本当に早いもので、あと数日で7月ですね。コロナ禍で外出を規制されたり色々とありますがまた今年も夏がやってきます。太陽が輝く夏の季節はやはり私達に明るい空間を与えてくれてhappyな気持ちにさせてくれます。この時期になると聴きたくなる曲を今日もお贈りします。お家でゆっくりとビールでも飲みながらでも、ドライブに出かけて車の中でのBGM でもぴったりの素敵な曲です。Matt Bianco のCosmic Samba 。ファンクとラテンをミックスさせたサウンドが最高にカッコよく、ちょっとくらいの疲れなんて忘れてしまうくらいアグレッシブな気分にさせてくれます。このバンドは、音楽家Mark Reilly 個人のバンドユニットでイギリスのグループ。このCosmic Samba はコードをループさせたクラブ系ナンバーですが、グルーブの効いたそのループが心地良く、お洒落でクールな空間を演出してくれます。たまには気取って恋人と、仲間と、あるいは一人きりの時間もいいかもしれません、素敵な時間を過ごしてみるのも最高に幸せな事ですね!素敵な夏の始まりに私からあなたへお贈りさせていただきます…。素敵な初夏の夕暮れ…と共に…!
坪井きみ
眠りにつく夜と一緒に…
梅雨の真っ只中の季節です。コロナ禍だったり梅雨の雨だったりと、どうしても暗い気持ちになってしまいますね。「人間は悩みながら成長していく」と私達は大人から教えられて、そしてそれをまた大人になった私達は次の世代の子供たちに教えて生活する日々です。やはり生きるという事はある意味競争社会であり、ある意味闘いでもあります。ただ、今のこの時代において疲れきってしまっている現代社会です。人間としての強さ、厳しさも大切ですが、やはり人間に生まれてきたからこそある優しさや思いやり、ピュアな気持ち…というのは大切に持ち続けていくべきであると思っています。闘っている日々が続くと当然カリカリ、イライラして心が干からびていってしまいそうですね。そんな時は、ゆっくりと休んでちょっとだけでも自分をゆとりのある空間に連れて行ってあげるのもいいかもしれません。なかなかそんな時間取れないよ…というあなたも、眠りにつく前のほんのちょっとの時間、是非、頭と身体をリラックスさせて今日の曲を聴いてください。ボーっとしながらでも、温かい飲み物や美味しいワインを飲みながらでも、大好きな本を読みながらでも…、自分を癒してあげる大切な時間です。Brian Culbertson というピアニストのTogether Tonight …。心地良いファンキーなリズムと彼の奏でるリリカルなピアノの音色が素敵な眠りの世界に連れ出してくれます。明日も素敵な一日になりますように…。いつもいっぱい頑張っているあなたにお贈りします。
海へのドライブに…!
今日は梅雨の合間の夏の日差しいっぱいの日でした。こんな日にはちょっとそこまで…!のノリで私は海に向かって車を走らせます。(もちろん仕事が入ってないオフの日ですが笑)日本は海に囲まれた小さな島国なのでどこに住んでいても数時間で海に行く事ができますね。私は、自分の前世は海に住む生物だったのではないか!と思うくらい海が大好きです。楽しい気分になるのはもちろんのこと、嫌なことがあった時、ちょっぴり落ち込んだ時、精神的にも肉体的にも疲れた時、海を眺めに行きます。これからの季節は海を楽しむのに最高のシーズンですが、冬の海や、お天気のすぐれない雨が降る海を眺めているのもそれはそれで海から生まれる生命力というか自然が与えてくれるチカラに元気付けられます。とは言ってもやっぱり太陽がサンサンと降り注ぐ海は眺めているだけでもなんだかhappyな気持ちにさせてくれますよね。今日、皆さんにお贈りする曲は、海に向かうドライブのBGM にぴったり。ブラジル出身のジャズピアニストであり、ヴォーカリストであるTania Maria の『Tranquility 』という曲です。高校生の頃から聴いていますが今も夏を迎えるこの季節になると聴きたくなります。キャッチーでリリカルな彼女のピアノサウンドと、素晴らしい歌声が、嫌な事があってもhappyな世界へ連れ出してくれる彼女ならではのブラジリアンジャズです!あなたの今度のお休みがもしもお天気の良い日だったら是非、この曲とそして初夏の太陽と一緒に海にドライブに行ってみてくださいね。素敵なお休みになりますように…。
Cool Beauty
