いよいよ今年もあと数日。あなたにとってどんな一年だったでしょうか。人の数だけ色々な人生においての出来事があり、楽しい事、悲しい事、辛い事…様々な思いで日々を過ごしている訳で。でも、どんな形の出来事にしても皆頑張っている事も事実…。いろいろあったこの一年、今年もまた頑張った自分を褒めて新しい年を迎えたいですね。そんな事を考えていたらこの曲が浮かんできました。Pat Metheny の楽曲『Don’t Forget 』。イタリア映画『Passaggio Per Il Paradiso 』邦題は『天国への道』のサントラの中の一曲です。とはいえ、さすがPat 、サントラという枠から外れて楽曲だけで素晴らしいドラマを感じます。静かに聴いていると理由もなく涙が溢れている自分に気づきます。今年の自分を振り返りながら様々あった出来事を思い出して一年の終わり、静かに過ごすのも大切な時間かもしれません。年が明けたらまたいろんな新しい事との出会いが待っています。新しい未知の世界、自分だけの人生がまた始まりますね。そんな素敵な事を考えながら頑張った自分をゆっくり休ませてあげてくださいね。静かで穏やかな空気があなたへ舞い降りてきますように。今年もたくさんこのDiary を読んで頂きました。感謝の気持ちでいっぱいです。来年も心を込めてピアノ演奏させていただこうと思います。そして…、この大好きな曲を感謝の想いと共にあなたへ贈ります。今年のあなたに乾杯…。

今日は私の大好きなクリスマスの曲の一つをお届けします。クリスチャンスクールでずっと育ったために讃美歌はいつも身近な存在であり、そこから自分の音楽に影響を受けたチカラは非常に大きくてこの曲もそのひとつです。この『O Holy Night 』という讃美歌は当然の如く名曲ですので様々なヴォーカリストに歌い継がれていて私自身もこのシーズンになるとピアノソロのお仕事の時は必ずと言っていいくらいの確率で演奏しています。今回お届けするのはGENTRI というグループによるヴァージョンです。彼等の事は、たまたまミュージシャン仲間(クラシック奏者の方)に教えてもらい今までクラシックとは無縁だった私がオペラをはじめ、色々なクラシックオーケストラを聴くきっかけになった…それくらい感動した3人のテノール歌手からなるグループです。心が震えるくらい壮麗なハーモニー、それを包み込むような繊細かつ壮大なオーケストラ、とにかく素晴らしい…のひとこと。ミュージカルでも活躍している3人ですが、今回はこの彼等の歌う讃美歌『O Holy Night 』を目を閉じて聴いてください。一年の出来事が蘇って、様々な人、事柄に感謝…そんな優しい気持ちにさせてくれます。生きていく事は大変な事ですがでも様々な人の助けによって自分が生かされている…と思うとやっぱり感謝の気持ちを持ち、そして優しい気持ちも忘れずに持って過ごしていきたいですね。私も心を込めてピアノを演奏し続けていこうと思います。あなたにも届きますように…と願いつつ。そして、今宵はこの彼等のサウンドと共にあなたへ幸せが舞い降りてきますように…。Merry Christmas …。

全国的に急に寒くなりました。私が住んでいる地域も凄い寒さ。雪はあまり降らない地域ですがこのままいくと雪のクリスマスになりそうです。皆さんの住んでいるところは如何でしょうか。お仕事に向かう時も暖かくしてお出かけくださいね。今日はこの『Let It Snow 』をあなたへ贈ります。様々なヴォーカリストが歌っていますが、TAKE 6 の彼等が歌うと、この厚みのあるサウンドと共にこのお洒落なグルーヴ、寒さも雪もみんな素敵な空間に変えてくれて私は大好きなヴァージョンです。今年のあなたのクリスマスはどんな日になりそうですか?大好きな人と過ごしたり、大好きな家族と美味しいお料理をいただいたり、待ち遠しくて楽しみで一杯の方もたくさんいらっしゃるでしょう。逆に、お仕事で大切な人と離れている方、病気で家族と離れ離れになっている方、諸事情で大切な人、大好きな人に会えない方もいらっしゃるかもしれません。皆人それぞれ様々な時間が流れますが、どんな人にもサンタは微笑みかけるよ…なんていう言葉もあります。素敵なクリスマスになりますように。出かける時の雪は身支度も大変、気分も塞ぎがちですが…さあ、出かける予定のない方は、雪が降るのを祈って!素敵なWhite Christmas を迎えるのも最高なひとり時間です。美味しい飲み物も用意して…、TAKE 6 の歌声と共にHappy Christmas …!

