久しぶりに大好きな愛車に乗ってのドライブです。車を飛ばしてちょっと海まで来てみました。無心に車を運転することに集中していると日頃のいろんな疲れも忘れてしまいます。今日はお天気も最高でオフシーズンの海はキラキラと輝いて静かに凪いでいます。あなたともこの気分、是非共感したくてドライブ中に聴いてきたこの曲をお贈りします。Average White Band のCut The Cake 。1975年というもの凄く古い時代のリリースですがこのグルーブのカッコ良さはいつ聴いてもしびれます。高校生の時に初めて知ったバンドですが、James Brown を初めて聴いた時の衝撃と似たような感動でした。とにかく理屈抜きに格好良い!私の勝手なたとえを言うなら笑、J.B を都会的にスマートにしたグルーブ…といった感じです。今日は、この最高にお洒落なグルーブに酔いしれて下さいね。ドライブの時にはくれぐれもアクセルの踏み過ぎには気をつけて(笑)…。さあ今年もあと1ヶ月と少し。今週もあなたらしく生き生きとした日々になりますように。そして今宵は、心地良い秋の風と共に素敵なひとときになりますように…!
dially
瀬戸内寂聴さんに教わった人生観…
先日、瀬戸内寂聴さんがお亡くなりになりました。小説家として有名な方である事は当然ですが、私は僧侶としての瀬戸内寂聴さんが大好きでした。彼女の生き方においては様々な意見がありますが、まさに『人間』を生き抜いた方、人間の汚さや欲望の中に、でも美しくて強い生き物?である、人間ならではの人生の楽しみ方を教えてくれた方でありました。辛い事や悲しい事があった時は、いつも彼女の色々な言葉を想いました。人間として女性として、こんなチャーミングな歳の重ね方をしたいと思います。99歳とはいえ、まだまだいろんなお話を聞いたり読んだりする事ができるものと信じて疑いませんでしたが、やはり瀬戸内寂聴さんも超人ではなく、私達と同じ人間だったんですね。私の中ではまだ心の整理中ではありますが、たくさん素敵な言葉を残して頂いた宝物と共に彼女の様に私らしく人間、そして女性を生き抜こうと思います。昨日は久しぶりにピアノトリオのライブを素晴らしい仲間とで演奏させて頂きました。聴きにきてくださるお客様にあらためて感謝しつつそして、瀬戸内寂聴さんの言葉を噛みしめながら心を込めてこれからも演奏し続けていこうと思います。天国に旅立った瀬戸内寂聴さんへ、そして音楽を愛するあなたへ、今日は、私もピアノソロで何回も演奏させて頂く大好きな曲、Farmer’s Trust をJim Hall & Pat Metheny のDuo でお贈りします。静かな休日に聴くにはぴったり、、。ゆっくりしたひとときになりますように…。
素敵なLove Song と過ごす秋の夜長…
コロナ禍の規制も緩くなり、街にも活気が戻ってきました。大好きな恋人との時間もなかなか作ることができなくて寂しい思いをしていた人達も今はゆっくり、楽しい時間をきっと過ごしていることでしょう。これからの季節、綺麗な紅葉を楽しんだり、お酒が好きな人にとってはボジョレーヌーボの季節…、ワクワクしてきますね。道行くカップルの幸せそうな笑顔を見ながら、今日はなんだかNatalie Cole のLove Song が聴きたくなりました。彼女のたくさんの素敵なバラードの中から、今日お贈りする曲は『Miss You Like Crazy 』。愛する人への素直な想いを綴る詩は涙が出るほど感動的です。「狂おしいほどあなたが恋しい…」とでも訳したら良いのでしょうか…。切なさの中に力強さのあるメロディにも心打たれます。そんな恋人が今横にいるあなたに、そして、これから現れる素敵な出会いを待つあなたにも…このNatalie Cole の名曲を贈ります。私は…、ちょっとセンチメンタルな気分に浸りながら静かに一人で…ワインでも飲みながら聴こうかな…(笑)素敵な秋のひとときになりますように…!
