BOLERO を聴きながら…。

日中はまだまだ太陽が眩しく、暑さは厳しい中ですが、やはり夜は秋の風を感じるようになってきました。夏の疲れも出る時、しっかり睡眠をとって身体を休めてあげて下さいね。秋の夜風を感じながら読書をしたり、ゆっくりと音楽を聴いたりしていると、四季のある日本の素晴らしさをあらためて感じます。夏の夜と比べると、なんとなく淋しさと切なさとが合わさって感傷的になる季節ですが…私は、この理由のない淋しさ切なさ、哀しさ、こういう感覚の世界に存在する美のようなものに何処か惹かれてしまうのです。ナルシシズムという感覚の一種なのでしょうか。こんな感覚こそ大切にしたいと思うのです。。 と、そんな事を想いながら今日はこの曲をお届けします。M.Ravel 作曲のBOLERO 。言うまでもなくクラシック音楽の中でもかなり有名な曲ですね。オーケストラの素晴らしさも感動的ですが、この押尾コータローさんのアコースティックギターソロのBOLERO も聴き入ってしまう、、本当に一人で演奏してるの?と思ってしまう位の音の厚み、ダイナミクス、素晴らしくて、初めて聴いた時は鳥肌がたちました。寧ろ、夜静かに一人で今の季節に聴くならコータローさんのBOLERO …。この曲の特徴は、あまりにも単調であまりにも長い…。そんな名曲です。この単調さの中の小さな音の変化が私は好きです。さらにそれに加えてコータローさんの繊細な弦の音色、演奏の展開がたまらなく好きです。今宵はあなたも押尾コータローさんのギターの音色に酔いしれてくださいね。素敵な秋の夜になりますように…。

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