GW も後半になりました。楽しいお休みを過ごされた方々もたくさんいらっしゃることでしょう。さあ、これからはそこでもらった刺激やエネルギーをアグレッシブにお仕事に生かしていくのも『生きている』事の最高の幸せです。無理をせずにあなたらしく頑張って下さいね。今日は、そんなお仕事が始まる前のお休みのひととき、ゆっくりとした時間を過ごすあなたへお贈りします。Keith Jarrett のアルバムの中から『Shenandoah 』。この曲は、アメリカの民謡の一つで、船乗り達の“はやし歌”という事です。アメリカ原住民であるインディアンの想いが込められた曲をKeith Jarrett が想いを込めて演奏するピアノの音色は、大切な人や大切な場所、大切な思い出、景色をもう一度、忘れかけていた昔を甦らせてくれる…そんな気がします。私もピアノに向かうときは、いつもこの心を忘れないでいたい…と思っています。もともと“はやし歌”というように歌曲ですが、彼の人間性を感じる素晴らしく繊細で気品あるピアノの音色によってさらに、この名曲に込められた切ない中に愛おしさを感じる想いが私の心に入り込んできます。穏やかな春の午後、こんな曲を聴きながら過ごすこともいいものです…。素敵時間があなたに訪れますように…。

今日は朝から雨が降っています。ふっとこの曲が聴きたくなりました。カーペンターズが歌っている曲ですが、このPat Metheny の創り出す世界感が好きです。Pat Metheny といえばジャズ界のレジェンド的な存在のギタリストですが、彼の音楽はジャンルになんら拘りのない、良いものは良い…というスタイルでいつも演奏し続けている素晴らしいミュージシャンです。この曲もジャズとはかけ離れたポップスのジャンルに入る一曲ですが、彼の奏でるサウンドを聴いていると一音一音に思いを込めて演奏する大切さをあらためて感じます。そして、何事も気負いなく素直な気持ちで楽器に向かう事が、美しい音色につながる…という事を教えてくれているような気持ちになります。いつもピアノを演奏していて思うことは、聴いてくださっている方々が心地良くなって頂いているのか…私のピアノで少しでも明日への活力になって頂いているのか…、気になるところです…笑。この曲でのPat Metheny の演奏は、静かに自分を振り返って、そしてありのままの自分でいることの大切さ、素敵さを知る時間を作ってくれる…。私もそんな気持ちになって頂くことができたら嬉しいな…と思いながらピアノを日々弾き続けています。雨音を聞きながらのお家のひとときもいいものです。そしてPat Metheny の創り出す『Rainy Days And Mondays 』の音の世界と一緒に静かで穏やかなひとときになりますように…。

今週末から楽しいGW の予定の方々がきっといっぱいいらっしゃることでしょう。コロナ禍で我慢をした分も是非、楽しいバカンスにして下さいね。今日お贈りする曲は、そんな楽しいお休みを過ごしている時、そのお休みを待ち遠しくしている今も、聴いているとお洒落気分をさらに盛り上げてくれる…そんな素敵な曲です。生音と電子的な音が融合したClub Jazz とも言われているジャンルのカッコいいサウンドをお贈りします。Paolo Fedreghini & Marco Bianchi のアルバムの中から『Another Face 』。ピアニストのMarco とプロデューサーのPaolo がイタリアのClubでブレイクして活躍し続ける素晴らしいArtist ユニットです。楽しいドライブ、大好きな人とお洒落時間、きっと素敵空間を演出してくれると思います。事故等に気をつけて楽しくて素敵なGW にして下さいね。私は…(笑)、ミッドランドスクエアの『麗穂』でピアノを演奏させて頂きます。もしよろしければ、美味しいお料理と私のピアノを楽しみにお出かけくださいね。気持ちの良い春のバカンスになりますように…。

