月…というのは毎日様々な形を魅せてくれます。満月もあれば三日月等、少しずつかけていく動きも自然の中に生かされている事を教えてくれる素敵なアプローチですね。太陽と比べると『月』はなんとなく冷たさを感じる星ですが、その冷たさ、刹那的な想い…冷たい音、去っていく時間の速度、美しさと寂しさを感じます。哀しさ、寂しさをわかっている人は美しい…ちょっと詩的な表現ですが、そんなふうに思います。そして、この曲は月と孤独が似合う…。坂本龍一氏のAmore (愛)。オーケストラと共演の作品もありますが、この坂本龍一氏のピアノヴァージョン、本当に美しい世界観です。静かな夜に三日月が空から降りてくる…そんな想いになります。あなたに贈ります。素敵なひとときを…。