今日は暑い夏の夜に合う素敵なブルースをお贈りします。ジャズ界のレジェンド、ギタリストのKenny Burrell のアルバムの中から『Midnight Blue 』。1967年に制作した名盤で、とにかくKenny Burrell のファンキーなジャズサウンドにはカッコいい…の溜息しかない…。そんなアルバムです。このアルバムの特徴として、ピアノが入っていない、所謂ピアノレスのコンボなのですが、コード楽器を彼のギターのみにする事によって生まれる『音の空間』…その『間』という一つのサウンドこそ素晴らしいSwing を創り出しているような気がします。そしてその『間』の中で心地良くキレッキレにswingさせる彼のギター、その彼を取り囲む素晴らしいリズムセクションメンバー、この最高傑作とも言える名曲を聴きながら暑い夏の夜を過ごすのも1日の疲れを癒してくれる素敵な時間です。どこか切ない哀愁を感じる『Blue 』なムードに浸りながらゆっくりと寛いだひとときがあなたに訪れますように…。素敵なあなたへ、この素敵な名曲を贈ります。『Midnight Blue 』…。
dially
寛いだ休日の夏の午後…。
今日は土曜日。お仕事もお休みでゆっくりと過ごしている方もいらっしゃることでしょう。アクティブに動く過ごし方も楽しいリフレッシュですが、たまにはエアコンの効いた涼しいお部屋で静かに本を読んだり、恋人やお友達とゆっくりと積もるお話に花を咲かせたりするのも素敵なリラックス時間です。今日の曲は、そんな感じで過ごしているあなたへ私からの贈り物です笑。ブラジルにおけるスタンダードナンバーから名曲『Pretty World 』です。この曲はなんと言ってもSergio Mendes & Brasil’66 のヴァージョンがよく知られていますが、今回はEarl Klugh のギターの世界感に酔いしれてみて下さい。彼のギターの甘く囁きかけるサウンドは疲れた心や身体にすうーっと入ってきて穏やかな気持ちにしてくれます。とはいえ、そんな甘いサウンドを放ちつつもソロ展開のアプローチはドキドキするくらいのクオリティ…。癒されつつ聴き入ってしまいます。ゆっくりした夏の午後、素敵な名曲を聴きながらシエスタ…なんて最高ですね。あなたらしさを取り戻す、甘く穏やかなひとときになりますように…。
夏の海で聴くcoolなサウンド…
さあ、夏本番です。最近の日本の夏はまるで熱帯地域!という感じの暑さでちょっと心配になってしまいますが、でもなんだかんだ言っても日本の夏は短く、あっという間に過ぎて行ってしまいます。だからこそ、この暑さも夏の醍醐味として楽しまなくてはもったいない…と思ったりします笑。コロナ禍の影響や、物価の上昇もあり海外旅行も遠い存在ですが、日本という国は、ちょっと車を走らせると海や山に行く事ができる島国ならではの素晴らしい環境に恵まれています。夏の海の潮風を感じながらのドライブなんて最高ですね。車の運転が大好きな私にとっては仕事が入っていないお休みの日に出かける海へのドライブは最高に楽しみな自分時間の過ごし方の一つです。どの季節の海もそれぞれの表情があり、色々なインスピレーションを与えてくれる力を持っていますが、夏の海はやっぱりエネルギー全開のパワーをもたらしてくれて、少し位の嫌なことなんて忘れてしまう…そんな気がします。そこで海風を感じながら飲む飲み物の美味しさ…!そして、そのバックにはこんな最高にカッコいい音楽が一緒だったら…凄く素敵なひとときです。今日お贈りする曲は、Paolo Fedreghini & Marco Bianchi というイタリアのミュージシャンのアルバムの中から『Onda Espumante 』。ジャズとラテンを融合させたcoolなサウンドはお洒落な大人の空間へ夏の空気と共に連れ出してくれます。夏のお洒落なひとときをお洒落な音楽と共に…私からあなたへ贈ります。素敵な夏になりますように…。
夏の夕陽と一緒に過ごすひととき…。
今日は海の日です。私の住んでいる地域は物凄い暑さ、照りつける太陽の陽射し…といった日です。皆さんの地域は如何でしょうか?もうとっくに今年の夏は始まっていますが(笑)でもやっぱり海の日を迎えるといよいよ夏本番…!という気分ですね。なんとなく今日はこの曲が聴きたくなりました。Pat Metheny のアルバムの中から『Red Sky 』。いろんな事を想いながら時間を過ごしていると私の中ではやはりこのレジェンド、Pat Metheny の音楽が浮かんできます。夕陽を眺めていると、なんとなく…この地球上の一生命体として一時代を過ごしている自分が凄く不思議で、でももしかしたらその小さな事がとてつもなく恵まれた事なのかもしれない…と考えたりします。今、自分に出来ることを頑張ることにしよう…と思う気持ちにさせてくれるエネルギーを感じます。さあ、あなたにとってもエネルギー溢れる夏の始まりですね。いっぱい頑張っている自分にちょっとご褒美!楽しい夏にして下さいね。Pat Metheny の素敵な名曲を聴きながら夏の夕陽に乾杯…。そして、穏やかなひとときになりますように…。
