今日は10月最後の日…。早いもので、もう明日からは11月です。街では今日はハロウィン、そして休日という事で楽しそうな空気に包まれていますね。私は、今夜も演奏でミッドランドスクエアの『麗穂』です。街中に笑顔が戻ってきて、演奏している私もそんな空気にHappy を頂いています。今日のあなたはどんな風に過ごしていらっしゃるのでしょうか…?休日で仕事もお休みだし、家でゆっくり過ごそう…とのんびりしているのも贅沢な時間ですね。そんなあなたに私からお贈りする曲です。Zoot Sims のソプラノサックスがキャッチーに格好良く響くBlues 、『Blues For Louise 』。休日の午後、まったりと聴いてもなんだか暖かく包み込んでくれるサウンドです。夜だけでなく、午後のひとときにも合うBlues…とでも言うのでしょうか(笑)ピアニストのRay Bryant のアプローチも気持ち良くリズミカルかつ、パワフルな世界…、Zoot の迫力あるソプラノサックスと共に凄くカッコいい、まさに『アメリカ』を感じるBlues です。外のハロウィンの賑わいに笑顔を送りつつ(笑)午後のお家時間を楽しんでいるあなたに是非、お贈りします。コーヒーでも飲みながら素敵なBlues と共に素敵な時間になりますように…。Happy Halloween!

美しい紅葉や、美味しい秋の収穫の色とりどりな風景で周りが素敵なArt の世界に包まれる秋です…。皆さんはどんな楽しみ方をされていますか?紅葉狩りやこの季節ならではの野外マーケットめぐりも楽しい時期ですね。日本にいて四季折々の美しさを知れば知るほど日本人でよかった…と誇りに満ちた喜びを感じます。そんな日本の素晴らしさを知っていて、誇らしさがあるからこそ、違う意味でニューヨークの活気溢れる空気の中でのちょっと切なさも感じる秋にも魅かれてしまいます。そんな事を想いつつ今日聴きたくなった曲…。Frank Sinatra が映画のワンシーンの如く歌い上げるNew York,New York …。New York は様々な人間模様が繰り広げられる坩堝と化す街です。しかしその中で、笑いに満ちた成功者、敗北感に打ちひしがれる脱落者、這い上がるために頑張っている人、まさにそれぞれの人生。でもそのそれぞれの皆違う人生を生きていても平等に美しい秋は訪れます。私にとってNew York は厳しい中に素敵なパワーを与えてくれる街です。今日は、Sinatra のNew York,New York を聴きながら秋のニューヨークの街角にいるような気分になって下さいね。素敵な秋に乾杯…!

寒くなってきました。冬ほどの寒さではなく、ちょっぴり肌寒い今の季節は何となく寂しさや切なさで感傷的な気持ちになります。道端に落ちた枯葉や、道行く人達の寒そうに足早に歩く風景…もう数ヶ月で今年も終わりだと感じる世間の動き…いろんな事が相まってセンチメンタルになるのでしょうか…?そんな事を思いながら今日は、MILES の音色が聴きたくなりました。聴いて頂く曲は『Autumn Leaves 』です。アルバムSomethin ‘ELSE の名演奏。アルトサックスのCannonball Adderley のリーダー作とありますが実質的なリーダーはMILES だったらしい…。という話です。シャンソンの名曲ですがジャズマン達は様々に名演奏を残しています。私もピアノソロ、トリオ、カルテット等、いろんなジャズミュージシャンの方々とお仕事で演奏させて頂いている曲です。今宵はこの素晴らしい名曲をMILES のクインテットを聴きながらゆっくりした時間を過ごして下さいね。秋の夜長、ちょっぴりセンチメンタルな気分に浸りながらジャズの名曲を聴くのも素敵です。風邪ひかないように暖かくしてお過ごし下さいね…。

昨夜ショッキングな訃報が流れてきました。ひたすらびっくりしてしばらく茫然としてしまいました。Suchmos のベーシストHSUさんが亡くなったという衝撃的なニュース。彼等のサウンドの世界感は、Acid Jazz 、Hip Hop スタイルをもとに、究極までに音数をカットしてシンプルなのに…というかシンプルだからこそ独特のお洒落感、素晴らしいグルーブ感が生まれてくる…そんなスタイルがとにかくカッコいいグループです。その中で、HSU さんのベース…、彼の創り出すベースラインがあるからこそこのグルーブは生まれる。。と言っても過言ではなく、このベースアプローチには痺れます。彼等の創り出すサウンドは寂しさや悲しさや、でもその中から感じる格好良さを私達に刺激を与えてくれます。今日はそのSuchmos の曲の中からSTAY TUNE を聴いて下さい。まだまだ若い彼等…。HSU さんも30歳くらいかと思います。もっとHSU さんのベースのSuchmosを聴きたかった…。残念です。でも、素敵なサウンドをありがとう…です。HSU さんのベースの切なくカッコいいグルーブ、本当にありがとう…。