クリスマスシーズン真っ只中、街の彼方此方でクリスマスソングが流れています。幸せいっぱい笑顔の人もいれば、悩み事で頭の中一杯の人、受験やお仕事のプレッシャーに押し潰されそうになっている人、重い病気と戦っている人、様々な日常が人それぞれあります。只、時間の経過は皆平等、クリスマスは今年もやってきますね。私は、人として生きているだけでも凄いことなのではないか…と時々思います。大昔の時代から現代に至るまで生きていくということはある意味競争社会であり、生き抜いていくという人間としての課せられた課題のようにも感じます。いろんなふうに皆生きている中で頑張っている訳ですからその事を最高に褒めてあげられるのはやはり自分かな…と思ったりもします。時には自分で自分を褒めてゆっくりと労ってあげるのも大切な事。このシーズンになるといつもこんな事をふっと考えます。今日はこの曲が聴きたくなりました。J.Lennon &オノ・ヨーコによる名曲『Happy Xmas 』。素敵な曲です…。今年もいっぱい頑張った自分にエールを送りながら今夜は温かいお部屋でゆっくりと過ごしてくださいね。クリスマスを待つこの時期、素敵時間があなたへ訪れますように…。

今日は聴くだけでとにかくHappy な世界へ連れ出してくれる…そんなクリスマスソングをあなたへ贈ります。Francfrancによるオリジナルクリスマスソングです。『Fun Fun Christmas 』という題名でHip Hop 、R&B を中心に活躍するサウンドプロデューサー今井了介さんの素敵な世界観が繰り広げられたこの楽曲は現代のクリスマスソングの中で私の中ではトップ級です。昔から歌い継がれている名曲が素晴らしいのは当然のことながら、こうやって時代と共に新たな作品が生まれてきて私達に笑顔をもたらしてくれる…音楽の魅力そしてチカラはやっぱり偉大です。生きていれば色んな嫌なことも辛いこともあり、ましてどんどん寒くなってくるこの季節、気分も塞ぎがちですね。たくさん頑張ったら、たまにはお仕事の事も勉強の事も忘れて楽しく過ごす1日があってもきっと神様は微笑んで見ていてくれる…と私は思っています。楽しくてワクワクするような時間がほんのちょっとでも、この曲を聴いているあなたへ訪れますように。そしてHappyで素敵な笑顔のあなたで、、、ずっといられますように…。

クリスマスを迎える時期が今年もやってきました。今年のクリスマスは土曜日、日曜日ということもあり、街はきっと幸せな恋人達で溢れてハートで一杯な空気に包まれるのでしょう。家族でクリスマスを楽しむ人達もいるかもしれませんね。私達ミュージシャンはそんな皆さんに届きますように…と想いを込めて、我々にとってもハッピーをお裾分けして頂きながらクリスマスソングを演奏させていただく季節です。クリスマスはもともとキリスト教徒の儀式ではありますが、楽しく大切な人と過ごす事に感謝しながら過ごすことは宗教に関係なく素敵な時間ですね。今日はあなたへNatalie Cole が歌う素敵なクリスマスの曲を贈ります。「大切な人と一緒に過ごすことができるクリスマスを迎えて今、私は最高に幸せ…」そんな想いを歌っている曲『No More Blue Christmas 』。今年のあなたのクリスマスは誰と過ごすのでしょうか。恋人、家族、お友達…、素敵な時間になるといいですね。一人だよ…というあなた、せっかくの一人時間! 静かに「クリスマスキャロル」のようなちょっと心を温めてくれる本を読みながら美味しいワインでも飲んで過ごすのも最高に贅沢な過ごし方です。因みに、私は仕事から帰ったらよく、そんな過ごし方をして楽しんでいます笑。まあ、人それぞれ、様々な過ごし方、生き方があります。今のこの時期、寒い日々ですがHappy な時間があなたへ舞い降りてきますように…。

