作曲家Johnny Mandel は私の大好きな人の1人です。彼の創り出す旋律が切なくて美しすぎて…。今日はあなたにその素晴らしい作品を甘く切なすぎる唄い方で語りかけるPat Metheny & Charlie Haden の演奏でお届けします。先日も私の大好きなアルバムとして紹介したMissouri Sky からの一曲です。このアルバムの選曲コンセプトは美しくてシンプルなメロディとコード進行を持つ曲、という事で出来上がった作品なのだそうですが(Johnny Mandel は真っ先に選ばれる作曲家でしょう…)Metheny らしいテンポや音の拘り、シンプルな中にさりげなく彼らしい技巧派のソロ等、じっと聴いていると物凄く凝ったアルバムかと思います。理屈は抜きにして…甘く切ないJohnny Mandel の世界、さらに言葉にならない程の『美』を、サウンドで表現したらこんな世界…と思わせてくれる、そんな感じです。Duo アルバムですがべースのHaden はほとんどサポート役に徹していますが、このアルバムのコンセプトの中には彼の存在無くしては完成されなかった流れがあります。是非、音量をMAXにして低音の響きと共にMetheny のギターサウンド、Mandel から生まれた旋律の美しさ、味わってみてくださいね。あなたに心を込めて贈ります。『The Moon Song 』Johnny Mandel 作曲、、、Metheny & Haden の演奏で穏やかなひとときを…。