秋も深まってきました。今日は山下達郎のバラードをお贈りします。達郎さんと言えば夏を思う方が多いと思いますが、秋に聴く達郎サウンドも素敵です。彼の創り出す世界感は愛溢れる素晴らしいメロディと歌詞、そして素晴らしいコード展開、バックミュージシャンのうっとりしてしまうアプローチ、達郎の歌声と共に衝撃的なまでに私達に刺激的な感動を与えてくれます。まさに日本が誇るポップスのレジェンドです。その中から、私の一番好きなバラード、Your Eyes 。もう言葉はいらない…とはこの事を言うのか…。そんな曲です。今宵はゆっくり、じっくりとこのサウンドに酔いしれて下さいね。素敵な秋の夜長になりますように…。

10月に入り、秋も本格化…いろんな事を考えたり想い出に浸ったり、ちょっぴりセンチメンタルなでも心地良い時間を過ごすにはぴったりな季節ですね。今日は、そんな時になんとなく包み込んで一緒に過ごしてくれるような曲をあなたに贈ります。Brian Culbertsonのアルバムの中からThe Journey…。10年程前にリリースされたアルバムです。彼の創り出すサウンドは、、いい意味で『間』という空間を大切に音数も時には抑えて、でもlyricalなスタイルにファンク、R & B のグルーブがカッコよく、私達をそのサウンドと一緒にお洒落な空間に誘いだしてくれます。秋の風を感じながら静かに過ごしたい夜にはぴったり。コロナ禍の自粛規制もだんだんゆるくなってきて、お友達や仲間たちと楽しい時間をまた過ごす事ができるようなってきました。これから冬に向けて楽しい計画をたてるのも素敵…。そしてその合間に、ちょっと自分だけの贅沢な独り時間をゆっくり過ごすのも素敵なひとときですね。是非、このBrian Culbertson の創り出すサウンドと共にあなただけの秋の静かな独り時間になりますように…と想いを込めてお贈りします。あなたにとって、ちょっとだけhappyな時間旅行になりますように…。

今日はPat Metheny を聴きたい気分になりました。時々、急に読みたくなる本があるように、Pat Metheny を聴きたくなります。彼の創り出すサウンドは本を読む感覚と同じようなストーリーがあり、また独特の世界感があります。今日お贈りする曲は、ここ数年続くコロナ禍の中にいて思い出しました。Pat Metheny Group のTo The End Of The World …。1995年発表のアルバムWe Live Here からです。発表された当時、アメリカでは天災も含めて暴動やら様々な問題がありました。日本でも、阪神淡路大地震、地下鉄サリン事件が起こっていた時です。P.Metheny の音楽はとても優しく語りかけてくれるような曲もありますが、彼のその時の気持ちを込めているようなメッセージ性のあるストーリーのような曲もたくさんあります。この曲はまさにそんな気持ちが溢れている曲です。只、絶望感溢れるメッセージではなく、世界が終わった後にもまた世界は存在する…という希望を感じさせてくれます。彼のギターソロは世界の終わりを嘆いているかのようですが、でもその嘆きを感じる響きが感動的です。あと、忘れてはならないのが、昨年亡くなったLyle Mays の静かで透明感のあるピアノソロ…。彼の創り出す美しいピアノのサウンドに心洗われます。今日は、この名曲であり、名演奏を秋の風と共に楽しんでくださいね。自粛規制もだんだんゆるくなってきました。いろんなこれからの楽しい事を計画しながらゆっくり過ごすひとときも素敵ですね。happy な時間になりますように…。