降り注ぐ太陽の輝きに乾杯…
ここのところゲリラ豪雨がいきなりやってきて鉄道が止まってしまったり、そうかと思えば物凄い暑さのお天気だったりと本当に体調がおかしくなってしまいそうですね。皆さんの住んでいる地域の今日のお天気は如何でしょうか?くれぐれも体調に気を付けて過ごして下さいね。とは言っても夏だからこそのこの目まぐるしい空模様…雨の後の照りつける太陽もなんだか気分を明るくしてくれるエネルギーを感じます。太陽の光を浴びながらグイグイと冷たいお水を飲むだけでも生きていることの幸せにあらためて感謝する思いです。今日は、私の住んでいる地域は物凄い暑さ、そしてキラキラと太陽がエネルギーを放出しています。こんな日にはこんな素敵なBossa の曲が聴きたくなります。Antonio Carlos Jobim 作曲の名曲『Corcovado 』。今回は素敵なフルートのサウンドと共にリゾート気分を味わいながらお仕事の疲れを癒す夜のひとときを過ごして下さいね。ひとりでゆっくりした時間も素敵…大好きな人、大切な家族と一緒に楽しくおしゃべりも素敵…。あなたらしい自分を取り戻す事ができる寛いだ時間になりますように…。
それでもなお、生き抜かなければならない私達人間…。
ショッキングな事が起きてしまいました。元内閣総理大臣の安倍晋三氏が銃で撃たれ亡くなったという信じられないニュースが流れ、私は一日本人としてとにかく悲しい…です。まだまだやりたい事もあられた事でしょうし、私達国民も安倍さんにはまだまだやってほしいことも沢山ありました。安倍さんの亡くなり方はどうしても納得いかないものがあり、悔しく納得できず苛立ちすら感じますが…と同時に、こんなに活躍されていた方がいきなり亡くなってしまう…人間はなんて儚い生き物であるか…そして自分にもそれはいつかやってくる…そう思うと、いったい人はなぜ生きていくのか…なんのために生きているのか…いろんな疑問に突き当たります。『神と悪魔が戦っている。そしてその戦場こそは人間の心なのだ』とドストエフスキーが言っている様に人は『愛する』という素晴らしい感覚もある反面、いろんな醜さも持った生き物なのかもしれません。生きていく事が嫌になってしまうほど辛い思いや絶望感を感じる日常…、特に今現在の時代はコロナ禍等の影響での不況による格差社会、争い、ある意味でドストエフスキーの時代と似通っている荒んだ重苦しさです。でも…、私達人間は人として生まれてきて、生き抜かなければならない、人として生まれた事にちょっとでも幸せを感じたならその反面の辛さも受け入れて生きていく事が使命かな…と思ったりします。旅立たれた安倍さんを想うと本当に残念ですが、ありがとうございました…の想いを込めてこの曲を捧げさせて下さい。Take 6 の『Lullaby 』。ブラジルの音楽家Ivan Lins 作曲の素敵な曲です。「あちらの世界ではこの曲と共にしばらくはゆっくりして下さいね。そして少し休憩されたらまた日本を見守っていて下さい…。」そんな事を思いながら。。。。。
真夏の夜に聴き入る世界感…。
暑い暑い夏の夜に聴き入ってしまう曲です。Pat Metheny のアルバムの中でも特に大好きな作品『Secret Story 』。今日はその中から『The Longest Summer 』をあなたへお届けします。言うまでもない素晴らしいギタリストであり、そして作曲家のPat が創り出す世界に入りこんで行くと、アルバム自体が組曲のようでもあり、ドラマティックなストーリーが私の中で生まれてきます。参加ミュージシャンはPat Metheny Group のメンバーはもちろん、素晴らしいオーケストラも加わり、まさに壮大なスケールの映像を観ているようです。彼がミュージシャンのみに留まらず、音で表現をする詩人である事をあらためて感じてしまいます。私はなんとなく…ですが熱い夏の夜にひとりで聴き入ってしまう…そして、「うーん…このアルバムとPat Metheny というアーティストに出会えて良かった…」と思うひとときです。好きなサウンドがある…というのはなんだかそれだけでも(大袈裟でなく)生きてて良かったと思う瞬間です。そんな事を考えたりして過ぎていく夏の夜の時間もたまには良いものです笑。私の大好きな素晴らしい名盤の中からお贈りするこの曲と一緒に素敵な夏の夜のひとときがあなたにやってきますように…。熱中症には気をつけて、、、そしてドラマティックな夏になりますように…。
未だ古くならないサウンドのカッコ良さ…!
