Bill Evans のピアノの甘さと切なさ

久しぶりにBill Evans を聴いて過ごしています。どうしても仕事柄、一応ピアニストの端くれとしてピアノ演奏はけっこう真剣に聴いてしまいリラックスタイムに案外ならず、その中でもEvans という人は散々分析して追求して学ばせて頂き、少しでも近づくのを生涯かけて目標にしているレジェンドなので、何かをしながら聴いたり、癒しのひとときの時間に聴いたり…という事がなかなかできないビッグすぎるピアニストの一人。。。なのですが、やはり久しぶりに聴いてあらためて彼のピアノの音色の甘さ、コードの洗練された構築…唸ってしまいますね。。。と、こうなるからいけないのですが…笑。特に今日お届けのアルバムは1969年の作品で、彼が最高にのっていて彼自身も一番前向きだった時代の名盤ですから、、、とにかく、理屈抜きにして梅雨の合間のちょっと穏やかなお天気の午後、Bill Evans サウンドに浸るのも素敵時間です。Evans Trio にフルーティストのJeremy Steig を招いてのアルバムWhat’s New から『Spartacus Love Theme 』。この曲は映画SPARTACUS テーマ曲で私自身も美しいメロディラインが好きでよく演奏しています。この甘く切ない旋律をBill Evans とJeremy Steig によってさらに磨きがかかり素晴らしく美しい世界観の一曲です。あなたにこの曲と一緒に穏やかな午後が訪れますように。素敵な週末にしてくださいね…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です