よく丁寧に生きる、とか丁寧な日常…なんて言葉をネットや書籍等で見かけます。確かに丁寧に過ごしている人、丁寧な言葉遣いができる人、人間として生まれてきて日々の日常をそんなふうにさりげなく丁寧に、でもちょっとした拘りを持って生きている人は魅力的です。私自身もそういった拘りを持って過ごしたい…とも思います。そしてもう一つ、大学生の頃からずっとピアノを演奏し続けてきて現在に至り、あらためて思うのが丁寧な演奏をする…という事。たくさん練習して指がいっぱい動く、、、これもとても大切なことなのですが、やはり今一度思うのは美しい音色…ということに対する思い。私の場合、ピアノ弾きですから、ピアノの残響の処理、指のタッチ感、10本の指のコントロールで足し算引き算をしながら紡いでいくメロディやコード。その結果が聴いてくださる方々に伝わる私の心かと…。私のピアノを聴いてくださる方の心に届くピアノが弾きたい。それは私にとって、この仕事をしている限りずっと持ち続ける思いであり、課題です。今日はKeith Jarrett のピアノtrioの一曲をあなたに…。『Guess I’ll Hang Out My Tears To Dry 』、Keith Jarrett のピアノの音色がとても好きです。そしてその音色に寄り添うような演奏をするGary Peacock 、Jack Dejohnette 、私にとっては一番好きなKeith のTrio 。さあ、いよいよ春らしくなってきましたね。あなたに早春の穏やかなひとときが訪れますように…。