久しぶりの雨です。と言っても梅雨のようなしとしと雨でなく、物凄い勢いで降っているスコールのような雨…、もう日本の夏は熱帯地域…という捉え方をした方がいいような時代かもしれません。とにかく、今日お出掛けされる予定のある方は、この暑さといきなりの大雨には気をつけて下さいね。そして私は、、、今日の演奏で使う楽譜を整理しながら久しぶりにPrince & The Revolution のCD を聴いています。10代の頃大好きで、私のビート感、グルーヴ感はこの時に養われたのかもしれません…というくらい狂ったように(笑)聴いていました。今日お贈りする今日は、その中から『KISS 』。久しぶりに聴きましたがやっぱりカッコいい…。音数をグッと抑えることによって生まれるグルーヴ…という私的理論(笑?)もこの曲との出会いから…。その代表とも言えるサウンドです。この曲に関してはこのファンキーなサウンドにも関わらずベースが入っていない…。ファンクにおいてはベースは必須…という捉え方を覆したまさにPrinceスタイル…。MV はちょっとerotic な映像ではありますが、これもアートのひとつであり、ある意味、このアルバムは今の時代でこそ抜け感を感じるファンクの格好良さを教えてくれているものの80年代のロック全盛の時代にはこのスタイルは『革命』という言われ方をされ、その『革命児』であるPrince の表現のひとつ…と思うと納得です。全てに於いてARTを感じるPrince の魅力にあらためて酔ってしまったひとときです。雨の日曜日、今日はPrince &The Revolution のグルーヴに酔いながらお家でのんびりビール…なんていうのも素敵。これからの楽しい夏に向けて乾杯…笑。ゆっくりとした時間を過ごして下さいね。
夏の始まりに乾杯…!
なんともあっけなく梅雨は終わり異常な速さで夏がやってきました。とにかく今年も暑い!の一言につきる日本の夏の始まりです。こんな暑い時こそ夕陽を眺めながら飲むビールは最高な美味しさですね♪ベランダに出て(暑いですが…笑)、そんな夏の空気を感じながらこの曲を聴いていると甘く切ない自分の中の昔の想い出と共に心地良い夏の風が優しく語りかけてくれるような気分になります。今日お贈りする曲は、松岡直也さんのアルバムの中からの一曲、『One Last Farewell 』。松岡直也さんと言えば、素晴らしいピアニストであり、さらに彼の創り出すラテンとジャズを融合させたなんとも言えないお洒落なサウンドは、私にとってとにかく虜になりました。ちょっぴり辛いときや淋しい時、特に10代の頃は、この松岡直也サウンドを聴いてちょっと大人の気分に浸りながら、どれだけひとりで考える時間を過ごしたことか…。久しぶりに今、大人になって聴いても素敵なサウンドは私にいろんな刺激を与えてくれます。松岡直也さんもこの曲でギターを演奏されている和田アキラさんも、もうこの世にはいらっしゃらない方ですが、あちらの世界できっと素晴らしいステージを繰り広げている…と信じています。この素敵なサウンドがあなたにも夏の風と一緒に届きますように…。あなたにとって『熱い』夏、アグレッシブな夏の始まりに乾杯…。
静かに音楽に浸る休日も素敵…。
最近、山下達郎さんがアルバムをリリースされたせいか、ネット上や情報誌でよく取り上げられたり登場されたりしています。いまさら…というほどの日本のポップス界でのレジェンドである方なので達郎サウンドに魅了されて今まできた私からしてみるとちょっと不思議な気もするのですが笑、今この時代になり、ファンクの抜け感、音を入れすぎないからこそ生まれるグルーヴ感…等々の格好良さを教えてくれる、シンプル&クール、でも演奏クオリティーの素晴らしさは脱帽もの…というお手本の様な音楽の世界感をずっと揺るぎなく持ち続けて、私達に送り続けてくれる賜物なのかもしれません。今日、お贈りする曲は、達郎さんとMelissa Manchester のDuo曲『Stand In The Light 』。達郎&M .Manchester の歌声、バックミュージシャン達の名演奏、全てが素晴らしい…の一言。ひとりで静かにゆっくり聴いても、大好きな人と静かに聴いても、あなたを見守ってくれるような素敵なサウンドで包み込んでくれます。夏の前のひととき、たまにはお家でゆっくりと素敵な音楽に包まれて過ごすのもいいものです。優しさ溢れた静かな時間が達郎サウンドと共に訪れますように…。