今年の夏は少し遅れてやってきましたが、夏の到来ですね!空を見上げて見える雲もすっかり夏の雲です。コロナウイルスの方がまた心配な状況でなかなか夏を思い切り楽しむことも難しいとはいえ、夏空は嫌な事もパッと忘れさせてくれる気持ち良さがありますね。今日は、そんな夏にぴったり、お庭やベランダにでも出てビールやワインでも飲みながら是非、聴いてみて下さい。George Benson のBreezin’という曲です。お休みの日のお昼間に太陽の光の中で気分良く聴いていると、さあ頑張ろう!なんて気分になっちゃいます。アメリカンドリームの象徴とも言われている実業家アンドリューアンドリュー・カーネギーの言葉、『財産よりも、もっと尊いのは「明るい性格だ」。人間の心も体と同じ。日陰にいるのではなく、日光の照る場所に移るべきだ。困ったことがあっても笑いで吹き飛ばしてしまおう。さあ、日の当たる場所に出よう!』と言っています。たまには、ちょっと自分を甘やかしてあげて、笑っていろんな事を吹き飛ばしてみるのもいいですね。そんな気分にさせてくれる太陽と一緒に、夏の午後のひととき、George Benson の爽やかなギターの音色に包まれて下さいね!

先日、いつもレギュラーで演奏させて頂いているミッドランドスクエアの麗穂というお店で、いつものように演奏が終わって帰る時に、あるスタッフの方から「坪井さん…」と呼び止められ、言われました。「私、今日ずっと心が荒んでいてどうしようもない精神状態だったんです。坪井さんのピアノ演奏が始まってからなぜか、すーッと気持ちが和んで本当に優しい気持ちになりました。坪井さんのピアノの音色がすごく好きです。」と涙目になりながら語って下さいました。私自身、本当にこれ以上の言葉はないくらい嬉しい気持ち、そしてそんな想いで聴いていただけていた事に感謝で一杯、素敵な言葉を頂きました。きっと彼女は何かつらい事があったのかもしれません。そんな時にそっと寄り添える音色を出したい、といつも私がピアノを弾く上で追求している事です。私達は当たり前のように食べ、会話をし、スマホ、パソコンでコミニュケーションをとっています。でもその当たり前に疲れてしまう事もあります。そんな時、是非、ピアノのようにアコースティックな音色に包まれてみて下さい。その澄んだ素直な音色がきっとあなたを癒してくれます。そして、生きる事や命の尊さを感じることができる…と私は信じています。色々な機械仕立てに囲まれて疲れてしまった日常からちょっと離れて、生きている音楽…だから『生の音』というのでしょうね、その生きた音色があなたの前にある当たり前すぎて忘れてしまっている『幸せ』を教えてくれますよ。さあ、梅雨も明けて夏が始まります!元気で楽しい毎日にして下さいね。今日は、私のピアノソロ、Softly,As In A Morning Sunrise をお聴き下さいね。心を込めてあなたに贈ります…!

今日は、先日揚げたThe Style Council のMy Ever Changing Moods のbandヴァージョンです。先日のピアノ&ヴォーカルの方が私は好きですが、こちらのband でのヴァージョンもキャッチーなリズムでドライブにはぴったりですね。リーダーであるポール・ウエラーの作る曲はサウンド的にはすごくお洒落で洗練されたポップスですが、そのポップなサウンドに深い、時には暗く過激な歌詞を乗せたスタイルで発信しているため、様々な評価を受けています。私的には、そこがまたカッコいいと思ってしまうのですが、、、歌詞においては賛否両論のミュージシャンですが、とはいえ、彼の創り出すサウンドは、ポップ、ジャズ、ファンク等の音楽をミックスさせてスタイリッシュな空間を作る(しかもすごくカッコいい!)魅力的な作曲家です。あなたは、先日のピアノ&ヴォーカルヴァージョンとこのbandヴァージョンとどちらが好きですか?その時のシチュエーションによっても変わるかもしれませんね。このbandヴァージョンは、きっと落ち込んだ気分もhappy に変えてしまう、、そんな曲です。梅雨ももうそろそろあけて楽しい夏がやってきますね。明日も素敵な一日になりますように…!

