いつも定期的に読んでいる音楽雑誌の今回の特集は日本の重鎮であり今もなお新たな挑戦を続けるギタリストChar でした。私は中学生の時に知ったのですが、まあ当時子供の私にとってはかっこいい!という感動、、(因みにもうひとりは渡辺香津美ですが、、)しかなく、いかに素晴らしいアーティストかという事を知るのは本格的に作曲法を学んだりジャズ理論を学び始めた高校生の頃でした。インタヴュー記事を読むと、こんなカッコいいおじさまなのにギター愛、音楽愛の塊の様な人なんだな…とつくづく思います。こんな頂点に登り詰めているにも関わらず「上手くなりたいんだよ、まだ…」なんて言ってしまう。日常、ピアノを演奏していてそこでお客様に聴いてもらえている私の環境、Char がこのセリフを言うのであれば私はその100倍位もっと練習しなくちゃなあ。。と思ってしまいました。あらためてプロ精神と音楽に対する愛を感じながら、彼の言葉を噛み締めています。ギターという楽器を、素晴らしく綺麗な音も出るんだ。でもこんなに荒々しい音も出るんだ。めちゃくちゃやんちゃな楽器なんだよ。と表現していますが、これは楽器というもの全てに当てはまる、当然ピアノにも当てはまるのです。久しぶりにChar の情報を知り、懐かしい曲を見つけました。一昨年のフェスの音源ですが、声も若い頃と全く変わっていない。ギターアプローチはJeff Beck を思わせる(実際にJeff の影響をすごく受けたらしい)世界観。やんちゃでカッコいい大人ってこういう人だな…と思ってしまいました。今日お届けする曲は『Shinin’ You Shinin‘Day 』。このフェスでは布袋寅泰がゲスト参加しています。バックミュージシャンも日本を代表する素晴らしいミュージシャンの方々です。まあ、理屈は抜きにしてとにかくhappyにしてくれる名曲。こんなhappyな曲であなたにとっての9月もアグレッシブにスタートしますように…!