音楽は時には言葉よりも心を伝える力があるのです。Pat Metheny & Lyle Mays の『September Fifteenth 』…

昨日はBill Evans の命日でした。心も身体もボロボロになりながらピアノを弾き続けたBill Evans ですが、ある意味、ピアノを弾く事が彼にとって生きている象徴であり主張だったのかもしれません。晩年の演奏は全盛期だった頃の演奏とは違い激しく咽び泣くようなアプローチで、身体的にはかなりきつかったと思いますがそれでも生き急ぐような圧巻なる演奏の作品が多くあります。まだ死にたくないんだ…もっとピアノを弾かせてくれ…そんなふうに感じる演奏、この時期のEvans の熱い思い…と感じたりします。そして…そのBill Evans への追悼の想いを込めてPat Metheny とLyle Mays が共作して創り上げた曲が今回の『September Fifteenth 』です。Pat Metheny の繊細なギターとLyle Mays の美しいピアノそしてシンセサイザーによる穏やかな会話のような楽曲。そのLyle Mays も今はあちらの世界に逝ってしまいました。哀しい…なんて言葉はいらない。この曲を聴いていると曲が全てを受け入れ、語りかけてくれている気持ちになります。音楽の力というのは偉大ですね。今日はこの名曲をあなたにもお届けしたい…。じっと眼を閉じて聴き入ってみてくださいね。きっと静かで優しい世界があなたを包んでくれます。穏やかなひとときになりますように…。

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