今日は、私にとって懐かしい曲です。初めて聴いたのは大学生の時。The Style Council のMy Ever Changing Moods という曲です。明るくて爽やかなメロディラインと歌詞が本当に素敵。。。孤独の前の静けさ、突風の後の微風、私達は一緒に生きていきたい、でも孤独な気持ちに支配されてずっとモヤモヤした気持ち、、、人の生きる日常にいろんな危うさを秘めているからどうしたらいいんだろう、という戸惑いの気持ちを歌った曲、当時の私はまだ未熟(今もまだまだわからない事なんていっぱいですが)で、そのもやもや、うつろい感を素敵なメロディにのせて歌っているポール・ウエラーの歌声に心揺さぶられました。ミック・タルボットの奏でるピアノもファンキーなグルーブ感も真似をして、練習していたのも懐かしい想い出です。今聴いても全く色あせ感なく、カッコいい曲です。梅雨も、もうそろそろ終盤、夏の始まりですね。楽しい夏になりますように。今夜は是非、ジャズとはまた違う、このイギリスのポップスの名曲で素敵な時間を過ごして下さいね!

最近想う事です。人は生きていれば誰だってつらい目にあうことがあります。苦しみや悲しみに打ちひしがれそうになり、前に進めないこともあります。でも、もがき苦しんだからこそ見えてくる景色があると思います。苦しい時は、お昼間の澄みきった光り輝く空は、それはそれできつすぎて受け止めきれない時もあるでしょう。そんな時、夜空の星を見上げてみて下さい。夜空の星は優しく静かに語りかけてくれて、苦しみから一歩前に踏み出すきっかけを与えてくれると私は信じています。去年亡くなった大好きな父も、そこにいる…。と信じています。どんなに暗くても、星は輝いています。今日は、そんな想いを込めて、私のピアノソロを聴いて下さい。Holst のJupiter です。心を込めてお贈りします。もし、今苦しんでる方、苦しみを乗り越えるためにも、ゆっくり休んでくださいね。勇気というチカラが、あなたに届きますように…。

今日は私の大好きなミュージシャンがそろったライブ映像です。Always There という曲で、Kenny Garret 、Boney James 、Kirk Whalum 、Rick Braun の4人のホーン楽器で繰り広げられるセッションです。私は、色々悩んだり、落ち込んだり、寂しい気持ちになったり…となんだか前向きになれなくなると、独り車に乗ってドライブに出かけます。もともと、ドライブは大好きですが、車の中は独りきりになる事ができる最高の場所です。大好きな曲を聴きながら夜の高速道路(すごく運転に集中できて、それが心地良いのです!)を運転していると嫌な事も忘れてしまいます。そんなシチュエーションの時によく聴いているのがこの曲!日頃の忙しさ、バタバタで自分を見つめ直す事も忘れてしまいそうになったら、そんな時は迷わず何か何処かに逃避する、逃避させてあげる事も大切な時間と思います。人は、いつもいつも強くいる事なんてできるわけない生き物(!)と思います。孤独で哀しくて絶望してしまう事があったら逃げなさい…。と作家の山口路子さんはおっしゃっています。私は、車の運転と大好きな曲!そこが私の逃避する場所です。皆さんはどんな空間ですか?家族と、お友達とののおしゃべり?、独りで楽しむ映画?読書?今日は是非、このカッコいいセッションを聴いて下さいね。明日も素敵な一日になりますように。

