私は、何か嫌な事があったり辛くなったり落ち込んでマイナス思考になりかけたりした時、宇宙単位でいろんな事を捉える習性、というか発想の人間のようです。宇宙は果てしなく大きい。その宇宙空間の中の一生命体として生きている自分はその歴史の上で考えると取るに足らないちっぽけすぎる存在であり、その自分の中の出来事なんていうのは宇宙単位でみたら瞬間にすぎない。だからと悲観的になるのでなく、だったらこの一瞬にすぎない私の人生、そうも悩まず気楽に生きるのもあり。時にはふわふわと空中に浮かんでいるような自分を想像して、流れに乗って疲れたら休み、ひたすら自分のペースで行こう…と思うのがいつもの私です。SNSをはじめ情報に溢れすぎてほんの少しの小さなことにも振り回されそうになる時代です。空を飛ぶ鳥のように自然の流れに任せて生きるのも時には大切なことなのかもしれません。そんな事を考えながら、今日はKurt Rosenwinkel のアルバムDeep Song からのお届けです。このアルバムは彼のGroup ではなくレーベル主導で出来上がった作品ですが、また違った彼の世界観が出ていて素晴らしい作品です。今回はその中から『Use of Light 』という曲をあなたに贈ります。ピアニストのBrad Mehldau の独特な世界観のサウンドにKurt の浮遊感を感じるサウンドがのるとやっぱりKurt Rosenwinkel の世界。こうして好きなサウンドに聴き入る事ができる…ちょっとした幸福感を感じながら過ごすひとときにも感謝したりするのです。宇宙は大きすぎる…そして無限です。でも、、、私達の人生は有限ですから…気分のいい生き方をするのも時にはあり…ですよね。頑張っているあなたに、疲れているあなたに、音楽と一緒にほんの少しでも穏やかな空気が舞い降りてきますように。

気の知れた仲間やお友達、家族、様々な自分を取り巻く大切な人達とワイワイ過ごすのも楽しい時間ですが、時には一人だけの時間…というのも良いものです。ひとり静かに過ごしていると色んな事を考えます。最近あった事、この先の事、昔出会った人、出来事、色んな事を考えながら過ごす…それがいかに幸せなことか。人と合わせて協調性を持って生きていくことも大切ですが、自分を見つめて過ごす時間、、今ある日常と共に自分に正直に生きる。当たり前の事のようですが、今の社会は情報に溢れすぎて周りに流され自分で自分がわからなくなってしまいそうになります。あまり周りに流されない自信がある私ですが、、それでも時には彷徨い悩みます。いつも凛とした考えを持つ人でありたい…と思います。地球上に生きる一生命体の中で、私を含めて人はどうしても汚さ醜さを持った生き物。その中で時には戦い生きていく…せめて自分にだけは正直でいたい、そして色んな意味で優しくありたい…。そんな事を考えながらPat Metheny のアルバムのお届けです。バリトンギターのみのソロアルバムですが、本当に美しく聴き惚れてしまう。ひとりの夜、このアルバムを聴いていると凄く贅沢な時間を過ごしている幸福感に包まれます。今回のあなたに贈るのはアルバムOne Quiet Night から『North to South,East to West 』。静かにPat Metheny の美しいバリトンギターの響き、旋律に聴き入っているとふと優しい気持ちになります。あなたにも穏やかなひとときが訪れますように。

今日は久しぶりに日本のバンドのお届けです。私自身、曲のジャンルに垣根を作らず対応できる演奏を心掛けて日々ピアノに向かっているのもあり、日本のロック、ポップスも好きな曲、アーティストは何人もいます。今回はその中からSuchmos のお届けです。しばらく活動を休止していましたが、今年から再開するということです。Suchmos と言えば私の中で一番に思うのは、この心地良いグルーヴ、メンバー一人一人から醸し出されるこのクールなビートとヴォーカルYONCE の切ないまでの中毒性すら感じてしまう歌声の魅力。ちょっと冷めた感じで作り上げられる世界観はこれこそSuchmos 。一人でふとドライブに気分転換で出かける時、特に夜なんかは凄く聴きたくなります。今日はその彼等のアルバムTHE KIDS からのお届け。2ndアルバムですからかなり初期の作品ですが、私の一番好きなSuchmos のアルバムです。ちょっと淋しいけれど小粋で洒落た空間を作る…。この抜け感を持ったビートを作り出す演奏というのは簡単そうに見えて実はテクニックのいることなのです。お届けするのは『TOBACCO 』。メンバーでなんとなく合わせていて出来上がった、という曲らしいですが、ジャズの世界ではあるあるの話ですね。彼等はもしかしたらジャズもこなすミュージシャンなのかもしれません。さあ、最高にクールな音楽に酔いながら今夜は温かいお部屋で生姜紅茶でも飲もうかな(最近はまっていますが美味しいですよ笑)、ホットワインもいいですね…。外は寒いです。暖かくして過ごして下さいね。

