今日は日本が誇るラテンジャズのレジェンド松岡直也サウンドのお届けです。彼のサウンドは分野に分ければラテンジャズという事になりますが、私的にはどこにも属さない『松岡直也サウンド』ではないか…と思います。それ位、聴けば直ぐに松岡直也ラテンジャズとわかる個性溢れるサウンドの展開が素晴らしく、ピアニストとしてのテクニックもさることながら作曲、アレンジに於いて日本が誇る名アーティストです。私は高校生の頃に知り、彼をはじめ彼のグループのミュージシャン達の名演奏に衝撃的な程打ちのめされ、日本のスタジオミュージシャンのクオリティの高さに感動し、憧れ、、、そして現在に至ってます。松岡直也さんは2014年に病気で亡くなられてしまいましたが、彼の残されたアルバム、そしてなんと言っても音楽スタイルはずっと語り継がれていく事と思います。今日は彼の名アルバムLong for The East から『The End of The Way 』をあなたに贈ります。このアルバムは夏のちょっと切ないメランコリック的な響が凄く素敵です。参加ミュージシャン達はいうまでもない、私の世代にとっては大先生というスタジオミュージシャンの面々です。日々頑張っていると様々な事がありますが疲れた身体と心、時には自分で自分を優しく甘えさせてあげるのもいいことですね。そこに素敵な音楽があればさらに幸せ…。夏の夕暮れから夜になるちょっと曖昧なひととき、松岡直也サウンドと一緒に夕陽に乾杯…。