今夜は満月の夜、中秋の名月です。昨夜も私の住んでいる地域は素晴らしく綺麗な月夜でした。この季節になると本格的な秋の訪れを感じると共に、今年も終盤に入っている事に気づきます。静かに月を眺めながら夜のひとときを過ごす…凄く贅沢な事であり、生きていることにあらためて感謝するばかりです。静かにひとり時間を月夜と共に過ごすあなたには、先週も揚げたMy Ship をお贈りします。何回聴いても心を安らかにしてくれる演奏です…そして、今日お贈りする曲は明日もまた頑張ろう…!なんて気分にさせてくれる素敵な曲『Moonlight Serenade 』。どちらも素晴らしい名曲です。このMoonlight Serenade は言うまでもなくジャズのスタンダードナンバーで、Glenn Miller オーケストラの代表曲ですが、今回お贈りするのはChicago バージョンです。当然、スタンダードナンバーなので、私自身お仕事の中でも何度もバンドで演奏しているのですが、このChicago のスタイルを聴いた時はこのコード展開に凄く感動して、スタンダードの名曲をこんなふうにするのもカッコいいなぁ…と、まだ当時、新人の私にとって一つのステップアップになったような曲です。そして今では、私がリーダーとしてバンド演奏する時やピアノソロの時にこの曲を演奏する時は、このコード展開をちょっぴり頂いた(笑)スタイルのMoonlight Serenade です。もともとのジャズスタイルの良さは当然の事ですが、このロック、AOR系のミュージシャンであるChicago の創り出す世界感の方も、なんだか本当に月まで連れて行ってくれるようなhappy を私達に与えてくれます。大切な人と一緒に綺麗な月夜を眺めながら聴くのも素敵です。ゆっくりとくつろいでくださいね、そしてまた明日もhappy な1日になりますように…。

秋ですね。過ごしやすい季節になってきました。この季節、ふっと夜風を感じるとなんとなくセンチメンタルな気分になります。懐かしい昔を思い出したり、急に誰かに会いたくなったり、急に昔に感動した本をまた読んでみたくなったり…秋はいろんな事を考える機会を作ってくれる最高な季節です。芸術の秋、読書の秋…様々な言われ方をされていますが、本当に素敵な時期ですね。今日、たまたま私の母校の前を車で通りました。ミッションスクールの女子校だったのですが、懐かしなあ…と一人で呟きながら通りながらいろんな想い出が込み上げてきました。今日の曲は、その高校生の時に知ったMaurice White の『I Need You 』。Earth Wind & Fire のリーダーのM.White ですが、彼がソロとしてリリースした名曲です。なんていい曲なんだろう…と何回も何回も聴いて多感な時期を過ごしました(笑)今、私が曲を作ったり、ピアノで即興的に出てくるフレーズも何気に(この7thコードからの始まり方とか)この時期に凄く聴いていた彼等に教えて頂いた(つもり笑)賜物と思っています。秋のちょっと切ないけれど、でも感性が冴えわたるこの季節、是非このM.White の暖かくて優しさ溢れる歌声に包まれてみて下さい。きっと素敵なひとときになります。私から秋の夜風と共にあなたにお贈りします…。でも風邪には気をつけてくださいね笑

早いもので、もう9月も半ばになりました。今年の中秋の名月は来週の火曜日の9月21日という事です。満月が綺麗に見ることができるようなお天気になるといいですね。過ごしやすいこの季節になってあらためて日本の四季を日本人として誇りに思い、日本人でよかった…と感じます。私の住んでいる地域は、今日は雨が降りそうなどんよりとした空模様ですが、でも家でゆっくりといろんな事をしながら過ごすにはぴったり。。。という訳で、練習したり、前からずっとやらなくては…と思いつつ後回しにしていた譜面書きやら諸々、こもって過ごす1日です(笑)今日の曲は、そんな時に一緒に過ごす音楽、ちょっと寄り添いながら見守るように近くで静かな空間を作ってくれる優しさ溢れるサウンドです。Kenny Burrell のギターが素晴らしく心地良く響くMy Ship 。このKenny Burrell という素晴らしいギタリスト、カッコいいアタック感のあるアプローチが私は大好きなのですが、このMy Ship のように優雅な世界感を創り出すアプローチも痺れるくらいに大好きです…間もサウンドのひとつとして取り込んで展開させていくスタイル、もう溜息と共に『素晴らしい』以外例えようがない…。現在90歳ですが、今も素晴らしいギタープレイは変わらずのレジェンドです。今日は是非、この素敵なギターの音色に秋の風と共に浸って下さい。来週の中秋の名月の夜にもぴったり…。素敵なひとときと共にあなたに贈ります…。