ブルースに酔いしれる午後のひととき…
今日は10月最後の日…。早いもので、もう明日からは11月です。街では今日はハロウィン、そして休日という事で楽しそうな空気に包まれていますね。私は、今夜も演奏でミッドランドスクエアの『麗穂』です。街中に笑顔が戻ってきて、演奏している私もそんな空気にHappy を頂いています。今日のあなたはどんな風に過ごしていらっしゃるのでしょうか…?休日で仕事もお休みだし、家でゆっくり過ごそう…とのんびりしているのも贅沢な時間ですね。そんなあなたに私からお贈りする曲です。Zoot Sims のソプラノサックスがキャッチーに格好良く響くBlues 、『Blues For Louise 』。休日の午後、まったりと聴いてもなんだか暖かく包み込んでくれるサウンドです。夜だけでなく、午後のひとときにも合うBlues…とでも言うのでしょうか(笑)ピアニストのRay Bryant のアプローチも気持ち良くリズミカルかつ、パワフルな世界…、Zoot の迫力あるソプラノサックスと共に凄くカッコいい、まさに『アメリカ』を感じるBlues です。外のハロウィンの賑わいに笑顔を送りつつ(笑)午後のお家時間を楽しんでいるあなたに是非、お贈りします。コーヒーでも飲みながら素敵なBlues と共に素敵な時間になりますように…。Happy Halloween!
New York に行きたい…!
美しい紅葉や、美味しい秋の収穫の色とりどりな風景で周りが素敵なArt の世界に包まれる秋です…。皆さんはどんな楽しみ方をされていますか?紅葉狩りやこの季節ならではの野外マーケットめぐりも楽しい時期ですね。日本にいて四季折々の美しさを知れば知るほど日本人でよかった…と誇りに満ちた喜びを感じます。そんな日本の素晴らしさを知っていて、誇らしさがあるからこそ、違う意味でニューヨークの活気溢れる空気の中でのちょっと切なさも感じる秋にも魅かれてしまいます。そんな事を想いつつ今日聴きたくなった曲…。Frank Sinatra が映画のワンシーンの如く歌い上げるNew York,New York …。New York は様々な人間模様が繰り広げられる坩堝と化す街です。しかしその中で、笑いに満ちた成功者、敗北感に打ちひしがれる脱落者、這い上がるために頑張っている人、まさにそれぞれの人生。でもそのそれぞれの皆違う人生を生きていても平等に美しい秋は訪れます。私にとってNew York は厳しい中に素敵なパワーを与えてくれる街です。今日は、Sinatra のNew York,New York を聴きながら秋のニューヨークの街角にいるような気分になって下さいね。素敵な秋に乾杯…!
今宵はマイルスと共に…
寒くなってきました。冬ほどの寒さではなく、ちょっぴり肌寒い今の季節は何となく寂しさや切なさで感傷的な気持ちになります。道端に落ちた枯葉や、道行く人達の寒そうに足早に歩く風景…もう数ヶ月で今年も終わりだと感じる世間の動き…いろんな事が相まってセンチメンタルになるのでしょうか…?そんな事を思いながら今日は、MILES の音色が聴きたくなりました。聴いて頂く曲は『Autumn Leaves 』です。アルバムSomethin ‘ELSE の名演奏。アルトサックスのCannonball Adderley のリーダー作とありますが実質的なリーダーはMILES だったらしい…。という話です。シャンソンの名曲ですがジャズマン達は様々に名演奏を残しています。私もピアノソロ、トリオ、カルテット等、いろんなジャズミュージシャンの方々とお仕事で演奏させて頂いている曲です。今宵はこの素晴らしい名曲をMILES のクインテットを聴きながらゆっくりした時間を過ごして下さいね。秋の夜長、ちょっぴりセンチメンタルな気分に浸りながらジャズの名曲を聴くのも素敵です。風邪ひかないように暖かくしてお過ごし下さいね…。
さようならHSU…。ありがとうHSU…。
