いよいよ夏本番の季節がやってきました。世間では、まだまだ終わりの見えないコロナ禍やオリンピック開催についてやらで荒れている状況です。私自身も、この状況の中でのオリンピック開催についてはずっと疑問ではあり、このギリギリの段階ではオリンピックに携わる音楽家の呆れた過去の不祥事には言葉もでない…。いったい何のためのイベントなのか…と、オリンピック開催反対派としてはどうしても沢山の愚痴が出てしまいます。とはいえ、オリンピックには関係なく楽しい夏がやってきました。私自身、音楽を聴いて頂く側の人間として、やはり『音楽』というものはいろんな意味で強い力を与えてくれたり、暗い気持ちを忘れさせてくれたり、疲れた心をそっと癒してくれたり、全て聴く人達皆平等にhappy になるものでなければいけないと思っています。いつも演奏する時はそれを一番に思いながら私自身、happy な気持ちでピアノに向かいます。前に出した呆れた音楽家の曲をオリンピックで使わない…と判断した事は正しいことと思います。心の底から同じ音楽を職業にさせて頂いている人間として怒りを覚えます。もし、私の小さな活動の中でも、私なりに音楽のピュアな素晴らしさを演奏で伝えていくことができたらと思っています。さあ、気分を変えて今日お贈りさせて頂きます曲は、SERGIO MENDESアレンジ のMAGALENHA。もともとブラジル音楽の素朴で野性的なスタイルですが、S.MENDES の手に掛かるとすごくカッコいいダンスミュージックになって、太陽の光いっぱい浴びながら海沿いをドライブしたくなる気分ですよ。happy な夏の始まりに私から心を込めて元気いっぱいのこの曲をあなたに贈ります。Enjoy Happy Summer !