梅雨も明けて夏がやってきました。今年の夏も暑くなりそうです。熱中症にはくれぐれも気をつけてお過ごし下さいね。とはいえ、元気いっぱいにさせてくれる太陽がさんさんと降り注ぐ夏を迎える事が今年もできるのはやっぱり嬉しい事です。コロナ禍や、自然災害、様々な悲しい出来事の中、あらためて今、自分が生きていることの感謝と共に、生きていられる現実で自分にできる事は何か…日頃、深く考えずに生きていた自分を反省する日々です。楽しい夏の始まりにフッと色んなことを静かに考えるのも良い時間の過ごし方かな…と思います。夏の太陽がくれるパワーをいっぱいにいただいて『さあ、これから下半期も頑張ろう!』なんて気分になります。今日は、静かに夏の夕暮れから夜のひと時を過ごすのにぴったりな曲をお贈りします。Brenda Russell が歌うGET HERE という曲。彼女の優雅でエレガントな歌声と世界感が、素敵な夏の夜に誘い出してくれます。そして、今まであったいろんなことを考えながら感謝したり反省したり、新しい自分へ向けてそっと背中を押してくれたり、、、そんな静かな夏時間を過ごすのも素敵です。今年もあなたらしく素敵な夏になりますように…。

7月も中旬になり今年も夏がやってきました。ここ数年、自然の災害が本当に多くその犠牲になってしまった方々もいらっしゃる状況でいつも心に突き刺さる想いです。亡くなった方々の事を思うと、やはり私達は人に対してもそして自然に対しても思いやりのある優しい気持ちを持って生きていかなければならないと思います。いろんな想いを張り巡らせていて、この曲が私の中で流れてきました。私の大好きなギタリストであり、作曲家のPatMetheny 率いるPat Metheny Group の『Are You Going With Me ?』という曲です。訳したら「ついておいで」という意味。淡々とした静かなサウンドから始まり、なんとも言えない一定のリズムが私の中の心を落ち着かせて心地良く時間を忘れてしまいます。そして彼の奏でるサウンドの高まりと共に聴いている私達もどんどんアグレッシブな世界へ連れ出してくれます。「さあ心が落ち着いて強い気持ちを取り戻したら頑張ろう」なんていう感覚です。やはり彼はミュージシャンであり、詩人だなぁと思う日々です。そして日々の色々な出来事で、時々自分が嫌な人間になりそうな時に優しい気持ちにさせてくれます。音楽の力をあらためて実感します。今日は、この曲を私からあなたにお贈りします。素敵な曲を素敵なあなたへ…。優しい気持ちと共に…。

梅雨の真っ只中、雨の降り続く毎日です。地域によってはたいへんな災害になっています。自然の力は偉大であると同時に舐めてかかってはならない恐ろしさもあると感じさせられます。きちんと自然に対して尊敬の気持ちを持ち、そこから私達人間は恵を分けてもらいながら生きている事を忘れないように生きていきたいと思う日々です。私にできることは、心を込めて演奏する事しかできませんが、今日のBass Line ライブも被災された方々に届きますように…と心の底から願っています。今日お贈りさせていただきます曲は、、、雨が降ると何故かちょっと物悲しいボサノバを私は演奏したくなります。今日も演奏しよう思っている曲、Antonio Carlos JobimのO Grande Amor です。Stan Getz のサックスが切なく響きます。毎日降り続く雨の中、(今の社会状況的にも)精神的にも辛くなってしまいがちです。知らないうちに頑張りすぎてしまっているのかもしれませんね。そんな時には、ちょっとリラックスした時間を作ったり、ボーっとする時間を作ったり、いっそのこと(できる環境なら)お昼寝してエネルギーを補給したり、自分を大切にしてあげて下さいね。そしてそのバックにこのO Grande Amor が流れてたら最高の気分です。私からあなたへこの素敵な曲をお贈りさせていただきます。雨音がこの曲と共に素敵なリラックスした時間のBGMになりますように…。

