今日は朝から雨が降っています。ふっとこの曲が聴きたくなりました。カーペンターズが歌っている曲ですが、このPat Metheny の創り出す世界感が好きです。Pat Metheny といえばジャズ界のレジェンド的な存在のギタリストですが、彼の音楽はジャンルになんら拘りのない、良いものは良い…というスタイルでいつも演奏し続けている素晴らしいミュージシャンです。この曲もジャズとはかけ離れたポップスのジャンルに入る一曲ですが、彼の奏でるサウンドを聴いていると一音一音に思いを込めて演奏する大切さをあらためて感じます。そして、何事も気負いなく素直な気持ちで楽器に向かう事が、美しい音色につながる…という事を教えてくれているような気持ちになります。いつもピアノを演奏していて思うことは、聴いてくださっている方々が心地良くなって頂いているのか…私のピアノで少しでも明日への活力になって頂いているのか…、気になるところです…笑。この曲でのPat Metheny の演奏は、静かに自分を振り返って、そしてありのままの自分でいることの大切さ、素敵さを知る時間を作ってくれる…。私もそんな気持ちになって頂くことができたら嬉しいな…と思いながらピアノを日々弾き続けています。雨音を聞きながらのお家のひとときもいいものです。そしてPat Metheny の創り出す『Rainy Days And Mondays 』の音の世界と一緒に静かで穏やかなひとときになりますように…。