新年がスタートして2週間程過ぎ、お正月気分も終わり社会が動き始めました。お仕事、勉強、家事、毎日忙しく過ごしている中でうまく自分の機嫌をとりながら生きていきたいですね。外は寒い冬。無理をせずに自分らしく頑張る日々でありたい、と思います。今日、お届けするアルバムはKurt Rosenwinkel Trio のスタンダートバラードアルバムReflections からの一曲です。冬に暖かくした部屋でゆっくり聴くのも素敵、ひとりドライブ中に窓に映る景色と共に聴くのも最高、不思議な磁力のような世界を持った作品です。今回はその中からThelonious Monk の『Reflections 』。アルバム全体がミステリアスで瞑想的、その幕をこの曲でオープン…そんな感じです。いつものKurt 独特の超絶プレイ、緊迫感は薄めでそれがまたいい…でも彼ならではの濃く深いプレイ、コードのセンス、展開されていくアプローチ、それが磁石のように引き寄せられます。さあ、今年もいっぱい頑張って、そのぶんいっぱい自分時間も作って、あなたらしい素敵な年にしてくださいね。今夜も暖かくしてゆっくりと休んで下さいね。あなたの寛いだ夜にKurt Rosenwinkel のギターを贈ります。

寒い冬真っ只中です。こうも寒いと心も寒々としてしまいそうです。昨日、仕事に向かう前に少し時間があったので本屋さんによってみました。谷川俊太郎さんの『ぼく』という絵本がふと目に入って思わず引き寄せられるように購入しました。自分から死を選ぶ選択をした若者達に向けて谷川さんは書かれた詩です。私はじっと読みながら、ここの『ぼく』というのはもう一人の自分なのかもしれない…と思ったのです。この世界で生きていく事の辛さ、嬉しさ、哀しさ、孤独感、絶望感、でも少しの幸福感、様々な事が入り混じって人の人生は作られていきます。この世で生きていくのは大変で辛い事の方が沢山なのかもしれない、でもその中にほんのちょっとだけ、、、おにぎりの美味しさが嬉しかったり友達や家族との時間が楽しかったり、小さな喜びを糧に私達は生きているのかもしれません。人はいつか死にます。その時がくるまでこの世界でどうやって生きていく事ができるのか…。考えながら生きているうちに時は過ぎていくのかもしれませんが、この地球上の一生命体として命を貰った、そんなふうに考えながら優しい気持ちを持った人で生きていきたい、と思ったりします。そんな事を考えながら今日ははあなたにこの一曲を贈ります。今は入手はできなくなってしまったアルバム、Kenny Burrell のMoon and Sand から『Blue Bossa 』。私の大好きなアルバムです。Kenny Burrell のギターが切なくも優しく語りかけてくれます。温かいお部屋で聴き入る幸せ…そんなふうに思いながら、あなたにもそんなひとときが訪れますように。風邪に気をつけてね。

明けましておめでとうございます!2025年が始まりましたね。昨年が良い年だった人もそうでなかった人もみんな新しい年を迎える事ができた事自体、地球上の一生命体として奇跡的。そんなふうに思うと悩み事でさえ生きている証で、受け入れつつさあ頑張ろう…と思ったりします。皆さんはどんな年明けを過ごされたのでしょうか。笑顔で過ごす事ができたらもうそれだけで最高ですね。私の新年1月1日は演奏のお仕事からスタートさせて頂きました。今年も是非皆さんにお会いできるのを楽しみに心を込めてピアノに向かおうと思います。遠く離れたあなたにも私のピアノが届きますように、と願いながら…ね。さあ、今年最初のあなたにお届けの曲は、Aaron Goldberg のピアノトリオ。アルバムHOME からの一曲です。素晴らしく繊細なタッチ、独特のニュアンス溢れる美しいレガートの感覚、、、でありながら超絶技巧…!と溜息が出るスリリングなテクニック。NYには数えきれない程の才能ひしめくピアニストがいる中、こんなピアノを弾く事ができるのはAaron だけではないのか…と思います。一度彼の演奏を生で聴いてみたい…と思いつつ実現できていないのが残念なところです。今回はStevie Wonder の名曲『Isn’t She Lovely 』を彼の最高の技と美しさで表現した圧巻のサウンドをお届けします。Stevie Wonder の名曲の素晴らしさは言うまでもありませんが、その名曲をリスペクトしつつAaron の独自の世界を創り上げた、、素晴らしい一曲です。そして忘れてならないのは、トリオメンバーEric Harland のドラムアプローチ、Reuben Rogers のベース、Aaron のスリリングかつダイナミクスの素晴らしさはこの二人から醸し出されるビート感や安定感も大きな力です。さあ、今年もhappyな一年になるように、happyは自分で作り上げていくもの、、、前向きに楽しく頑張っていきたいですね♪みんな皆んな、素敵な一年になりますように…!

