ゆっくり自分らしく生きていきたい…。

時々、人間関係の難しさや日常の動きの速さに自分を見失いそうになる事ってありませんか?私はあります…。大人として生きている私があるのですから、まだ10代の子供達はそんな中で日々いろんな想いと戦い続けているのでしょう。未成年者の自殺の報道を目にする度にいろいろ考えます。私自身10代の頃には大人と子供の間という掴み所のない立場で、様々な悩みや疑問、苛立ちに訳も無く包まれていた時代でした。いろんな本を読んだり、夢中になってピアノを練習したり時にはハメを外して遊んでみたり…。その時代に英語の先生にこの曲を教えてもらいました。Gilbert O’Sullivan の『Alone Again 』。自殺願望があり、それに気付かれず教会に取り残され、希望が現実にぶつかり神様に捨てられたと嘆き、両親の死を悲しみと共に振り返る…なんだか知らないうちにひとりぼっちになってしまった…。という内容の歌詞です。この歌詞を辞書を見ながら訳していた当時、なんとも言えない切なさや哀しさ孤独感、どれだけ楽しく遊んでいても何か何処かでこの虚無感があった当時の私は、何か自分自身を見失いそうになるとこの曲を聴いていました。今現在いろんな思いをして戦っている中高生の子達にも、何かこうやってちょっと寄り添ってくれる事、物…がふんわりと降りて来てくれること…願っています。『Alone Again 』…切ない歌詞、でも何処か優しい気持ちにさせてくれるメロディ。そしてGilbert O’Sullivan の甘い歌声…。今日は私の思い出深いこの名曲をあなたへ贈ります。

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