今日は時代を経ても今だに大好きな映画の一つとして私の中に存在する作品である『LEON 』の中からの曲をお贈りします。この映画を観た時のなんとも言えない切なさ、悲しさの中にある、でも美しいサウンドから生まれる、儚いけれど人間であるが故に感じる愛…。いろんな意味で青春真っ只中の私にとって衝撃的でした。この作品の監督であるLuc Besson は私の大好きな映画監督です。そして、そこになくてはならないとも言える作曲家がEric Serra です。彼の創り出すサウンド、そこからかもし出される空気感がどの曲も美しくカッコいい。今回のこの『Hey Little Angel 』は、マチルダにスタンフィールドが出会う場面からスタートします。Eric Serra 自身もPV に登場してクールに歌っています。ラップのナンバーにマチルダのセリフをサンプリングして彼女のさみしさ、悲しさ、切なさが曲を通して聴き手の私に語りかけます。PVとはいえ一つの楽曲として今も尚、全く古さを感じさせないCool Beauty という表現が似合うカッコいい曲。もし、あなたがこの映画を観た事がなくても、彼の世界にきっと魅了されてしまいます。素晴らしい名曲をあなたに贈ります。夏が来る前の梅雨のひとときも素敵な時間になりますように…。
大切なもの…
来月は6月。ブライダルシーズンですね…と言いたいところですがコロナ禍で結婚披露宴は自粛しているカップルの方々も沢山いらっしゃるようです。私もミュージシャンとしてヒルトンホテルとは長いお付き合いをいただいているので、ブライダルシーズンになるといつも沢山のカップルの方達の結婚披露宴において様々なスタイルで演奏させて頂いています。この一年程は残念ながらそれもバッタリとなくなってしまっていましたが、最近では、感染予防対策をしっかりして結婚披露宴をされる方達も少しずつ増えてきているようです。来月も久し振りに結婚披露宴での演奏依頼を受けて、演奏、演出の打ち合わせをさせて頂いています。少しずつでも活気のある、happyな事はみんなでお祝いできる日常が戻ってくると嬉しいですね。こうやっていろんな場面で演奏させて頂くお仕事をしていると、全く自分は知らなかった曲をリクエストして頂き知った…という曲がいっぱいあります。今日はそんな形で知った素敵な曲をお贈りします。槇原敬之さんの曲ですが『ぼくが一番欲しかったもの』。この曲は、イギリスのヴォーカルグループのBlue に楽曲提供している曲で、そちらは、THE GIFT という題でリリースされています。ゆるいファンク系の曲でそちらもカッコいいのですが、私的には槇原敬之さんの歌うこのヴァージョンが好きです。彼の創り出すサウンドとそしてこの歌詞は、じっと目を閉じて聴いていると涙が出てきます。自分にとって大切なもの、大切な人、大切なこと…。日常にありふれた幸せを、もう一度あらためて感じさせてくれる素敵な曲です。コロナ禍で色々と疲れているあなたに今日は私からこの曲を贈ります。マッキーの歌声があなたにそっと優しく語りかけて元気をくれます。素敵な時間日常になりますように…
お洒落な夜に…
今日はちょっぴり気取った週末を過ごすにはぴったりの曲をお贈りします。雨の日が続く季節ですが、もしあなたのお仕事がオフの日がラッキーにも晴れたら車で夜にドライブに出かけるのもステキな気分転換です。敢えて夜に一人でドライブ…というのも日頃の精神的な疲れや、ちょっと仕事で使っている頭の切り替えるための手段としていい方法かな…と私は思っています。一人きりの時間だからこそ心と身体の声を聴いて自分にもっと正直になる…。そんな時間も自分のために大切なのかな…と思います。コロナ禍で、この過ごし方はさらにぴったり(笑)ですね。Matt Bianco というイギリスのミュージシャンの曲、『Hifi Bossanova 』。この曲はまさしくファンクとラテンをミックスしたサウンドで、都会的な格好良さとラテンのリズミカルなグルーブが交わり、最高にお洒落な空間に連れ出してくれます。この曲を聴きながら、恋人とカクテルでも飲みながら甘い時間を過ごすのももちろん!素敵ですが、たまには一人きりの時間も自分に浸って過ごしてみるのもいいものです。是非、今日は私からあなたにこの曲を贈ります。素敵な週末になりますように…。
雨の降る日には…
今年の梅雨入りは異常な早さで5月だというのに雨の降る毎日ですね。恵みの雨とは言ってもやはりどんよりした空から降ってくる雨の日々が続くとなんとなく気分も落ち込みがちになってしまいます。今日は、そんな雨の日に聴いていると何となく落ちいた気分にさせてくれる曲です。Sergio Mendes 率いるアルバム『Sergio Mendes &Brasil ’66』の中からConstant Rain 。直訳すると降り続く雨…とでもいう感じの曲です。Sergio Mendes と言えばボサノヴァ界のレジェンドであり、今も尚アグレッシブにラップやエレクトリックな楽器も取り入れて世界的なヒットで活躍されているピアニストでありヴォーカリストであり、プロデューサーです。近年の彼の創り出すサウンドも素晴らしくカッコいいのですが、やはりこの1966年に結成された『Sergio Mendes &Brasil ’66』サウンドが私にとっては最高に大好きです。古いアルバムなんて表現は全く当てはまらず、これこそ南の島に連れて行ってくれる最高の空間へ導いてくれます。雨の日もちょっぴりセンチメンタルな気分に浸りながらこの曲を聴いてゆっくり過ごしてみるのもきっとあなたらしくステキな時間です。寛いだひとときになりますように…。
