美しく切ない詩に包まれる心地良さ

私にとって本を読むことは生きる上でとても重要な時間であり、それによって救われたり深く考えるきっかけになったり、ときには少女の頃に戻ってみたり、その自分の少女時代に話しかけたり…と自分だけの世界がどんどん膨らんでいきます。新しい本に出会う喜びも人との出会いと同じくらいの喜びですが、大好きな本は何回も何回も読み、大切に扱っているつもりでも読みすぎてぼろぼろになって買い直したものもあります。私はもしかしたら人と会話をしているよりも本を読んでいる時間の方が長いかもしれません。大好きな本…という中に詩集もたくさんあります。中原中也の詩においては私の生きる上での大切な友達。そして、このサカナクションの山口一郎さんの書く詩もとても好きです。彼の書く詩は切なくて寂しい、孤独感を感じつつもでも何処か美しく強く生きるエネルギーをくれます。私達人間は、ときには刹那的に、人間臭さを受け入れながら生きていく…それも人間として生まれてきた使命なのかもしれません。彼の書く詩の世界観は私にとって共感してくれる友達のような存在です。今回の曲『ナイロンの糸』、詩がとにかく好き。海が大好きな私にとって最後のクライマックスに繰り返される言葉は涙が出てきます。サカナクションの『ナイロンの糸』をあなたに贈ります…。夏のお休み、ときにはゆっくり過ごして普段頑張っている自分の心も身体も労わってあげてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です