今日はAaron Goldberg ピアノトリオのアルバムの中からのお届けです。アメリカで現代を代表するジャズピアニストとして素晴らしい演奏活動を繰り広げているミュージシャンですが、なかなか日本でのライブはなく、ニューヨーク辺りに旅行に行く事があったらまず彼のライブに行きたい、、是非彼の生でのピアノを聴きたい、と思っています。とはいえ、こうしてインターネットの普及のおかげでライブ映像も観て楽しむ事ができるのはあらためて凄いことだなぁと思いますね。彼のピアノは、マッコイタイナーを思わせる芯の強さと美しさを備えたピアノの響きそしてアプローチで、コンテンポラリーでありながらモダン、テクニカルな面の素晴らしさは当然の事、アルバムは楽曲の流れと共に物語を紡いでいくようなストーリーを感じます。今回お届けの曲は、アルバムAt the Edge of the World から『Luaty 』。Aaron のオリジナル曲です。このアルバムでのメンバーは、Matt Penman (b )、Leon Parker (ds )。彼の中では一番新しいアルバムですが、今までのアルバムとはまた違う感動を与えてくれます。秋の夜長、読書を楽しむ感覚でAaron のアルバムのストーリーを追いかけるように聴きいるのも素敵なひとときです。穏やかな夜をあなたに…。