優しさと強さは繋がっている…。

美輪明宏さんが「世界で一番偉いのはお金持ちでも大統領でもなく心の優しい人です」と仰っていたのをちょっと心が疲れてくると思い出します。そうですね…。心を優しくする、、ということはとても大きな心を持っていなければできなくて、そんな意味でも自分を持った強い人…でもあるのかもしれません。いつも私自身心掛けていることですが、いろんなことに追われて日々送っていると忘れてしまっている自分がいます。思いやりのある優しい心で生きていたいですね。今日の曲は、ラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ Pavane pour une infante defunte 』。もともとピアノ独奏曲として作曲されたようですが1910年にオーケストラ用にラヴェル自身で編曲しています。ピアノ独奏も素敵です。が、じっと静かに眼を閉じて聴いていると様々な楽器の繰り広げる優しく強い音色の素晴らしさ…これはオーケストラならではです。今回はカラヤン指揮のベルリンフィルの演奏。すーっと心に沁み入るようです。優しい人間でいるために、自分自身の心は強くありたい…と思います。梅雨が始まろうとしているこの時期、雨音と共に穏やかなひとときがあなたに訪れますように…。

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