祈ることしかできない無念さ…。

元旦に襲った能登半島地震、被害に遭われた方を思うといてもたってもいられない気持ちでいっぱいです。こういった窮地に追い込まれた時、つくづく音楽の無念さをおもいます。音楽でお腹を満たすことも瓦礫の中から救い出す事も寒さをしのぐ事もできない…。私の仕事、ピアノを演奏する事はなんの力もなく、、、言葉も出ない切なさにかられます。それでもピアノを弾き続ける私は、せめて真面目な想いで音楽に向かい、想いを込めて演奏する…ありきたりな言葉にしかできませんが、そんな気持ちです。亡くなった方を思うとそれ以上言葉がありません。せめて…その方達に届く事を祈りながら今日もピアノに向かいます。演奏させてもらえる人生に「ありがとう」と言いながら。そして、『言葉にできない』…この曲が私達より先に能登地震で天国に旅立たれた方達に届きますように…。

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