皆さんにとってちょっと心が折れたり疲れたりした時の浄化剤的なサウンドはどんな音楽でしょうか…。音楽のチカラは大きなもので、そっと優しく寄り添ってくれたり元気づけてくれたり、もしかしたら何よりも誰よりも自分の本質に語りかけてくれる1番の友達かもしれませんね。今日お贈りする曲は、私にとってそんな一曲です。Pat Metheny のアルバムの中から『Dream Of The Return 』。Pat Metheny の創り出す音楽の世界感は、地球の鼓動を感じる、じっと目を閉じて聴いていると自分は自然界の中の一人であることをあらためて教えてくれるような気がします。彼の素晴らしい音楽性へのリスペクトは当然のことながら、彼の詩人のような魅力的な感性も大好きです。今日は、このPat Metheny の世界感をゆっくり感じて下さいね。私にとって、全ての嫌なことを忘れる事ができるような…そんな素敵な曲『Dream Of The Return 』。心を込めてあなたへお贈りします。穏やかな春のひとときになりますように…。

今日はなんだか重いタイトルですが、現在の社会状況、特にウクライナの人々の辛く大変な現状がニュースで入ってくる度に心の底から例えようのない悲しい想いがこみ上げます。私一人が何を言ってもどうにもならないとは知りながらも平和な世の中になる事を願いながら日々ピアノを弾いていたいと思っています。今日お贈りする曲は、STING の『Fragile 』。ポリスの頃のSTING はカッコいい中にも鋭く尖った感じでしたが歳を重ねるごとに柔らかな雰囲気が出てきっと若者達からも憧れの存在なのではないでしょうか。。でも目の鋭さはもっと強くなっているような気がします。STING のような歳の重ね方はとても魅力的で私もそうありたいと思っています。この『Fragile 』を聴いているとあらためて人間のもろさを感じます。今日のように降り続く雨を見ていると、、人間は、もろくて儚いもの…。人間どうしで痛めつけあうことから生まれるものは何もなく、今生きている自分の環境に感謝する毎日を送りたいと思います。ウクライナの人々に幸せが訪れますように…と祈りを込めて…。そして、様々な問題を抱えた今の時代に生きている私自身、人間として成長できるか試されている…そんな気がします。心を込めてお贈りします。『Fragile 』…。

雨が降ったり止んだりしながらの暖かな春の季節、歩いている道も車から見える景色も色とりどりの爽やかさですね。新しい生活が始まった方はどんな感じでしょうか。新しい学校生活が楽しくてルンルンな人、お仕事にまだ慣れなくて大変な人、新しい事にチャレンジし始めて期待と不安でいっぱいの人、様々な想いの春ですね。でも一つ言えるのは、やはり、日本の『春』というのは何もかも前向きにしてくれる優しさと暖かさがあります。包み込んでくれるような季節を、是非いっぱい楽しんで、happyなエネルギーが舞い降りてくる幸せがあなたにも訪れますように…。そんなhappyな気分で春の街を歩いてみるのもお休みの日の素敵なひとときです。そしてバックにはこのお洒落な曲を私からあなたにお贈りします。Donald Fagen の『Trans-Island Skyway 』。抜け感溢れるファンクのリズムが心地良く気持ちいい、音数も抜いて抜いて、リズム主体、あえて言うならば「スカスカの仕上がり」がgroove感をさらにアップさせてお洒落な空間を創り出す…そんな曲です。今日はこのDonald Fagen の世界と共に素敵な春を感じて下さいね。お洒落な春のひとときになりますように…。

すっかり暖かくなり、夜空を眺めていても寒くなく、気持ちいい季節になりました。日頃、バタバタと仕事や日常に追われてゆっくり星空を観ることも忘れている自分にはっと気づく。。。そんな時ありますよね。最近は、コロナ禍の自粛規制も解除されて、演奏を聴いて頂く事もできる環境になり(ありがたく、嬉しい限りです…)、演奏が終わって帰り道の夜空はこんな都会でもお天気が良い日は星が綺麗に輝いています。そんな帰り道、久しぶりにこの曲が聴きたくなりました。Sergio Mendes & Brasil ‘66の『So Many Stars 』。星には夢が宿っていて希望に溢れている時も絶望した時もずっとあなたの夢を照らしていてくれる…。そんな事を歌った曲です。そんな素敵な詩にSergio Mendes の創り出すメロディ、切なげなBossa Nova がなんだか切ないけれど大好きな人や、大切な過去を思い出して会わせてくれる優しさを感じます。春の星空を眺めながら、この曲を聴いて、なんとなく優しい気持ちになれたような…笑、気がします。お仕事や勉強、人間関係に疲れたあなた、この曲で少しでもホッとした穏やかな気持ちになって下さいね。空は果てしない世界です。きっとあなただけの星がこの空の何処かにあるはず…。私はそう信じています。素敵な春のひとときになりますように…。