7月です。今年も七夕の季節がやってきましたね。日本は四季折々いろんな風景を創り上げてくれる素晴らしい国だなぁと、あらためて日本人である事に喜びを感じます。できる限り自然の力に逆らわず文明の力もそこそこに(笑)生きていきたいと思っています。今日は、キャッチーなスタンダードジャズが聴きたい気分になりました。私自身もバンド演奏の時にはよく演奏するCandy です。今回はLee Morgan のカルテットをお贈りさせていただきます。この曲での彼の奏でるトランペットはテクニックの素晴らしさは当然の事ながらキャッチーなサウンド、そしてアドリブ展開でありながら、でもジャズマニアでなくとも聴いているとCandy という題の通り甘いスイーツのような気分になる、決してマニアックなジャズワールドではない軽快な世界へ連れて行ってくれます。きっとあまりジャズに詳しくなくてもこの曲は知ってるよ…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。Sonny Clarkのピアノもお洒落な気品のあるサウンドで最高です。ロックやポップスと比べるとジャズは何故かマニアックなジャンルの音楽枠に入れられてしまいがちですが、この曲で、こんなhappyな気分にさせてくれてなんかいいな!という発見をして頂けたら嬉しいです。私も久し振りにCandy をバンドで演奏したくなりました。コロナ明けてライブ!の時には演奏しようと思っています。今日もあなたにとってhappyな一日になりますように…! Lee Morgan のCandy と共に素敵な週の始まりになりますように。

今日は私の大好きなLOVEソングをお贈りさせて頂きます。ピアノソロでもよく演奏しているBlue Velvet という曲です。今回は、Tony Bennett とK.D.Lang のDuo のスタイルです。大好きな人と一緒に聴いたら最高にロマンティック…あるいは一人きりで静かにいろんなことを考えながら聴くのも素敵です。夏の始まりの季節、まだまだお天気は安定しませんが、お仕事中でもちょっとだけゆっくりした時間を作ってホッとした気分転換もいいですね。そしてお仕事から帰ってお家でゆっくりした時間を過ごしている時にでもこのBlue Velvet を聴いて下さい。素敵なメロディがあなたをそっと癒してくれます。やっぱり音楽の力は偉大ですね。明日も素敵な一日になりますように。そして素敵な初夏の夜になりますように…。

本当に早いもので、あと数日で7月ですね。コロナ禍で外出を規制されたり色々とありますがまた今年も夏がやってきます。太陽が輝く夏の季節はやはり私達に明るい空間を与えてくれてhappyな気持ちにさせてくれます。この時期になると聴きたくなる曲を今日もお贈りします。お家でゆっくりとビールでも飲みながらでも、ドライブに出かけて車の中でのBGM でもぴったりの素敵な曲です。Matt Bianco のCosmic Samba 。ファンクとラテンをミックスさせたサウンドが最高にカッコよく、ちょっとくらいの疲れなんて忘れてしまうくらいアグレッシブな気分にさせてくれます。このバンドは、音楽家Mark Reilly 個人のバンドユニットでイギリスのグループ。このCosmic Samba はコードをループさせたクラブ系ナンバーですが、グルーブの効いたそのループが心地良く、お洒落でクールな空間を演出してくれます。たまには気取って恋人と、仲間と、あるいは一人きりの時間もいいかもしれません、素敵な時間を過ごしてみるのも最高に幸せな事ですね!素敵な夏の始まりに私からあなたへお贈りさせていただきます…。素敵な初夏の夕暮れ…と共に…!

梅雨の真っ只中の季節です。コロナ禍だったり梅雨の雨だったりと、どうしても暗い気持ちになってしまいますね。「人間は悩みながら成長していく」と私達は大人から教えられて、そしてそれをまた大人になった私達は次の世代の子供たちに教えて生活する日々です。やはり生きるという事はある意味競争社会であり、ある意味闘いでもあります。ただ、今のこの時代において疲れきってしまっている現代社会です。人間としての強さ、厳しさも大切ですが、やはり人間に生まれてきたからこそある優しさや思いやり、ピュアな気持ち…というのは大切に持ち続けていくべきであると思っています。闘っている日々が続くと当然カリカリ、イライラして心が干からびていってしまいそうですね。そんな時は、ゆっくりと休んでちょっとだけでも自分をゆとりのある空間に連れて行ってあげるのもいいかもしれません。なかなかそんな時間取れないよ…というあなたも、眠りにつく前のほんのちょっとの時間、是非、頭と身体をリラックスさせて今日の曲を聴いてください。ボーっとしながらでも、温かい飲み物や美味しいワインを飲みながらでも、大好きな本を読みながらでも…、自分を癒してあげる大切な時間です。Brian Culbertson というピアニストのTogether Tonight …。心地良いファンキーなリズムと彼の奏でるリリカルなピアノの音色が素敵な眠りの世界に連れ出してくれます。明日も素敵な一日になりますように…。いつもいっぱい頑張っているあなたにお贈りします。