昨夜ショッキングな訃報が流れてきました。ひたすらびっくりしてしばらく茫然としてしまいました。Suchmos のベーシストHSUさんが亡くなったという衝撃的なニュース。彼等のサウンドの世界感は、Acid Jazz 、Hip Hop スタイルをもとに、究極までに音数をカットしてシンプルなのに…というかシンプルだからこそ独特のお洒落感、素晴らしいグルーブ感が生まれてくる…そんなスタイルがとにかくカッコいいグループです。その中で、HSU さんのベース…、彼の創り出すベースラインがあるからこそこのグルーブは生まれる。。と言っても過言ではなく、このベースアプローチには痺れます。彼等の創り出すサウンドは寂しさや悲しさや、でもその中から感じる格好良さを私達に刺激を与えてくれます。今日はそのSuchmos の曲の中からSTAY TUNE を聴いて下さい。まだまだ若い彼等…。HSU さんも30歳くらいかと思います。もっとHSU さんのベースのSuchmosを聴きたかった…。残念です。でも、素敵なサウンドをありがとう…です。HSU さんのベースの切なくカッコいいグルーブ、本当にありがとう…。
秋こそ山下達郎バラードの世界…
秋も深まってきました。今日は山下達郎のバラードをお贈りします。達郎さんと言えば夏を思う方が多いと思いますが、秋に聴く達郎サウンドも素敵です。彼の創り出す世界感は愛溢れる素晴らしいメロディと歌詞、そして素晴らしいコード展開、バックミュージシャンのうっとりしてしまうアプローチ、達郎の歌声と共に衝撃的なまでに私達に刺激的な感動を与えてくれます。まさに日本が誇るポップスのレジェンドです。その中から、私の一番好きなバラード、Your Eyes 。もう言葉はいらない…とはこの事を言うのか…。そんな曲です。今宵はゆっくり、じっくりとこのサウンドに酔いしれて下さいね。素敵な秋の夜長になりますように…。
Journey な気分の夜の時間…
10月に入り、秋も本格化…いろんな事を考えたり想い出に浸ったり、ちょっぴりセンチメンタルなでも心地良い時間を過ごすにはぴったりな季節ですね。今日は、そんな時になんとなく包み込んで一緒に過ごしてくれるような曲をあなたに贈ります。Brian Culbertsonのアルバムの中からThe Journey…。10年程前にリリースされたアルバムです。彼の創り出すサウンドは、、いい意味で『間』という空間を大切に音数も時には抑えて、でもlyricalなスタイルにファンク、R & B のグルーブがカッコよく、私達をそのサウンドと一緒にお洒落な空間に誘いだしてくれます。秋の風を感じながら静かに過ごしたい夜にはぴったり。コロナ禍の自粛規制もだんだんゆるくなってきて、お友達や仲間たちと楽しい時間をまた過ごす事ができるようなってきました。これから冬に向けて楽しい計画をたてるのも素敵…。そしてその合間に、ちょっと自分だけの贅沢な独り時間をゆっくり過ごすのも素敵なひとときですね。是非、このBrian Culbertson の創り出すサウンドと共にあなただけの秋の静かな独り時間になりますように…と想いを込めてお贈りします。あなたにとって、ちょっとだけhappyな時間旅行になりますように…。
Pat Metheny の世界感…
今日はPat Metheny を聴きたい気分になりました。時々、急に読みたくなる本があるように、Pat Metheny を聴きたくなります。彼の創り出すサウンドは本を読む感覚と同じようなストーリーがあり、また独特の世界感があります。今日お贈りする曲は、ここ数年続くコロナ禍の中にいて思い出しました。Pat Metheny Group のTo The End Of The World …。1995年発表のアルバムWe Live Here からです。発表された当時、アメリカでは天災も含めて暴動やら様々な問題がありました。日本でも、阪神淡路大地震、地下鉄サリン事件が起こっていた時です。P.Metheny の音楽はとても優しく語りかけてくれるような曲もありますが、彼のその時の気持ちを込めているようなメッセージ性のあるストーリーのような曲もたくさんあります。この曲はまさにそんな気持ちが溢れている曲です。只、絶望感溢れるメッセージではなく、世界が終わった後にもまた世界は存在する…という希望を感じさせてくれます。彼のギターソロは世界の終わりを嘆いているかのようですが、でもその嘆きを感じる響きが感動的です。あと、忘れてはならないのが、昨年亡くなったLyle Mays の静かで透明感のあるピアノソロ…。彼の創り出す美しいピアノのサウンドに心洗われます。今日は、この名曲であり、名演奏を秋の風と共に楽しんでくださいね。自粛規制もだんだんゆるくなってきました。いろんなこれからの楽しい事を計画しながらゆっくり過ごすひとときも素敵ですね。happy な時間になりますように…。