今日はなんだかはっきりしない空模様です。雨も降ったり止んだり…。なんとなくHorace Silver のアルバムが聴きたくなりました。彼の創り出すサウンドは、エキゾチックなラテンテイスト感じる心地良さがあり、でもジャズピアニストとして繰り広げていくImprovisation の素晴らしさ…、大好きなレジェンドの一人です。今日お贈りする曲はその中から『Song For My Father 』。彼のお父さんに捧げられたものです。なんとも叙情感漂う名曲です。どんよりとした空を眺めながらゆっくりとコーヒーでも飲みながらHorace Silver のファンキー&エレガントな世界に浸る時間もいいものです。彼をバックアップするメンバーのソロ(Joe Henderson 等素晴らしい仲間たち!)もドキドキするカッコ良さです。この時代(なんと1963 、1964年!)のジャズマンとしては異色な『ファンキージャズ』とでも言ったらいいのか…お洒落でカッコいい、でも何処か切なさ儚さを感じるサウンドを今日は私からあなたへお贈りします。ゆっくりとした穏やかな午後のひとときが、あなたに訪れますように…。

今日で3月も終わり…。早いものです。時の経つのは…。今日はドライブに出かけた時に私にとって最高に心地良いサウンドをお贈りします。車を運転している時に流れている曲は(高速道路を走らせる事が好きな私には笑)スムーズな車の流れと一緒に感じる、いい意味で無機質感を感じるエレクトリックなサウンドがなんとなくぴったりときます。車好き、運転好きな私は、ふっとした時に気分転換でドライブに一人で出かけます。一人きりで運転に集中していると日頃の精神的な疲れや、都会での人間関係、全てを忘れて全くの『無』の心になった自分に出会う事ができるような気がします。さあ、久しぶりにPienso En Ti を聴きながら大好きな愛車と一緒に海を眺めに行ってみようかな…。海を眺めていると自然界のチカラをあらためて感じますね。皆さんにとっての気分転換はどんな事なのでしょうか。。今日、お仕事のあなたもお休みのあなたも、自分らしさを失わずに素敵な一日になりますようように。お仕事の方、頑張ってくださいね…!

いまだロシア軍によるウクライナでの酷い状況は続いています。何よりも悲しいのは、全く何の罪もない、私達と何も変わらない普通に生きている一般の人々、特に子供やお年寄りが犠牲になっている現状です。日本も国際的にいろんな問題を抱えている状況下、他人ごとではありません。そして、ウクライナで亡くなった人々、いろんな想いで天国に旅立ったことと思います。まだまだいっぱい生きていろんなことにチャレンジしたり、楽しんだりしたかったでしょう…、せめて、生きていたこの世界の楽しかった出来事を忘れないであちらの世界では幸せに静かに過ごしていて下さい…と願っています。今日お贈りする曲は、、、きっと天国はこんな世界感なのかな…といつも聴く度に思う楽曲です。大好きなミュージシャンの一人、Pat Metheny 作曲の『Don’t Forget 』。今回はイタリアのジャズピアニストRita Marcotulli &Pat Methenyとしてのオーケストラスタイルをお贈りします。世界中が平和になるといいですね…。音楽のチカラでは限界はありますが、こんな素敵な曲を聴いて優しい気持ちになる人が増えてたら…、と思います。世の中、そんなに悪いことばかりじやないかな…なんて思いながら…。今日も穏やかなひとときがあなたに訪れますように…。