もう今年もカウントダウン、皆さんにとってはどんな一年だったでしょうか。今年も色んな事があった一年でした。楽しいことも悲しいことも辛いことも…出逢いもあれば別れもあった…それでも時は過ぎていく訳で、、なんだかんだと言いながらもこの季節が迎えられたのならまあ良しとしよう、、、なんて思いながら今年の自分もちょっと褒めてね。今日は、Wes Montgomery のギターが聴きたくて、このアルバムを取り上げてみました。SMOKIN’ AT THE HALF NOTE 。Wes Montgomery とWynton Kelly Trio が1965年に発表したライブアルバムです。心地良さと格好良さが共存するswing感は痺れる…としか言いようがないです。その中から『Four On Six 』。スタンダートナンバーになっていますが、やっぱりカッコいい!寒いのは苦手なのですが、さあちょっと頑張って練習しよう…と思ったりします笑。名演奏に刺激をもらいながら来年もアグレッシブに過ごしていきたいものです。皆さんも風邪には気をつけて楽しい年の暮れを過ごして下さいね。そして今夜は是非Wes Montgomery のギターに浸って過ごす夜のひととき…そんな素敵な時間をあなたにお届けです。

Suchmos が再始動…というニュースが入ってきました。2021年から活動を休止していたバンドですが、凄く好きなミュージシャンなので、ひとりドライブの時等よく聴いています。彼等の醸し出すグルーヴ、リズムの抜け感、音の間の絶妙感、詩の世界観、孤独感、全てが私の音楽的感覚を刺激し、共感され、ピアノ弾きとしての自分の感性に働きかけてくれる…そんなバンドです。嬉しくて一曲、あなたへお届けです。好きな曲は一杯ありますが、今回はアルバムThe Kids から『BODY 』。YONCE の切ないヴォーカルとHSU のgrooveの効いたベースが孤独感を引き寄せ、それがまたさらに切なくてカッコいい。ベーシストのHSU が作曲した曲ですが、彼は2021年に亡くなりました。人は皆、孤独なのかもしれません。『BODY 』…静かな一人の夜に似合う曲…。あなたに贈ります。

今日は、ちょっとお洒落な気分で過ごすクリスマス…なんていうあなたにお届けするサウンドです。お気に入りの空間を作ってひとりで浸って過ごすのも良いし、大好きな恋人と二人きりでラブラブに過ごすのも最高ですね。誰もが幸せを感じるクリスマス…そんなふうになったらきっと争いはもっと少なくなるかもしれません。幸せ…なんていうものは人それぞれで皆違うわけで自分が最高、と思う事ができればそれが一番なのです。そんなふうにリラックスした考えで今年もクリスマスを迎えたいものですね。今日お届けのクリスマスソングは、Boney James のクリスマスアルバムからの一曲です。彼らしいmellow &funkyな作品で、クリスマスを素敵に演出してお洒落な空間に包み込んでくれるアルバム。その中から、Bobby Caldwell がヴォーカルで参加している『What are you doing New Year’s Eve ?』をあなたに。甘いBobby Caldwell の歌声とBoney James の都会的なテナーサウンドが素敵なあなたのクリスマスを演出してくれます。美味しいワインが一緒にあったらさらに最高…ですね。時には気取ってカッコいい自分を演出してみるのも気分が良いものです。なんて思いながら、今週末は冷え込みそうですね。風邪をひかないように温かくして過ごしてくださいね。素敵な冬時間になりますように…。

いろんなクリスマスソングが流れて街のイルミネーションもクリスマス色に染まっています。なんだかんだ言いながら今年もクリスマスを迎える事ができる幸せに感謝の思いです。家族や恋人と楽しいクリスマスを過ごすために頑張って早めにお仕事を終えて家路に向かう方もいれば、クリスマスとは言え年末の忙しさでお仕事中心の方、この季節だからこそ忙しくしている職業の方、或いは季節に関係なく働く医療関係者や介護職の方、様々な環境の中で私達人間は仕事をしながら生活をしています。いろんな過ごし方があり、一生懸命に働いているのはみんな一緒。。。とはいえ、この季節は何か特別な想いにかられます。そんな様々に過ごす中、ブログを見てくださっている皆さんに是非、このMichael Buble が歌う『I’ll be home for Christmas 』をお届けします。一人で聴くのも良し…家族や恋人と一緒に聴くも良し…全ての人にクリスマスの温かいぬくもりを感じる…そんな一曲です。Bing Crosby で有名な曲ですが、今回お届けするアルバムChristmas はDavid Foster 等が手掛けるアレンジで、Michael Buble のアルバムの中でも凄くクオリティの高い一枚なのではないかと思います。その中から、この『l’ll be home for Christmas 』は、クリスマスには帰るよ…、クリスマスイヴには会えると思うよ…、だから待っててね…と歌う、もともとは戦争の中海外から家に帰りたいと願う兵士達に敬意を表すために書かれたクリスマスソングのスタンダードナンバー。みんなそれぞれのクリスマスがあるのです。そして、、、みんな皆んな、Happy Christmas …。