この先にはもっと素敵な日々…
コロナ感染者の人数が増えてきてしまったという事で、また厳しい緊急事態宣言が出ました。ピアノを聴いて頂く事がまた難しい状況になってしまい本当に残念で寂しい状態ですが、やはり1人ひとりの意識の持ち方でも大きく状況は変える事はできると思います。なので、やはり今は皆で協力しあって自粛することが一番良い事ですね。変異型のウイルスに変わってきて年齢関係なく、かかったら本当に怖いウイルスのようです。お友達や仲間とワイワイ楽しい時間を過ごす事は寂しがりやの人にとってはきっと辛い日々でしょうが、せっかくのこのおうち時間、本を読んだりいつもは面倒で作ることがないようなお料理やお菓子を作ってみたり、、、いろんな楽しみ方がおうちでもありますよ。実は私は家にいて好きなことをしたり考えたりすることが大好き人間!でコロナ禍になる前から仕事が入っていない日はずっと家で本を読んだりお菓子を食べたり、練習したり、眠くなったら(笑)お昼寝したり、そしてまた起きたら好きな音楽を聴いたり…とこんな過ごし方が私にとっては最高に贅沢なひとときです。「でもやっぱり寂しいよ…。」というあなたに今日はこの曲をお贈りします。Pat Metheny Group の『Better Days Ahead 』。この先にはもっともっとステキな日々があるよ…という曲です。皆で頑張って協力してコロナウイルスに打ち勝って行かなくてはいけませんね。Pat Metheny の創り出す曲を聴いているといつも私は旅に出たくなります。この曲もそんな気持ちにさせてくれる曲です。今日はPat Metheny の曲と一緒にアフターコロナ(変な言葉もできてしまいましたね笑)には旅に出よう!なんて考えながら過ごしてみるのもきっと素敵な時間です。ステキなおうち時間になりますように…。
切なく響く音色…
今日は私の大好きなバラードナンバーをお贈りしようと思います。なんとなく寂しい気持ちになったり、ちょっぴり切なくなった時に聴きたくなる曲です。Benny Golson が亡きClifford Brown を偲んで作曲した『I Remember Clifford 』。この曲を静かに聴いているとトランペットのLee Morgan の切ない響きに涙が出そうになり、それと同時に別のところから何かあたたかい物に包まれている自分がいる事を感じます。メロディの美しさは当然の事ながら、Lee Morgan の静かに語りかけるような艶っぽい音色、そしてさらに繰り広げられるソロは天才的です。大好きな曲なので私もピアノソロや、ピアノトリオで演奏をよくしますが、聴いて頂いているお客様に、そんな切なさ、あたたかさ、が伝わったら…と思っています。このアルバムは、作曲したTenor Sax のBenny Golson も入り、Alto Sax のGigi Gryce と素晴らしいハーモニーでのサウンドは、もう本当に理屈抜きで溜め息がでるほどの美しさです。GW 最後の今日は、是非ゆっくりとLee Morgan のトランペットをジャズバラードナンバーで味わってみるのも素敵な時間です。ゆっくり寛いだなひとときになりますように…
今宵はジャズの名演を!
昨日、1年ぶりくらいにピアノトリオのライブ演奏をさせて頂きました。昔からの仕事仲間であり、友人であるドラマーの倉知氏がリーダーの『homare Jazz trio 』のピアニストとして出演させて頂いた安城市でのライブでした。初めて安城市に伺ったのですが、昔からの街並みと現代的な街並みが綺麗に融合され、そして街が地元の方々の力溢れる活気があり、とっても素敵なところです。コロナの中、南北のドアを開けて窓も全開、密を避けて万全の状況でのライブ、会場のお客さんも安心して楽しんで頂く事ができました。私にとっては本当に久し振りのトリオ演奏。この1年ほどずっとピアノソロでの演奏で、それはそれでソロの楽しさ、表現の深さはありますが、やはり久し振りに信頼するミュージシャン仲間との演奏はソロではできない曲もやったりと、刺激的な時間でした。『A Night In Tunisia 』を久し振りに演奏して、あらためてバンドでの演奏は、ピアノソロにはない世界観があると感じたのは言うまでもありません。今日は、その『A Night In Tunisia 』と言えば、私の中では、何と言ってもArt Blakey &Jazz Messengers !の名演をお贈りさせて頂きます。今回のバージョンは本当に昔の映像ですが、Art Blakey のドラミング、Lee Morgan のトランペットのアプローチ等、全く古さなんて感じさせない、どころかもう鳥肌もの!です。今夜は是非迫力あるジャズの名演を楽しんでくださいね。GW も後半も素敵なひとときになりますように…。