孤独は『美』、bitter な感覚を教えてくれた偉大なるミュージシャンSTING …

今、STING が日本に来ています。私の住む地域でもライブが開催されました。私は残念ながら仕事で行くことはできませんでしたが、変わらずの格好良さ、怖いほどにそしてクールなまでに凛とした佇まい、演奏&歌のクオリティ、ネットを通して入ってきた情報で知り、熱く感動しています。このSting という人は素晴らしい才能や感性、知的な人間性…カッコいい外見…これだけのものを持っているミュージシャンですから当然、様々な『人』にも恵まれ、そして今ではそれ以上のはずですが、ずっと孤独…という感覚の中で生き続けている人なんだろうな…と思います。そして、だからこそ私達周りから見るとさらに魅力的なのだろうと。私が初めてSting を知ったのは大学生の頃でした。彼の歌う曲を聴いていると涙が溢れる淋しさ哀しさそして孤独感を感じますが、何故だかその孤独という中に悲壮感というよりも『美』を感じる感覚が、美しい小説を読み終えた読後感、或いはどうしようもなく辛いことを乗り越えて少し大人になれた時の感覚と似ている…そんなふうに感じます。人間として生まれた以上、どんな環境の人もあるはずの孤独との付き合い方、人に流されない自分との対話…周りの動きに動じない、強い自分を持った彼のような大人に憧れ、そして目指しています。今日お届けの曲は彼の多くの名曲の中から『Shape Of My Heart 』。映画LEON の中では挿入歌としても使用されました。Sting の曲の中で私は1番好きな曲。。。ピアノソロの仕事の時は本当によく演奏しています。Bitter Sweet …こんな言葉が似合うSting の世界観。。。少し過ごしやすくなった今の季節、秋風と共に自分と見つめ合いながら静かに聴き入ってみるのも素敵なひとときかもしれません。そんな穏やかな空気に包まれた時間があなたにやってきますように…。

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