今日は梅雨の合間の夏の日差しいっぱいの日でした。こんな日にはちょっとそこまで…!のノリで私は海に向かって車を走らせます。(もちろん仕事が入ってないオフの日ですが笑)日本は海に囲まれた小さな島国なのでどこに住んでいても数時間で海に行く事ができますね。私は、自分の前世は海に住む生物だったのではないか!と思うくらい海が大好きです。楽しい気分になるのはもちろんのこと、嫌なことがあった時、ちょっぴり落ち込んだ時、精神的にも肉体的にも疲れた時、海を眺めに行きます。これからの季節は海を楽しむのに最高のシーズンですが、冬の海や、お天気のすぐれない雨が降る海を眺めているのもそれはそれで海から生まれる生命力というか自然が与えてくれるチカラに元気付けられます。とは言ってもやっぱり太陽がサンサンと降り注ぐ海は眺めているだけでもなんだかhappyな気持ちにさせてくれますよね。今日、皆さんにお贈りする曲は、海に向かうドライブのBGM にぴったり。ブラジル出身のジャズピアニストであり、ヴォーカリストであるTania Maria の『Tranquility 』という曲です。高校生の頃から聴いていますが今も夏を迎えるこの季節になると聴きたくなります。キャッチーでリリカルな彼女のピアノサウンドと、素晴らしい歌声が、嫌な事があってもhappyな世界へ連れ出してくれる彼女ならではのブラジリアンジャズです!あなたの今度のお休みがもしもお天気の良い日だったら是非、この曲とそして初夏の太陽と一緒に海にドライブに行ってみてくださいね。素敵なお休みになりますように…。

今日は時代を経ても今だに大好きな映画の一つとして私の中に存在する作品である『LEON 』の中からの曲をお贈りします。この映画を観た時のなんとも言えない切なさ、悲しさの中にある、でも美しいサウンドから生まれる、儚いけれど人間であるが故に感じる愛…。いろんな意味で青春真っ只中の私にとって衝撃的でした。この作品の監督であるLuc Besson は私の大好きな映画監督です。そして、そこになくてはならないとも言える作曲家がEric Serra です。彼の創り出すサウンド、そこからかもし出される空気感がどの曲も美しくカッコいい。今回のこの『Hey Little Angel 』は、マチルダにスタンフィールドが出会う場面からスタートします。Eric Serra 自身もPV に登場してクールに歌っています。ラップのナンバーにマチルダのセリフをサンプリングして彼女のさみしさ、悲しさ、切なさが曲を通して聴き手の私に語りかけます。PVとはいえ一つの楽曲として今も尚、全く古さを感じさせないCool Beauty という表現が似合うカッコいい曲。もし、あなたがこの映画を観た事がなくても、彼の世界にきっと魅了されてしまいます。素晴らしい名曲をあなたに贈ります。夏が来る前の梅雨のひとときも素敵な時間になりますように…。

来月は6月。ブライダルシーズンですね…と言いたいところですがコロナ禍で結婚披露宴は自粛しているカップルの方々も沢山いらっしゃるようです。私もミュージシャンとしてヒルトンホテルとは長いお付き合いをいただいているので、ブライダルシーズンになるといつも沢山のカップルの方達の結婚披露宴において様々なスタイルで演奏させて頂いています。この一年程は残念ながらそれもバッタリとなくなってしまっていましたが、最近では、感染予防対策をしっかりして結婚披露宴をされる方達も少しずつ増えてきているようです。来月も久し振りに結婚披露宴での演奏依頼を受けて、演奏、演出の打ち合わせをさせて頂いています。少しずつでも活気のある、happyな事はみんなでお祝いできる日常が戻ってくると嬉しいですね。こうやっていろんな場面で演奏させて頂くお仕事をしていると、全く自分は知らなかった曲をリクエストして頂き知った…という曲がいっぱいあります。今日はそんな形で知った素敵な曲をお贈りします。槇原敬之さんの曲ですが『ぼくが一番欲しかったもの』。この曲は、イギリスのヴォーカルグループのBlue に楽曲提供している曲で、そちらは、THE GIFT という題でリリースされています。ゆるいファンク系の曲でそちらもカッコいいのですが、私的には槇原敬之さんの歌うこのヴァージョンが好きです。彼の創り出すサウンドとそしてこの歌詞は、じっと目を閉じて聴いていると涙が出てきます。自分にとって大切なもの、大切な人、大切なこと…。日常にありふれた幸せを、もう一度あらためて感じさせてくれる素敵な曲です。コロナ禍で色々と疲れているあなたに今日は私からこの曲を贈ります。マッキーの歌声があなたにそっと優しく語りかけて元気をくれます。素敵な時間日常になりますように…