスを待つ穏やかな夜を過ごしてくださいね。暖かくして風邪ひかないようにね。。。