やっぱりこの季節、聴きたくなる…。

今日も昨日に続いてSergio Mendes です。暖かさが日に日に増して春の風を感じてくるとちょっとお洒落感にも浸らせてくれて、でも夏の熱い陽射しを感じる程コテコテでないラテンが聴きたくなります。そんな気分になった時にはこのアルバム、Sergio Mendes & Brasil’66 のFool on the Hill は最高のサウンドです。欧米のポップスをアレンジしてリリースされたものですが、全てが見事なアレンジです。もともと私自身のピアノスタイルが音楽ジャンルに拘りがなく、自分が好きな曲は許される範囲内で自分スタイルを作っていく事が好きです。今回お届けするこの曲は思わず唸ってしまった…という感じです。皆さんも多分ご存知の名曲『Scarborough Fair 』、Paul Simon & Garfunkel の作品で切ない詞に美しいメロディの原曲が素晴らしいのは当然の事ながら、このヴァージョンはSergio Mendes が見事なまでにカッコ良く仕上げています。こういった音楽性こそ、研ぎ澄まされた感性と計算された音楽理論、感覚を磨いてずっと学び続けている賜物なのかもしれませんね。私も細々ながらも頑張ろうと思います。さあ、春の穏やかな陽を受けながらこのサウンドと一緒にあなたにも素敵な時間が流れますように…。

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