今日は仕事が入ってない一日だったので、ピアノを練習した後、雨が降っていましたがてくてくと夕方から暗くなるくらいまで家の近くを散歩しました。都会なのですがその中に公園があり、凄く気に入っている環境です。雨の日、雨音を聞きながらの散歩もけっこういいものです。道行く人もいなくていろんな考え事をしながらにはぴったりです。ちょっと小さな本屋さんに寄って、そこでコーヒーを飲んで帰ってきました。そんななんでもない気分転換が私にとってはすごく大切な時間です。なんとなくこの曲が聴きたくなりました。Brian Culbertson の『On My Mind 』。彼のメロウなサウンドが雨の日に似合います。ちょっぴり気取って夜のひとときを過ごすのも素敵です。11月も明日で終わり。もう12月がやってきますね。忙しない日々を送っているあなたへ、是非、この曲を贈ります。素敵時間が訪れますように…。

寒くなってきました。もう11月も終わりに近づき季節はすっかり冬。風邪をひかないように暖かくして過ごしてくださいね。そんな寒くなってきたこの頃、心をホッと温めてくれるような曲を今日はあなたへ贈ります。『You Raise Me Up 』。ノルウェーの作曲家ロルフ・ラヴランドとアイルランドの作詞家ブレンダン・グラハムによる楽曲です。様々な歌手がカバーしているのできっと知っている方も沢山いらっしゃるかと思いますが、その中でも今回は私がとっても好きなヴァージョンです。オランダのMartin Hurkens が創り出す世界感…。彼は特にメジャーに売れている歌手ではなく特に華々しい音楽家としてのブランドがあるわけでもありません。でも、道行く人々が足を止めて聴き入り涙を拭きながら遠くを見つめる光景…。私自身、地元で地道に演奏活動をしているピアニストですので、彼のこのプロモーションvideoを観ながら歌声を聴いていると、こんな存在でピアノを弾き続けていきたい…となんとなく共感し、音楽というものを通して何かしらのエネルギーを発信できる事に喜びを感じます。そしてあらためて、心を込めて優しい気持ちで演奏するピアニストでありたいと思います。寒くなってくると気持ちもうつむきがちになってしまいそうですが、彼の歌声はそんなあなたに優しく語りかけてくれます。夜眠る前のひととき、暖かいお部屋でこの曲と共に穏やかな空気が流れますように…。

今日は凄くシリアスなタイトルをつけてしまいました。私自身、、子供の頃からいつも生きているという事に、人間、生命体の不思議さ、どこからきてどこに向かっているのか…と考えるちょっと不思議な子でした。高校生の頃にトルストイの人生論を読んでさらに生きていく事に対しての矛盾や、でも生きていかなければならないという、一体、人として生まれてきたことが幸せなのかそうでないのかずっと考え続けていました。大人になった今、もう一度読み直してみても、大人になった分ちょっぴり諦めが良くなったせいか或いは強くなったせいか、少しは矛盾点は減少して…でも生きている間はずっと続く私にとって永遠の問いのようです。今現在も戦争という争いは悲しくもある状況、それだけではなく、人種差別、極度な貧困で苦しんでいる世の中。私自身も生きていく事に必死な中、私に何が出来るのか…。少しながらの寄付金をして、あとは、驕り高ぶることなく優しい気持ちを持って生きていく…。それくらいの事しかできませんが、凛として強い心を持ちながら優しさのある人でいたいな…と思っています。今日お届けする曲は、Michael Jackson の『Heal The World 』。何回聴いても素敵な曲です。イントロのピアノはMarty Paich 。この曲を聴いていると、難しい人生論よりももっと大切な生きる意味を教えてくれているような気もします。あなたにも、そしてあなたのまわりにいる大切な人達にも、たくさんの優しさに包まれますように…。

秋も深まって寒くなってきました。こんな季節に聴きたくなるアルバムです。Joe Sample のSAMPLE THIS 。この中からの一曲をあなたへ贈ります。このアルバムは彼の作品をGeorge Duke がプロデュース、リメイクしてリリースされたものです。素晴らしい彼の仲間たちとの演奏は、Joe のピアノがシンプルに綺麗でメロディアスに展開されていて彼のアルバムの中で私はかなり好きな一枚です。今日は、その中から『Street Life 』。クルセイダース時代ヴォーカルをフューチャーしたヴァージョンもカッコいいのですが、こちらはちょっとテンポを落としてgrooveの効いた感じ、ゴスペルチックなコーラス、気取って秋の夜長を過ごしたい気分にさせてくれるサウンド感がたまらなく素敵…。寒くなった秋の夜空を眺めながら暖かい部屋で好きな飲み物でも飲みながら聴いているとちょっぴり自己陶酔してしまう…そんなひとときも良いものです。さあ、明日もあなたらしく素敵に頑張る一日にして下さいね。今宵は、素敵なあなたへ素敵時間が訪れますように…。