今日は、私の大好きなジャズスタンダードナンバーを皆さんにお贈りします。Benny Golson のALBUMからKiller Joeという曲で、リーダーであり作曲者のBenny Golson は現在91歳の偉大なるサックスプレイヤーです。このALBUMでは、トランペッターのEddie Henderson も加わったQuintet です。コロナウイルスのためにまだまだ演奏活動に規制があり、バンドライブができる事はしばらく先送りの状況ですが、はやくこんなふうにミュージシャンの仲間たちとバンドでのライブを皆さんにお届けしたい気持ちで一杯です。大雨による災害が各地でおきている中、私達ミュージシャンができる事は、皆さんに元気になって頂けるように心を込めて演奏をしていく事と思っています。「人間は負けたら終わりなのではない。辞めたら終わりなのだ。」という言葉があります。いっぱい頑張って突き進むことにしましょう!そして、疲れたらちょっと休憩…!して下さいね。そんな時に、人生の大先輩でもあり、素晴らしいミュージシャン、Benny Golson のナンバーを聴きながらお洒落に過ごしてみるのも素敵ですよ。

曲は、元気にさせてくれる曲です。Daryl Hall &John Oates のWait For Me …。私が中学生の時にFMラジオを聴いていて知って、(すでにその時にも懐かしい名曲です!と松任谷由実さんが仰っていました)そしてその後洋楽ポップスを聴くきっかけになった曲です。なんてカッコいい曲なんだろう!とまだ中学生の私には聴くだけでドキドキしてしまう位、好きになった曲です。まさしく、今聴いても古さなんて全く感じないポップスの名曲ですね。ちょっとオマセだった私の中学生の時代を、この曲を聴いて想い出します。今、お仕事でJazz演奏中心の日々の中にいても、この彼等の作る曲のコード進行にはものすごく影響を受けて、勉強もさせてもらい、今に役立っています。大人の世界に憧れつつ背伸びをして聴いていた事も良い想い出です。大人になった今も、いい意味で(!)いつまでもその時代の気持ちは持ち続けたいな…。と思います。皆さんも昔の自分に連れて行ってくれる曲、きっと持っていらっしゃる事でしょう。音楽の素晴らしいところです。今日は、このHall &Oates の曲で、美味しいコーヒーでも飲みながらリラックスした時間を過ごして下さいね。

コロナウイルスの勢いは、まだまだ油断できない状況ですが、だんだんと規制解除され私達ミュージシャンも少しずつ演奏を聴いて頂ける環境になり(とはいえまだバンドでのライブは難しい状況ですが)ピアノソロでの演奏が増えてきました。本当に今さらながら、皆さんの前で演奏ができる幸せをあらためて感じて、そして感謝しています。先日、お客様からTake Five のリクエストを頂きました。もともとピアノソロでのTake Five は私にとっては実は冷や汗モノな曲!だったのですが、数年前にTVドラマで使われて(いたらしい!)ピアノソロでもリクエスト頂く日が来るかな?と思い私なりにピアノソロバージョン?もレパートリーに入ってはいたものの、ちょっぴりドキドキでした。(やっぱり難しい…!)5拍子の曲で、カッコいいJazz の代表曲です。今日は、そのTake Five を聴いて頂けたらと思います。。Take Five といえば、なんといってもDave Brubeck Quartet の演奏が私はいちばん好き!な演奏です。今夜は、このDave Brubeck Quartet のTake Five で素敵なJazz Night をゆっくりとお過ごし下さいね。

コロナウイルスの勢いもまだおさまらず不安な日々の中、梅雨前線が活発になり各地で危険な状態になっています。私の住んでいる地域も大雨警戒地域になっていて不安な状況です。この状況で亡くなった方々もいらっしゃる中、このように更新する事をどうなのか…と悩みましたが、亡くなって天国に旅立たれた方に届いてほしくて、この曲を出しました。Louis Armstrong の歌うWhen You Wish Upon A Star、 日本では『星に願いを』というDisney Song で有名な曲です。震災で亡くなった方に届きますように…。そして、私達は亡くなった方の分も頑張って突き進まなければいけないと思います。どんなに暗くても星は輝いていて、その星はきっと天国から放ってくれている輝きかもしれません。どうぞ、安らかにおやすみ下さい…。